不完全な白

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自我

自我を殺すことが上手くできたら、そりゃ楽だろうよ。
でも出来なくて、足掻いて、突き落とされて、自我が無くなっていくことに不安を感じていた。
でもあの頃の私はもう居ないよ。
今は自我だってあるし、まぁどれがホントの自分なのか知らないけど取り敢えず人付き合いは出来るようになった。
愛想笑いだって前より上手くなった。
まだまだ未熟だけど話だって振れるようになった、と思ってる。
私らしさを探して取って付けてなんか違和感を覚えてまた探す。
そんなことを繰り返すようになった。
模索中です。
私らしさってなんだろう？
いくら探してもよくわからない。
だから他人の評価をとても欲しがっている。
気にしている。
自分てどんな人間？
教えて教えて。
自分で気付かなきゃいけないのに。
下衆で打たれ弱くてネガティブなのは解ってる。
それ以外にきっといいとこがあるはずなんだ。
誰かに評価されたくて、もがいてる。
あなたらしさを知れない私が、自分のことばかり気にしてるままじゃ駄目なことはわかる。
わかっててもできない。
わがままなんだろうなー。