軽軽しい日記 体重は重いが


繁栄の刻 三章 テロリスト南十字星 12
 2017.9.20 04:04

テロリストのヘリコプターに 突然無線が入り

そこへ 自衛隊特殊部隊の狭間隊長が その無線に応答しています

「B班へ首尾はどうなった?」
「南十字星さん あなた方のB班ってのはこのヘリのものたちかな? それなら 全滅してますよ」

「貴様 何者だ?」
「これは失礼 私は 自衛官狭間と申します さて あなた方には いろいろと窺いたきことあるので こちらまでご足労願いたいが」

「ふざけるな お前らが 我が同志を全滅したのか?」

「いや 我らが到着する前に 何者かによって全滅させられてましたよ」

「なんだとぉ〜 ええい まだるっこしい そちらはどのくらいまで 今回の件知っているんだ?」

「と言うよりも あなた 名乗りなさい こちらの名だけ聞いておいて」

「我が名は 南十字星日本支部長木住だ さて どの辺まで知っている?」

「いやいや あなた方よりも 少ないと思いますよ なんせ 先程 島に着いたくらいですからねえ」

「ふん そうは簡単には言わぬわな さて 研究所の諸君との約束の件は!どうなったのか 貴様は知っているのか?知らなければ すぐに研究所員と替わってもらいたい」

「ああ 常盤木博士の(アイヴィ)のデータと博士の交換の件ですか。それは無理でしょう なんせ 博士の遺体はこちらで引き取ってますからねぇ」

「ふん 食えないやつだな まあよい ならば新たな提案だ 我らが実力行使をする前に データを渡せと 研究所へと伝言してくれ わはは ああ お前の意見はいい 研究所へと伝えるだけでな 一時間後にまた うちのヘリに連絡を入れる」
と言うや 

切れてしまうも

狭間隊長 ちと首を傾げつつ研究所へと向かって行きました。





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