2024-4-24 12:12

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2016-9-14 21:21

慰みの雨

交錯する感情
噛み合わないまま
進む物語に
青き空
重く垂れこめる

笑って、と腕の中で君
僕だけでもと無理やりに
嘘笑い
浮ついて、愛
儚くて、夢微睡み

醒める

孤独の涙
流したまま

見上げれば曇天
またひとりきりの空
あの青よりはまだ
心の哀しみよりはまだ
マシだと
そうして唾を吐く
慰みの雨
降り注ぐなか
待ち続ける
明日を編むだれかを
君以外の愛を
2015-6-12 22:17

天空恋慕

伸び上がる
空
稀釈された空気
に
喘ぐ夜
は
貴方に会える
から
ああ美しき星ですね
いつかその温度を青色に変えて
私と一緒に
いてくれませんか
と。
泣きながら返答はなく
翌日になってもなく
ただ少しづつ光
が
変わっていくこと
が
全てでした
さいごまでいっしょにいます
わたしひるまは同じ色
夜にはあなたがために
全てを空け渡して
真っ黒になるのです
嫌わないで下さいね
どうか
日増しに光りはかがやき
さいごにはわたしを包み込んだ
ああたったこれだけのひかり
それでもわたしは護れるか
わたしは泣きながら頷いた
たった小さな恋だった
2015-6-12 22:01

空中浮遊

ブランコのように揺れながらここにいたけど貴方が押してくれなきゃうまくいきません。
ねえほらわたし回転だって出来るんだから
くるくるくるり
戻って始発駅
くるり
ただ気が付いた
あなたがいない
そのとき
終着点
1日のおわりは
世界のおわりに
そしてはじまる
涙のはじまり
洪水になって
何もかもが無くなる
ときが全てのおわり
ただ私だけがいる

虚無。
2015-6-12 21:48

涙の褥には

さあ、汽笛と共に
踏み出した道は荒く
時に頭を垂れ
涙せよと
全てはお前に言うかも知れないが
いいのだよ
全てを私は
みているからね
そして抱き寄せた時には
獰猛な姿で
全てを喰い荒すかわりに
わたしは、。
2015-6-10 03:59

反転世界

肺呼吸と深呼吸の違いが
時々わからなくなるほど
あなたが。
そう簡単じゃない
学校に行ってるあの時が
ああ！
わたしにははんたいの世界
逆転して
帰り着く
そこは
大好きな香水の香りがした
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