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11/03

服を買いに行ってる時に、レンが仕切りに「痩せなよ」「妻は違ったな」「こういう人が好きだから、ああなってよ」と言うから、今の私が余程気に入らないと見て少しだけ無視してみた。
そしたらレンはキレて、無言で立ち去り、周りの人が注目するくらい大きな音で壁を殴った。
あんなことでキレるなんて思わなかったから、私は慌ててレンを追いかけて、トイレの前でお説教をくらった。
「お前は何様?俺の心を掴んでたいなら、俺の好みの女になるように努力しろよ。妻と比べてるのはお前が妻より劣ってるからだろ?俺は彼女になった女は歴代の彼女みんなと比べてるよ、妻なんかもっとひどかったと思うよ。第一お前は自分に自信がなさすぎる。なんのために生きてるの?自分が無さすぎる。俺はお前が少しでも楽しくなるように睡眠時間も削って、腰だって痛いのに歩いて、金も出して、服だって提案して、色んなことをお前のためを思ってやってるのに、お前のその態度はなんだ?俺になにをしてくれた?ここまでやってるのに無視はないだろ、お前はお姫様か?あり得ないよ。何か俺のために努力した?言ってみろよ、何もしてないだろ。こんな風にケンカして、買い物続けられると思う?もっとよく考えてから行動しろよ、ほんと頭悪いな。わがまますぎるにも程がある」
レンに言われたことはやっぱりどれも正しくて、何も言い返せなかった。
確かに私はわがままだったし、思い付きの浅はかな行動だった。
もう一度だけチャンスをもらって、「じゃあ暗い顔しないで」と言われ従い、その後は買い物を続けた。
涙が何度も出そうになったけど、涙なんか出してもしょうがないから必死で堪えた。
レンも普通の態度だったから、私も普通の態度にしようと必死にしたけど、上手く笑えてなかったかもしれない。




もう逃げたい。
自分は弱い。
誰かのために生きるのって辛いんだね。
全てを捧げるのって出来ないんだね。
ノイローゼになりそう。
レンとの未来なんて考えたくない。
逃れられないなら、死んで消えたい。
努力しても努力しても、私の思いやりなんて小さくて、全てが妥協の塊で、優柔不断だから提案も決定も曖昧で、自分なんかが誰かと生きるのは難しすぎる。
私なりに、レンに出来ることはしてたつもりなの、でもレンにはそれが伝わってなくて、そんな分からない努力なんて無いも同然だよ。
私何も出来てない、出来てない。
ばかじゃないの。
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