悪女ぶる

- 日常 -
2017'8.29 Tue 20:32



キラキラバカも根暗クズも。

久々に日常です。

前回ちらっと書いた方のお話。
長くなります。




前置き。
彼に出会って、
わたしはクズになりました。(元々か)
悪女になりました。(前から言われてますね)
特殊能力が発動しました。(久々にできました)



今後お互いに(?)狂っていけそうな実話です笑





前回書いた方…、
あーちゃんの飲み会で知り合った方、
お名前は、りたくん(仮名)。

同い年で、
ジャンルは違うけれど同じ職種で、
独特な世界観をもっていて、
芸術的センスがあって、
思い込み激しくて、
正直で、
簡単に言うと変人です(褒め言葉)





あーちゃんとわたしは高校時代に知り合ったのですが、
地元に帰省して二人で飲んでいるとき、
あーちゃんの小学生のときの友だちから、
みんなで飲もうよ、と連絡がありました。


それが出会いのきっかけです。


知らない人と関わるのは苦手ではないので、
いいよ、と返事をして会うことに。
ここでは男の人が2人だったのですが、
あとから、もう2人合流するよ、
と聞かされました。


そして合流した2人のうちの1人が、りたくん。




わたしのあだ名は、
あまり可愛くないのですが、
りたくんと会った瞬間、
「なんだ、ごついあだ名を聞いていたから
どんな子だろうって思っていたけれど、
美人じゃないか」
と言われました。


すごく嬉しかったのですが、
挨拶もなしに、
それも初対面で、
そんなことを言ってくる同級生がいることに
びっくりでした。


そして、話してたら
同じ職種だということがわかり、
意気投合。

連絡先を交換して、
その日は解散しました。
(※朝5時解散でした)





次の日(同日?)に、仕事のことを教えて!
と言われたので、
わたしで良ければ、と返事をして、
丁度お祭りがやっていたので、
お祭りをふらつきながら1時間くらい教えて、
解散。



その後「ありがとう!」
とラインがきて、
電話がかかってきました。

出られなかったので折り返すと、
「今日、君の家泊まってもいい?」
と聞かれました。

頭の中はハテナでいっぱいでした。
ですが、
なぜか「いいよ!」
と返事していました。


次の日で、最後の夏休みでした。


りたくんと一緒に地元を離れ、
わたしの家に2人で帰りました。


その後家に着いて、
仕事について話したり、
軽いスキンシップをとったり…、
付き合ってない方とのスキンシップは
好きではないのですが、
何故か、りたくんに触られるのは
嫌ではありませんでした。

気がついたら一緒に寝ていて、
次の日の朝は抱き合っていました。




わたしが今住んでいるところと、
りたくんが今住んでいるところは、
電車で一時間くらいなので、
近くも遠くもないです。

りたくんのお家に行ったり、
わたしの家に来てくれたり…、
夏休みがあけたあとも、
しばらく、ずっと一緒にいました。






そして、前回のタイトルのお話。


前回タイトルにした「ファムファタール」とは、
フランス語で
「(男にとっての)運命の女」
という意味。

しかしここには、
「男を破滅される魔性の女」
という意味も含まれているそうです。




そんなこんなで、
りたくんに、
「君は俺にとってのファムファタールなんだよ」
と言われました。


「愛してるじゃ足りない、
好きなんて言葉じゃチープすぎる。
彼女なんてくだらない表現は違う、
友だちではない。
つまり、
君は俺のファムファタールなんだよ」


出会ったばかりなのに、


「君に溺れて、
俺は破滅していくんだ!」


って、
笑顔で、嬉しそうに、楽しそうに、
でも不安そうに言うから、


「破滅なんてさせないよ。
でも、怖いなら逃げなよ」


なんて、悪女ぶって、抱きしめました。



「君は本当に完璧なファムファタールだよ。
ここでキスしたら、
俺は君と契約することになる。
きっと君から離れられなくなるんだ」


って言いながら、
本当に震えている手で、
優しくわたしの頭を撫でて、
震えている唇が触れました。
契約成立?


彼は運命の魔性の女(自覚なし)と
出会って4日目にして、
正式に契約を交わしました。



が。





わたしの方が溺れそうです。



どうしてくれる。



今後に期待です笑









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