軽軽しい日記 体重は重いが


第四章 梅雨時だけど 満員御礼 7
 2018.2.16 04:00

梅雨のじとじと雨天を 吹っ飛ばすかのように

楽々座の「活弁大舞台 怪盗隼小僧対捕り物小町」の興行は

かなりの大にぎわい 

隼小僧と捕り物小町の 絶妙なる あくろばてっくな動きと

はたまた 横転師匠の 活弁が うまく 相乗効果をもたらせて

さらに 

隼小僧の 身軽な動きに愛らしい顔とかが どうも 口コミで拡がっては 美々ちゃん目当てのおっさん連中と 
転倒少年目当ての芸子さんや 近所のおかみさん連中が 

やいのやいのと 満員札止め状態が 

四日目辺りから 続いていて

楽々座では 

野々村 座頭 横転師匠らが 次の興行を 

「第2弾 隼小僧危うし 新たな敵が? その時 捕り物小町は?」なる台本を 二人して考えるほどの人気興行になっていました

その頃

楽々座より 程近い

大手の小屋 「古典落語協会」主催の 名人二人興行 なる催しをやっていたのだが

梅雨のじとじと雨天の如く こちらでは 閑古鳥が鳴いてる始末

挙げ句の果てに 二人の名人の一人 大仰亭 馬鹿師匠が 風邪を拗らせて 出演できなくなっては 

看板を失い 

結局 この興行を中止となっていた その矢先

古典落語協会会長の元に 楽々座の大当りと言う報告がなされて。。。。。





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