私を抱き締めながら、
Nさんが呟く。


『ぁ〜、
なんかすごく久しぶりのような気がする。』



『BBQの時会ったじゃないの。
ま、イチャイチャは出来なかったけど(^^;)』


『4日しか経ってないのかぁ…』



『あの時、
何気に隣に座っちゃったけどね。』


『うん、だから二人がけの椅子を出したんだ
(^^;)』



『えっ?
わざとなの?(;・д・)』



『ちょうど二人がけのがあったからさ。
コレコレ! と思って。』




こっそり、そんなことを考えてたのね。

確信犯め…( ̄∇ ̄)






Nさんの手が、
胸元に伸びてきた。



『あれ? 硬い!』



『もう歳だから、化石化してんのよ。』



『それは仕方ないな( ̄∇ ̄)』


胸ポケットに入れたkeyの上から
モソモソと触ってる。



『今日は化石でガマンしとく( ̄∇ ̄)』




そのうち本当に化石みたくなっちゃうと思うけど、

それでも私を抱き締めてくれる?