オタク、USJへ行くハリー・ポッター編


オタク、USJへ行くハリー・ポッター編


ハリー・ポッター4作目あたりで中途リタイヤしたオタクによる、ざっくりとした感想です。


・映画で見たお店があちこちに!

・そしてこれがめっちゃ再現度高い!映画の中みたい!いまいち使い方のわかってないスマホのカメラのシャッターボタンを乱れ打ちする

・学校!でかい!城!やべええええ!あの中どうなってるんだろうな…

・観光中のマグルでごった返す街中を、颯爽と闊歩するホグワーツ生に目が釘付けだ

・さらにはマグルとホグワーツ生の中にさりげなく紛れ込んでいる調査兵団(進撃の巨人)の面々にも目が釘付けだ

・調査兵団とグリフィンドールの作品を越えた異色コラボな一団さん(というか、偶然グリフィンドールな一団さんと調査兵団な一団さんが隣同士にいたというだけなんですが)を発見して、オタクの胸が一瞬ときめいた

・西洋風の石畳と古めかしそうな建物が背景になっているせいか、意外と溶け込んでいるというか、なんだか絵になっている調査兵団

・それよりもバタービールだよ!バタービール!

・憧れのバタービール(もちろんホットだ!)で乾杯するマグル三人

・ビールの風味とバターのいい香りがまさしくイメージ通り。飲み物単品としてはかなりの甘さ+バターの濃厚さがあるので、温かいうちに一気に片付けてしまわないと厳しいかもしれない


・限られた時間内でお店を物色しつつ、売り物のマントや服を片手に『これ目玉さんなら即作れそうだねー』『どうせなら裏地付けたい』『見てこのセーター、ウール100%だよ!ぬくそう!ラインかわいい!』『高い!』『今日の自分のトータルコーディネート()より高い!』などと、はしゃぎながらもファンタジーに現実を持ち込んでしまう悲しいマグル三人。我が心に夢も魔法もねえものか!


最後に辺りを見回っている魔法使いのお兄さんに写真を撮ってもらい、私たちは魔法の世界を後にしたのでした。



オタク、夢と魔法の地USJへ〜エヴァ編〜



この間、布団さんと目玉さんの三人でUSJに行きました。
USJへ行くのは L'Arc-en-Cielのライブの時以来なので、二年も経ってりゃ当然イベントとかアトラクションとか変化があるわけで、ほんとわくわく感半端なかったです。
待ち時間がなかなか凄かったのですが、待ってるあいだもそれはそれで楽しかった。
ドリームザライドが相変わらずの人気過ぎて整理券的なやつを取ることができなかったのですが、あれに一回乗るとそれも納得というか、そら人気にもなりますよ!
絶叫マシーンそこまで得意じゃない私も、あれはほんと進んで乗りたい気持ちになる。絶叫マシーンっていうより、夢の体験の演出の集大成!って感じ。名前もドリームって入ってるし。
そんなコースターに乗る機会はまたいつかとして、今回は新しいやつメインで攻めました。
以下、思いっきりアトラクションのネタバレしてます。

・エヴァンゲリオン

寒波が押し寄せる二月の大阪、されどもアトラクションに並ぶ長蛇の列は当然ながら屋外にまで及ぶわけです。というか、大半が屋外で待つわけです。
一応雨避けのテント屋根はあるものの、一度日陰へ入ればかなり寒い。
点々と視界に入るテント屋根に設置された扇風機(夏用と思われる)にすら『やめろー、お前が視界に入るだけで寒いんだよー!!』と、持ち前の狭い心を発揮していると、なんと目の前をネルフの制服を着たスタッフが通り過ぎてゆくではありませんか……!雰囲気あるなあ。

ようやく中へ入ると、ゼーレとあの有名なポーズでサングラスを光らせるゲンドウの会話でお出迎えです。ゲンドウは思わぬところにいるので、発見した時結構びっくりしました。
正直に言います。ゼーレの人たちの会話は、私には八割方何を言ってるのかわかりませんでした。私のような腐れ脳ミソ野郎には、全てはゼーレのシナリオ通りであるということしか理解できませんでした。最後しか聞いてないじゃんそれ。
その後モニターに映った『日本の失われた風景シリーズ』に、青い海や満開の桜(エヴァの世界は年中夏で、海の色が赤いことを踏襲した小ネタ)に混じってユニバーサルスタジオジャパンのテロップと映像が流れてちょっと笑えました。

そしてようやくアトラクション本編へ……!

エヴァ4D はシュレックと同じタイプの、眼鏡をかけて楽しむタイプのアトラクションですがなんとこの眼鏡にも『ネルフが開発した防具』という設定が!さすが細かいです。

だいたいのあらすじは

ネルフの避難シェルターへ逃げ込んだ民間人(観客)を安全な場所まで護送するため、民間人と一緒にネルフが開発したヘリみたいな何かに乗って現場の指揮を取るミサト。
しかし飛行中にまさかの使徒サキエルが!
エヴァ初号機出動!しかし……!?

みたいな感じです。

ちなみにチルドレンはしれっと何気なく全員参加です。(新劇のみ登場のマリちゃんはいませんでしたが)
そうです、全員参加です。本来サキエル戦にはいないはずのアスカ、レイのかっこいいアクション(これ本当にすごい迫力ですよ。とび蹴りみたいなのとかめっちゃかっこよかった)に加え、まさかのカヲル君までもがシンジ君の心の中のみの出演でご登場です。


まさかの半裸で。

カヲル君の役割は使徒にやられて人事不省に陥るシンジ君の意識を現実へ導き、復活させるという感動的な役割なんですけど、なぜかちょっと笑ってしまったっていう……
USJ のシュレックを見たことがある人はわかると思うんですけど、まさかシャボン玉の演出をああいうふうに使うとは思わなかったかな……。

おまけにシンジ君がその体験をミサトさんに話した時のミサトさんの反応が

シンジ『誰かに……導いてもらったような……(どうやって復活したのとミサトさんに聞かれて)』

ミサト『そう……落ち着いたらあとで一緒に精密検査を受けましょうね……(相手を刺激しないことを意識した、なんかもうめっっちゃくちゃ優しい声)』

な感じだったものですから、もう内心、やべー、シンジ君ミサトさんにアレな人認定されてる!今のミサトさん、絶対


『エバーの暴走でシンジ君が壊れちゃった!』

って思ってるよ……!と変な笑いが止まらなかったです。

やたら茶化しましたが、内容はまさしくエヴァンゲリオンらしい、いたってハードでバイオレンスな感じでした。
そう、バイオレンスです。なんせ、サキエル戦といえばエヴァが暴走する回ですよね。ここでもばっちり暴走を決めてくれます。これがまた怖い、速い、グロい。
使徒の身体から勢いよく上がる血飛沫を顔面いっぱいに浴びるなどという体験ができる場所は、おそらく USJ のこのブースだけでしょう。子供がいたら泣くかも。

そんな迫力に満ちたアトラクションでした。楽しかった!

ハリーポッター編に続く
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