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FE白夜闇夜考察と感想諸々。

リョウマさんが溶鉱炉に親指立てて沈んでくシーンは最高でした。
※この記事にはネタバレと言葉の刃が少量含まれております。
※ちょっとだけ身内の話が出ます。



白夜側も闇夜側も両方クリアしましたがストーリーに関しては心が真っ黒になるとしか言い様がありません。今の所。
物語の核心を両作共、意図的に伏せられていると感じたからです。
多分、本当の、真実に繋がるテキストは三番目の運命の分岐点にあるのではないでしょうか。
しかも白夜側でないと知り得ない伏線のようなもの、闇夜側でないと知り得ない伏線のようなものがあり非常に難解に思えます。
片方だけプレイして物語を結論付けるには早過ぎる。
ではこれは完全版商法だ!とそう言われればそうかもしれないんですけど、タイトルを分けて、ストーリーを分けたからにはもっと重大な意図とメッセージがあると思うんです。
ポケモンより完全版商法じゃありませんよ。そもそも公式サイトをちゃんと読めば理解できると思うんですが。お金の話は横に置いといて。
主人公、我々が付く国が白夜と闇夜二つに分かれる事の意味はマークスの「正義など、無い...」に集約されていると思います。
FEは戦記モノで、基本母国につきます。敵国は、滅ぼす悪の源はただ一つなのです。
しかし闇夜白夜では悪の源は両ルート出てきませんでした。悲劇と戦を生み出した悪は、現れない儘だったのです。
この件に関してリリスをめちゃくちゃ怪しんでいたのですがここで非礼を詫びたい。まだ疑って居ますが。
信仰する神的な何かに対しても名前しか出てこないんですよね。
話が逸れました。闇夜白夜、どちらの結末を選んでも掌で踊らされた儘、まだ夜は空けていません。
もうこれは第三の分岐点に委ねるしかないのです。
闇夜白夜どちらのストーリーも未完なんですよ。
で、そう、タイトルを分けた理由がマークス兄さんの台詞にあると書きましたが、ドラえもんの名台詞で戦争なんてどっちも正しいと思って戦ってる。的な台詞があります。
正にそれだと思います。どちらの陣営も自分達の信念があって、引けない理由があって、守りたいモノがあって、それでも誰かの掌の上で争わざるえない。
嫌でも戦わなきゃいけない。時には自己の憎しみに負けたり、無関係な者達を巻き込んで殺さなきゃならない。
まあまあ簡単に言うとドラゲナイですよ。戦争に正義は無いけど、正義という免罪符が無いと戦えない時もある。
うーん、攻め入る側、攻められる側、どちらにも信念があるんですよーって事をしたかったんじゃないかな。タイトル分けたのは。
片方だけしか今まで見ていなかったけど。
あと純粋に、ifと言う言葉を多用する人間としてどちらのルートも、つかなかった陣営のキャラが死ぬ事を考えるに、どちらかを選べばどちらかが必ず死ぬというパラドックスを作りたかったんじゃないかな。
苦しいけど心が真っ黒になるけどそういう選択突きつけられるのは想定内だったし、とても好き。
ifってそういう意味が込められてると思うし、そういう意味だと思ってる
三番目の希望を信じてるし。皆殺しルートになるかもだけど。

カムイに対して、どちらの陣営についても責められるし虐められるしで途中でキレなかった辺りぐう聖だと思った。
こいつらきょうだい主人公の事ギャルゲみたいに好きなのは良いけど主人公に重荷乗せすぎだろ...って。
ルートによって主人公の思想が変わるの楽しいと思いました。基本暗いというか碇シンジみたいに煮え切らない奴ですが。
逃げなかったの偉いよ。シンジ君は逃げてるしね...。いやもう本当それくらい周囲の人間が主人公好き過ぎるだけど重圧かけてくるのよ。
どちらのルートも「甘いと言われようが他人を信じる」そこが揺るがなかったのはマイユニの個性であり核心の部分なのだろうか。
いやわかりません。

さて、したくはないが完全版商法の話をしようじゃないか。
好きな事には幾らでも金掛けれる。はい、終わり。
嫌なら買わなきゃ良いしやんなきゃ良い。買わずとして文句は垂れない方が良い。
あと追加コンテンツ商法余り否定しないでほしい。それに全てを掛けて祈るしかない人も居るんだよ。
(あとでその件についてはじっっっくりお話しましょうね。ここではない場所で。逃がさないからね:私信)

あと何かあった気がする...
そうだゲームシステムの話。
烈火が発売した頃にバリガン、イリア出身だしペガサスナイトだったらいいねって話した事があります。
バリガンとはエレブ大陸の伝承に出てくる八人の英雄のうち槍使いの騎士です。男です。たぶん。
男のペガサスナイトとか当時アリエナーイみたいな感じで話していたので実装がとても嬉しい。どうだまいったか(私信)
和風なFEもやってみたいね、とか幼女じゃないマムクート(烈火の頃の話なので当時は1人を除いてみんな幼女マムクートだった。そしてこの話のオチは必ずその1人、バヌトュに着地する)もいたら良いとか、寧ろ主人公がマムクートだと楽しそうとかそんなとりとめもない無責任な話が現実になっていてさりげなく嬉しいです。

色々な試みやifと言うサブタイトルの意味が色々散りばめられている今作、結構異色だと思うけど、私はすきです。
ストーリーに関しては二つの夜を抜けた先に朝が来ると信じて、まだ感想は書けないけれど。
そう、そうなの、白夜も明かるくても
言うても夜なのよ。まだ夜を抜けてないの、私達。
ifに関して些か察しが悪いと思うからかいとくと、コザキユースケ氏はキャラの引き出しが少ない訳ではないよ?
意図的ですよ。あれは。それも含めてifなのよ。タブンネ。ついでに言うとあの選出は前作のロード2人以外の公式の人気投票のno.1-4ね。
追加コンテンツ、やろう。

オリジナル短編

シリーズものの一遍。最初の最初。
テスト投稿。
続き書く予定はありませんが、お声がありましたら書くかもしれません。


『平探偵事務所の怪異 ―蠱毒―』

 昔、蟷螂の玉子を拾った。
 缶の中に『宝物』としてまったが、直ぐに忘れてしまった。
 ふとある日、『宝物』の存在に気付いて缶を開けたら、
 そこには――――。




 麗らかな春の日差しが、この『平探偵事務所』に入って来る。大通りより少し離れた横路にあるテナントビルの二階に、私は事務所を開いていた。
 一階は不動産会社で、三階は私の自宅がある。年季の入ったくたびれたビルだが、親から譲り受けた大切な物件。
 そこで私は今日も雑務に追われ、書類に占拠された机で頭を抱えているのだった。
 その殆どが前回や前々回で使った仕事の資料。デジタル処理が定番が、この時代。どうにもデータ資料の管理能力と言う物が信用出来ず、未だにアナログにファイリングしている。
 お陰でこの紙の山と、面倒臭い整理。本棚を圧迫する資料達と言う訳だ。
 パソコン導入も考えなければならないが、私はやっぱりデータ媒体は信用出来ない。まだ二十代であるが、他の同年代の様に時代の波には乗れていない。携帯電話も満足に扱えないのだから。
 それにしても。と、私はちらりと応接間の方に目をやる。
 古く少し汚れた臙脂色の長椅子からはみ出ている、少年特有の筋肉のついて居ない、白く細い足。その足は靴下と焦げ茶色いローファーに包まれ、守られていた。
 建物の中だと言うのに、薄茶色いキャスケット帽を被った少年が、接客様の長椅子に寝転がっている。
 この探偵事務所の助手である。

「鬼道丸君、鬼道丸君」

 名前を読んでも微動だにしない。表情までここから確認出来ないが、寝ているのだろうか。

「ねえ、鬼道丸く…」

「その名前。嫌いなんで呼ぶの止めてくれます?ご主人様からコニーちゃんでお願いします」

 発せられたのは、子供らしからぬ氷の様に冷えきった声音。変声期前の少年のその口調は、敬語ではあるが敬う気は全く感じられなかった。
 あと冗談だか本気だか、微妙に解りにくい事を言うのは止めて欲しい。何時だって彼は上から目線で私は抗えないのだ。
 元服も行かぬ見た目の少年相手に、何も言い返せず何も出来ない自分の弱さを恨みつつ、私はめげずに口を開く。

「この資料整理手伝ってくれるかな。処理が大変で、大変で…」

「好きでやってるんだと思ってました。探偵さんMだから。面倒な事、大好きでしょう?」

 起き上がり私を見る目は実に冷えきっていた。どこからどこまで無愛想で、見た目だけは愛らしい少年である。が、同年代の少年らしさは全くと言って良い程、感じられない。

「いや!確かにアナログ作業を愛して止まないけど、私は断じてMでは無いよ!!パソコンが苦手なだけだよ!!」

「まあ、どっちにしろ好きでやってる仕事でしょう。頑張って下さい」

 そう言って鬼道丸君はもう一度、長椅子の上に寝そべった。私を省みもしない。
 そもそも君は一応『助手』だろう!その地位に居るのなら、私の手助けをしてくれたって良い筈だ。
 助手と云う字を辞書でひかせてやろうと思い、私は溜息を吐く。舌戦では彼に勝てない。
 彼は本気で私を奴隷か何かだと思っているのだろうか。そしてこんな子供を側に置いている自分の人の良さ、というか愚かさには呆れる。

 と、ピンポンと云うテンプレートな音をした、事務所のインターフォンが鳴る音が響く。私の仕事は終わってないが、どうやら新しい仕事が舞い込んできたらしい。
 これで飯を食っていると、解っているが思わず深い溜息を吐く。
 再度ソファーから起き上がった鬼道丸君が、私を見て「仕事ですよ」と、口の端を吊り上げながら言った。

洒落怖コピペ

事故から生還した甥

小学校低学年の甥っ子の体験談。
母親と一緒に交通事故に遭い、母親は死亡。
甥っ子も一時期意識不明の重体だったが、目がさめてからおかしなことを言った。
「○ケモンのサブウェイ○スターが連れて帰ってくれた」だと。
甥っ子が言うには、
駅のホームで母親と手を繋いでベンチに座っていたら、電車がやってきて甥っ子だけ乗せてくれたらしい。
母親は「行くな!」と、恐ろしい顔で甥っ子を電車から引きずり出そうとしたが、車掌みたいな白い制服と黒い制服の男二人(甥っ子いわくサブウェイ○スター)が助けてくれたそうだ。
電車がどんどん加速していったところで目がさめたらしい。
甥っ子は今でも「一緒にいなかったからお母さんが怒ってるのかな」と気にしている。
電車系の話だと、猿夢とかきさらぎ駅が印象的だったんで、こういうのもあるんだなと思った。

ポケモンネタだったのでコピペしてみました。
『つきのみや』とかも電車系でしたね。フラッシュになるけど『なつみstep』とかも。
電車は産業革命以降の新しいものです。それが彼岸や異界に繋がる話が多いと言うのがちょっと不思議です。
幽霊列車の奇談は明治にもあるらしいです。それは狸や狢が化けたものと言うオチのでしたが。

全く関係ありませんが、ポケモン牧場みたいな手持ちポケモンとモエモエ出来るゲームは開発しないんでせうか。

ゼクトバッハ マシノワキャスト メモ

マルクト  花澤香菜
ギジリ  子安武人
クカル  立花慎之介
ルエリシア  沢城みゆき
ミサクヤ  桑島法子
イド  阪口周平
イサゴ  大原さやか



子安wwwwwwwwwwww
ある意味予想通りだバカヤロー!!冗談はブラジャス双子だけにしろよ!!
リアルで呻いたわ!!!
ルエリシアのイメージとセクサリスって似てるとか思ってたら、まさかのみゆきち被り本当に有難う御座います。シスも居るしね!!
桑島女史が嬉し過ぎる。
音ゲードラマCD組はDJゼクトバッハ含めてベイブレードしたらええんちゃう??

冬の星座の話

これの続き。
三年の時を越えて…!!
今だからこそ(笑)
一人称と口調は脳内変換すると良いです。
相変わらずものっそいSHの影響受けてる。




「ベテルギウスは死の運命に捕らえられている」

 身を切る寒さの中、満天の星空を仰ぎ見て呟く。その横顔はどこか寂しいものだった。

「ベテルギウス?」

「オリオンのα星さ、ほら、あれ」

 オリオン…。ずっと昔、大切な人とそんな話をした気がする。
 相変わらず私には意味のある点には見えない。私は星屑では無く、地上に生きる炎[ヒカリ]をずっと見て来たから。

「近い将来、超新星(スーパーノヴァ)を起こしバーストする。生命を殺す光を放ちながら」

 頭に過ぎるのは死の運命に逃げずに真っ向から挑んだ人の姿。
 戦い、驕り、そして朽ちていったあの人の姿。
 私の表情に気付いたのか、哀れむような視線を向けた。

「その喪失は辛いかい?なら、それは君にとって意味のあるものだ」

 囁き、語りかけるかのような優しい声。

「…ねえ、君。意味の無い事なんて無いのだよ。その喪失も悲しみも全ては君のもの。慈しい感謝なのだから、否定してはいけない。一番の悪しきは心の闇を見ず、自らの業を否定し、逃げる事。解るかい?喪失[ロスト]からは逃げられない。受け入れるんだ。その喪失を。生きている意味を答えられないのは罪だよ」

「解ってる。逃げていてはいけない。オリオンの様に」

 あの日語った神話が頭を過ぎる。あの人はもう逃げないと言った。

「…あの人がベテルギウスなら、君はアンタレスだ」

 星空を眺めたまま微笑み、呟く。

「次から次へと、詳しいのですね。して、アンタレスとは?」

「星ばかり眺めていたから。蠍座のα星さ、それもまた近い未来、超新星の可能性を持っている」

「…運命かしら」

「そうかもしれない」

 だってあの人を迎え打ち、トドメを刺したのは紛れもない私なのだから。
 ずっと追っていた。その背に向けて。
 二度と巡り合えないとしても、その事実は幸せなものだった。

「次は一緒に流星群を見よう。きっと綺麗だよ。お話も沢山してあげる」

「違う方角を見るとか、失態は止めて下さいね」

「そんな事しないよ」

「ねえ、貴方。私がアンタレスなら貴方は何?」

「冥王星」

「どうして」

「惑星ですらなくなった半端者。野望は果て、零落し、屋根裏で死の幻想を魅せる事しか出来なくなった哀れな冥王さ」

「そう。ふふ、やっぱり運命かしら」

「そうだね」



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