米商務省は21日、安全保障上のリスクが高い外国企業のリストに、次世代スーパーコンピューター開発を手掛ける中国の大手企業5社を追加すると発表した。米企業との取引を事実上禁じる。

 20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に際して行われる米中首脳会談を前に、中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)制裁に続く新たな強硬策を打ち出した形で、先端技術をめぐる米中の覇権争いは一層激化しそうだ