不思議な世界に迷い込む夢をよく見ていた少女・アリス
そのアリスは大人になり、婚約パーティーへと連れてこられていました
退屈なパーティーの途中、服を着た白うさぎを見つけ、追いかけていきます
うさぎ穴を落ちていくと、不思議な世界へと続いていました
体は大きくなったり小さくなったり、鳥やヤマネやうさぎは喋るし、双子のへんてこな会話、花には顔があって…
まさしく幼き頃夢で見た世界がそこには広がっていたのです
彼らは“アリス”ならこの世界を牛耳る赤の女王を倒せるかもしれないので連れてきたと言うが、違う“アリス”だとも言う
初めはアリス自身も『これは私の見ている夢だ』と思っていたけど、マッドハッターや白の女王と出会い考えを改めていきます
自分で道を切り開いていくアリス
その姿を見て心動かされ皆で赤の女王を倒しに行くのだった―――
取り敢えずアンダーワールドに落ちてすぐのシーンにユリモクバチ出てきた時点でテンション上がった!
そんなコアなキャラも出してくださるのね(゜∀゜)
ディー&ダムはテニエル絵に似すぎとぉw
会話がへんてこりんかわゆす
青芋虫さんからとてもスネイプ先生ボイス(゜ω゜)
まぁ現にアランさんだけども
ギザ水煙草!
青芋虫さんは現実世界に居るときにも出てきて、アンダーワールドでは道を示してくれて、最後元の世界に戻っても蝶となってでてきてくれたりで、ずっとアリスの心配してくださってました(^ω^)
チェシャ猫ギザかわゆす!!
しましま猫は天才!!
ふよふよ出てきては消えて、文字通り正体掴めない感じだけど、最後マッドハッターを助けてくれて、結局はいいこ(^ω^)
マッドハッターはいけめそだおー
表情豊かで、アリスを誰よりも待ち望んでて、アリスのために自分を犠牲にしちゃうし、するべきことをきちんと解ってる
マッドハッターが牢屋に入れられるシーンは鏡の国で出てくるシーンおね(ω)
ヤマネが可愛いんです!
すごく小さいのに強気で、剣はまちばりみたいなのに勇敢で
目玉に突き刺すかんね(^ω^;)(;^ω^)
赤の女王は、クロケーのシーンや『私のタルトを食べたのは誰だ!?』って台詞、豚やカエルや魚に、やたら優遇されるジャックなどなど、ここでこう絡めてくるかー!って気持ちになります
赤の女王と言えども殆どハート女王ですが
白の女王はとてもおしとやかで、常にピリピリしてる赤の女王と正反対
でもドリンクを調合するときぽいぽい指とか入れていく姿は男前です((笑
かつてマッドハッターは白の女王の帽子職人だったわけですが、白の女王を護るシーンにきゅんとした(*o′艸`o)
主人公・アリスは監督の意志である『今までの常に受け身体制なアリスではなく、自ら突き進んでいくアリスを描きたい』というのをよく反映していたと思います
予言の書に書いてないことだって自分がやると決めたら実行する
恐ろしい獣にだって果敢に挑んでいく
マッドハッターに『あなたは私の夢の中の人物』って台詞にうるっとしました(´;ω;`)
フラブジャスの日
赤の女王と白の女王の戦い
つまりそれぞれの女王の代役、アリス(白)とジャバウォッキー(赤)の戦い
テニエルの挿し絵からこんなにジャバウォックを展開させて、重要なポジションに配置するっていう思考回路が素晴らしい!
しかも、
赤の女王≒ハートの女王だから兵士はトランプ兵
白の女王は鏡の国の住人だからチェスの兵隊
戦ってる場所もチェス板みたいで、改めてごちゃ混ぜなんだなぁって思った
アリスが大人なので、戴冠式はやってほしかったかなぁ
好きなシーンの1つなので
戴冠式と言えば、マッドハッターが赤の騎士団から逃がす為アリスを帽子に乗せて飛ばした湖は、原作で白のナイトが連れてきてくれる湖とかぶせてあるのかな?
回想で出てくる程度だけど、アリスの父親の名前がチャールズなんですが、これはキャロルの本名からきてるよね
トータルで見てみてもとても良くできていて、素晴らしかったです!
みくしでは批判が多く、淋しいですが…
だいたい、アリスを本のまま映画化したらぶつ切りな感じになってしまうし、2時間に収めるなんて絶対無理
それより一言二言しか出てこないキャラクターまで上手く絡めて登場させてあるのはほんとに感動します
“キャロルのアリスを映画化”と考えるより“バートン監督がアリスを映画化”って気持ちで観た方がいいです
違った視点から描かれてるのが新鮮で、でも原作も尊重してあって…
アリス好きでもそうでなくても是非オススメです(^ω^)