軽軽しい日記 体重は重いが


第五章 人類対知的草体生物  5
 2017.10.23 04:00

自衛隊のヘリコプターが 碧ヶ島上空へ 差し掛かるのが

自衛艦 白瀚よりも 目視されています

ついに ヘリコプターから 海水を 何倍も濃くした塩水の入った樽が 投下されていきます


バタバタバタバタ

ヘリコプターのプロペラの音が 船上まで 届くほどの数が この作戦に導入されているところを見ると

なんとか このまま 知的早体生物に支配されたこの島の植物を殲滅できそうな気に 皆なってきた時

都筑氏が ふと漏らした 不吉な言葉「アイヴィのオリジナルが こんな海水ぐらいで弱体化するのだろうか?」

しかし 

全島へ 塩分濃度を高めた海水を 落として 研究所に残ったパラシュート部隊員に 船着き場近くの椰子の樹に
火炎放射を実施したところ みるみるうちに 燃え上がったとの報告が入り

特殊部隊員も 特技隊員も 喜びの声をあげています

パラシュート部隊の特技隊員による 他の植物への火炎放射も効果があると知らされた 白瀚上では 「ナパームを使わずとも焼き払えるのではないのかね」と 本土の総合指揮官
目白氏の命令により ナパーム弾を乗せた戦闘機は 本土へ帰還して

東京湾上の空母 大鷲で待機となり

再び ヘリコプター部隊が 母島より パラシュート部隊員を導入することに 作戦が変更になった時でした

なんと 知的草体生物のオリジナルがいると思われる洞窟前にて 異変が。。。。





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