意図せず

あーあいつの間にかオタ君のこと大好きだけど大丈夫かなこれ
本当にただ、可愛く思われたいなとか好きだなって単純に思ってれば思ってるほど上手くいく
どうせ居なくなるからとか、浮気されないようにとか、考えるだけ拗れていく
単純に素直に好きだーって思ってると自然と優しくなれるし仲良くできる
先月のバレンタインに思い溢れて私から「結婚を前提にしたお付き合い」を申し出たところ快諾して頂けました
前々からオタ君はそういうことを匂わせてはいたけど私は頑なに「誰かのお世話はもうしたくない、結婚願望はない」と拒否していたので話は平行線だったのだけど
なんかやっぱり私オタ君が好きだなと実感してしまって少しでも二人で居られる未来があるならそれにかけてみたくなった
でも拒否しているのは私だから私から話を進めなきゃいけない、と思ってバレンタインに告白したわけで
なんかオタ君は大いに喜ぶわけでもなんでもなくいつものように笑顔で、何言ってんの当たり前じゃん、と言わんばかりだった
快諾を得たからと言って私の人間不信がすぐ直るわけもなく、その後もこの人もいつかは浮気するんだろうなぁ男だもんなという思いで切羽詰まったりしたけど
オタ君はなだめるように私に「俺は浮気するくらいなら別れるよ」と少し冷酷な一面を見せました
仕事上手くいってる時はオタ君めっちゃ頼りになるんだけどねぇ、ニートしてるとクズなんだよな
好きな人だからと言ってもダメなとこもたくさんある
もちろん私もたくさんオタ君に迷惑をかけている、元メンヘラなんだからそりゃもう拗らせてるよ
だけどオタ君はもう覚悟してるから受け止めるんだって言ってましたわ
だから私もそれを見習わなきゃなーと
まだ全然、結婚のことについて進めてはいないけど、別に焦ってはいない
子供も、欲しいけど、授かれなかったらそれはそれで、
私はとにかくオタ君の隣でパートナーしてたいんだよ
もちろん欲情されたいし可愛いって言われたいしまだまだ恋人でいたいけど
親友みたいな関係も望んでる
まぁあれこれ考えるだけ無駄なんだけど
とにかく素直でいたい、君の前でくらい、素直に生きたいな、そう思わせてくれる、いい男だよオタ君は。