歌舞伎が仙台にやって来る!仙台で見れるなんて年二回位なんですよ、中車が歌舞伎の世界に入るのを応援して見始めたのでほとんど初心者です。スーツでご挨拶、前日入って楽天の試合5時間以上応援した十数人の団体で「日ハム帰れ!」とヤジも飛ばしたとか…。客席との質問のやりとりも楽しく、内容も勿論だが着物や背景などのビジュアルも楽しんで下さいと本当に歌舞伎を愛してもらいたい気持ちが現れている。「女車引」「仇ゆめ」では太夫に恋する狸になり踊りの師匠に化けて太夫に近づくが狸踊りになったり軽妙な足裁きやとぼけた表情など会場は爆笑の渦…化けの皮がはがれ袋叩きに会うが太夫に会いたい一心で…太夫も情にほだされ夫婦として膝枕して死んでゆく狸…イヤー泣いちゃいました。七之助の太夫の身のこなしの綺麗な事!お父さんはタイプの違う二人の素晴らしい歌舞伎役者を残した!兄弟力を合わせて若い底力は限り無く大輪の花を咲かしてくれると思った!伝統芸術の奥深さ豪華さ贅沢な時間たっぷり過ごしました、兄弟の歌舞伎に対するけなげさ…すっかりファンになりました!