なかなかデートが出来なくて、
会うのは仕事帰りのわずかな時間。
いつもの場所で待ち合わせして、
Nさんの車に乗り込んでお喋りをする。
『ね〜聞いて! 今日の一大事(;・д・)』
『なに?(^^;)』
『私の大好きな菓子パンのお店が、事業縮小するんだって(´-ω-`)』
『そりゃ大ごとだね( ̄∇ ̄)
死活問題だ。』
ひと通りお喋りしたら、
『静かにして』
と言わんばかりに私の唇は塞がれる。
Nさんの手が私の体を撫で始める。
今日は被るワンピースだから、
胸もとに手が入らない。
Nさんの手は入り口を探してウロウロ。
諦めて下の方に手を這わせた。
ワンピースの裾から侵入する彼の手。
『なんか、探し物?』
『うん、
今日はなかなか見つからなくてね。』
『じゃ、私も一緒に探したげる。』
私も、
Nさんの太股あたりに手を這わせた。
明後日は久しぶりのデート。
明日、仕事頑張ろ。