『あなた』という、やすらぎに包まれて

『次に会えるのは〜、ぷくぷくさんの誕生日かな？


…てことは、今の年齢のぷくぷくさんは今日が最後？』




『あ、ホントだ！

じゃあ　よぉく見といた方がいいよ！
１コ歳を取るとシワが増えるから(￣∇￣)』




　
そんなことを言いながら、
昨夜は帰路についた。




昨年の誕生日には、
温泉で一泊した。




それがとても楽しかったから、
毎年誕生日にはお泊まりしようと決めてたけれど、

まだ　コロナコロナ言ってるし、


今年は日帰りでお出かけの予定。



と言いながら、
またいつもの場所になっちゃったりして。笑




来週の誕生日が、
実はとっても待ち遠しい。

今日は梅雨の晴れ間。

いつもの待ち合わせ場所で
ピックアップしてもらう。



あんなに雨続きだったのに、
Ｎさんの愛車は今日もピカピカだ。



『雨も上がったし、
行きたい所があれば連れてくよ！』



『ううん、いつもの所がいい。
お疲れでしょ？
私もゆっくりしたいし(^-^)』



連日残業が続いてるＮさんに無理はさせられないから、

のんびりお昼寝コースにしよう。





しかし、残念…
行きつけのうどん屋さんは臨時休業。



スーパーで食料を買い込みホテルに向かった。




テレビや動画を見ながら
ただゴロゴロとする。



くすぐられたり、ギュッとされたり、
笑い転げたり。





ふたりで居ることが楽しいのだから、

他には何にもいらない。





Ｎさんがアラームをセットすると、
お昼寝タイムの始まり。



彼の腕枕に頭を預けて
フトコロに潜り込むと、

急に頭の上でイビキ。



（なぁに？　わざとらしい…笑）



寝たフリかと思った。


普段イビキなどかかないのに、
どうやらそうとうお疲れのようだね。



Ｎさんが目を覚まさないように
ジッと動かずにいたら、

そのうち眠りにオチてた。