「我々ライセンスも、ガキの使いの現場に来させていただくことになってもう12年になります。


僕たちは浜田さんに救われています。


東京に来てなかなか仕事もうまくいかず、せっかく頂いた仕事でも、結果に結びつけることができない自分たちの状況に僕は悩み、あるとき井本に、『ライセンスは解散しよう』と切り出しました。
二人で話して、会社にもこの日に報告しようと決めました。


浜田さんには井本から、解散します、と報告がいったと思います。
僕は当然、浜田さんが、『そうか』とおっしゃるものと思っておりましたが、井本から聞いた浜田さんの言葉は、『解散したらあかん。もうちょっとやれ』というものでした。


完全に自分たちに限界を感じていた僕にとってまさかの答えでした。


浜田さんは覚えていらっしゃらない一言と思いますが、その一言が、僕の気持ちの中に、まだ頑張れば可能性あるんじゃないか、あの大先輩がもうちょっとやれとおっしゃってくれている、コンビを続ける考えをもたらしてくれました。


おかげさまで、解散を踏みとどまり、なんとか今日までコンビとして仕事をさせていただいております。


浜田さんありがとうございます。




ライセンス藤原」