心理士の先生に「ハチさんは何に困っていて病院に通っているんですか?」って訊かれて答えられなかった。自分でも何で通ってるのか分からないから。
私は昔から「病気でなければいけない」と思っている節がある。病気でなければ見てもらえない。病気でなければ生きてる価値がない。そんな感じ。好きで病気になったわけじゃない人にとっては本当に腹立たしい考え方だと思うけど、不思議とそういう思いが根っこの部分にある。
だから以前通ってた場所のカウンセリングで「あなたは元気になってますよ」って言われることが苦痛だった。焦った。「病まなきゃ」「元気になったら見放されてしまう」って。
何だろうね、この思考は。

今はもう「死にたい」とか「消えていなくなりたい」なんて考えていない。病む日もめっきり減った。ただ何をするでもなく1日を過ごす日が多くなって、ダラダラしてばかりいる。
そんな自分に嫌悪感を抱かず「暇だな、しんどい」ぐらいしか考えないまでに回復している。
回復しているんだ、明らかに。以前よりも全然安定している。
それが怖い。

でもこれから作業所の見学等していってどんどん就労に向けて進んでいく。その間にまた不安定の波が来るかもしれない。新しいことを始めるから。
どうなるかは分からないけれど。

先生にハッキリと「あなたはうつ病じゃない」「ADHDでもない」「"その傾向がある"っていうだけの人」って言われたとき、あぁどうしようって思ったもんな。半分安心感もあったけど。

こういう考え方も心理士の先生に一応は伝えた。
そしたら「人間は生への憧れと、死への憧れの両方を持っている(うろ覚え)」って教えてもらった。

元気になってみんなと同じように働きたいけど、どうなるかなぁ。
なるべくA型作業所に通いたい。今週2ヶ所見学に行ってくる。
来週は認定調査で役所の人が家に来るから、早めに片付けをしておかなければ。