『荷物は、オレのリュックに全部入れてくから、ぷくぷくさんは手ぶらで行って!』


自転車初心者の私を気遣ってくれてる。



『自分の荷物くらい背負えるよ。』


Nさんに、
切り替えの操作のしかた、

ラクに走れるコツなど教わる。


ヘルメットも満足に被れない私。



Nさんは、
子供にしてあげるように
私のヘルメットを締めてくれている。



『よし、これでOK』




切り替えのやり方もおぼつかないのに、
フラフラしながら出発。




いきなり急な登り坂。

そりゃそうよね。
高速道路まで上るんだもの。


はじめは必死で
周りを見る余裕もない(´-ω-`)


だんだん調子が出て来て、
ふと目をやると、

瀬戸内の多島美が広がってとてもキレイ。


『わ〜、
この景色が見たかったの(^^)』





『まだ行ける?』


『うん、大丈夫。』


『少し島を散策してみよう。』




海を眺めながらのサイクリングは、
とっても贅沢な気分。


お昼は、
七輪で貝など焼いて食べた。





『Nさん、今度また自転車で来たい!』


『いいよ(^-^)』



『次は、
もっと先の島まで行くわ。』