馬鹿

薄っぺらい人ほど生きやすい世の中だ
単純な人ほど人生は豊かだ
まさにそれになろうとしている私
心の半分に蓋をして見えなくすれば薄汚い人混みの中でも息ができる
こだわりも信念も正義すらもはたから見ればただの頑固
分かってくれるのは極わずかで友達すら危うい
人生は自己満足とはまさに
楽しいことは楽しい 苦しいことは苦しい
自分で考えて自分が行動する
私の命は私が自由に使うの
ちょっと前なら
私の命なんだからいつ終わらせてもいい、とか
死にたいのに死ねない、とか
消えることばかりに囚われてたけど
今はどう使って生きるかを考えている
自分を騙しても感じる気持ちは同じだから、それは騙しようのない事実だから
回りくどい言い訳よりも気持ちに素直に従えば楽になる
理由なんかは後付けで、むしろ考えなくていい
楽しけりゃ笑って悲しけりゃ泣く
なんでそう感じたのか、なんてどうでもいい
単純馬鹿になれれば
他の誰より生きやすいと思うんだ