珠生:えーっと…謹賀新年、明けましておめでとうございます!(出来るだけきりっとした表情心がけつつ元気よく切り出して)
沙斬華:このブログをお読みくださっている皆様、そして別荘でいつも露菜の相手をして下さっている方々。(にこりと笑えば穏やかな口調で話を繋げ)
霧豊:こ、としもなにと、ぞ、よろしくお願いします!(沙斬華が横で見せたカンペを読み上げればニパーと無邪気に笑いペコリと一礼)
鉱斬:…………。
誰 だ お 前 (新年の挨拶をふんふんと頷きながら聞いているもふと聞き慣れない声を聞けば眉を微かにひそめ口を開き)
研髏:よしよし、よく言えたな豊、偉いえらい(鉱斬の発言を無視すればてててと駆け寄る少年の頭を撫でて)
霧豊:こんくらいとよにはアサメシマエじゃあ!(頭撫でられれば嬉しそうに胸張りつつ威張って)
守迦:Σ……!!(頭撫でられる少年に唖然とすれば立ち上がろうとし)
毒餓:オーイオイ落ち着けよお前(ガシィと肩を掴み立ち上がるのを阻止)
研髏:よし、そんじゃ頑張った豊にはお年玉だな(ごそごそと懐に手を入れればポチ袋を手渡して)
霧豊:Σ本当かぁ!!(ぱあっと表情を一層明るくさせお年玉を受け取ればウワーイとはしゃいで)
鉱斬:だぁかぁらぁ!!!誰なんだよそのガキは!?
研髏:ぎゃあぎゃあ煩いなぁ、自分の子供にお年玉やってるだけだろ?
鉱斬:ΣΣΣこここここ子供ォ!!?;;
毒餓:…あれ、研髏のガキって雌じゃなかった?
沙斬華:寧ろ種族が違うだろ。
霧豊:?とよは霧豊でパパンのむすこじゃあ…(一斉にこちらを凝視する大人にきょとんとしながら険しそうな表情の鉱斬に少しビクリとすればきゅっと研髏の着物の裾を握り)
鉱斬:だからその息子が何でウチに……な、何怯えた目で見てるんだよ
研髏:鉱、眉間に皺。子供怯えさせちゃだめでしょー(霧豊を抱き寄せ膝に座らせれば眉間をトントンと押さえ指摘して)
守迦:Σふがっ…ぐぁっ!!(こめかみに青筋を浮かべ必死に拳を押さえ)
公由:大人気ないので落ち着きましょうね守迦さん。(人数分の茶を盆に乗せて部屋に入ると片手で守迦の襟首を掴みひょいと脇に退けて)
沙斬華:あぁ、ごめん公由サン
公由:構いません、次代のついでですので(沙斬華に湯呑みを差出しながらにこやかに返し)
沙斬華:あれ?何かついでっておかしくない?ちょ、あれ?
研髏:公由、めんどいからこいつらに説明してやって。
公由:…また私がそんな面倒な事を?
研髏:お前本当たまに失礼だよな。(笑顔でいやですと主張した付き添いに笑顔で威圧し)
珠生:…えーと…、そだ!霧豊、オレと一緒に中庭で雪だるま作ろうか雪だるま!(中々話を切り出さない公由に何かを察すれば霧豊の手を引き)
沙斬華:お、楽しそうじゃん、じゃあ俺も混ざる(霧豊の余った手を引きぐいとひっぱって)
霧豊:ゆきだるま?なんじゃあそれ?(頭に疑問符を浮かべながら手を引かれるまま二人についていき)
公由:……はぁ、仕方ありませんね…。霧豊様は次代の奥方の嫡男様でございます。
鉱斬:えー…、つーことは、
毒餓:あのテンガロンの子供か!
公由:えぇ。とある切っ掛けからこちらの本家で生活をして頂いたのですが…(とまで言えばちらと研髏の様子を伺い)
研髏:……気に入らなかったらしい、親父さまが。(ふーっとため息を吐き)
守迦:でも奥様は可愛がってましたよねぇ、『研髏じゃなくて私のやや子におなりなさいな!』って
研髏:それはそれで俺が嫌なんだよ…。もともとあんな家に霧豊を任せるのもいやだったからな、連れてきた。
鉱斬:…や、連れてきたって…、おま、新年早々ヘビーだな…;
毒餓:なんつーかよォ、年明けに似付かわしい雰囲気じゃねぇ?
研髏:まぁ、区切りは大事だろう?恋人の息子は俺の息子だ。手を抜いて育てるつもりもないし、霧豊は環境のいいところに居させてやりたい。……頼めないか(ふと座り直せば改まって正面から鉱斬を見据え頭を下げ)
公由:じ、次代…!そのような!(手をつき床に伏せた上司に目を見開けば顔を上げさせようと背中に手を添え)
研髏:古い寂れた道場でも当主はお前だ。意見を聞きたい(尚頭を下げたまま静かに言葉を紡げば鉱斬の返答を仰ぎ)
鉱斬:………(困ったように頬を掻けば中庭ではしゃぐ三人を眺め)
わかった。…引き受けるから顔上げろ(真剣な空気に苦笑を零せばこくりと頷き)
研髏:…恩に着る(顔を上げ苦笑しながら頷く鉱斬を見れば安心し目元を細めて)
毒餓:…よっしゃ、んじゃあ俺等もあのチビと遊んでやろうぜ?(和んだ空気を読み取ればすくっと立ち上がり中庭へと駆けて)
鉱斬:あぁ、そうだな
※更新停滞本気ですみませんですた…orz