軽軽しい日記 体重は重いが


最終章 芸の道。恋の行方はケ.セラ.セラ 19
 2018.9.24 04:01

上野の不忍池畔にある 瑞祥寺(ずいしょうじ)の本堂に

十名以上 寝かされた怪我人たちがいました

そこへゲジマユと転倒少年 駆けつけて見れば

本堂真ん中辺りで 布団に入り 横になってる横転師匠を発見して 転倒少年 飛び付こうとするのを ゲジマユに制止されて

近くで 他の怪我人の手当てをしていた 小僧さんに 横転師匠の様子を聞けば

なんと 十二階崩落寸前に ある方がなんとか救いだしたものの

その前に 頭を強く打っていたため 意識朦朧とした中 ここまで 運び混まれたとのこと

何故 浅草ではなかったのかというと

ちょうど その時 火事の火の手が じゃんじゃん浅草を包み込み始めていて

とりあえず 近くにあった大八車で その人が連れて来たそうだとか

「怪我の状況はどうなんだぁー?」と大声をあげてしまったゲジマユに対して すぐ近くまでやって来ていた 住職が「これこれ ここは怪我人の眠るところ 騒ぐでない ちと庫裏へ」と促されて

二人 庫裏へ移動して 住職より 話を聞き

横転師匠 一時は意識を失い危ない状況だったこと
なんとか持ち直したこと
そしてここが一番 肝心なことと念を押されて
「命に別状はないが 今までのようには話すことができなくなっている」とのことに噺家である横転さんがぁと 二人ショックを受けるも

ここは亀の甲より年の甲 ゲジマユ 明るく 転倒少年に「まあ 命が無事だったことがまず第一だ それにあいつがそんなことくらいでへこたれるわけねえぜ」と励ましていると

先程の小僧さんが 「横転さん目をさましました」と伝えて来て。。。。あ









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