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まさかのガイナックス

母の実家の近くにガイナックスのスタジオができる‥だと‥

ということで、思わずニュースを二度見するの巻


まあ近くって言っても、近所のコンビニですら車必須がデフォルトな地域なので、その感覚を踏まえた上での『近い』なんですけどね。駅近歩いて家まで五分!みたいなのを想像すると『どこが近いんだよ』ってなっちゃうんですけど、でも近いんですよ。

桜中廃校になったのは知ってたけど、まさかそこにアニメスタジオができるなんて思わんよね。

あの辺を舞台にしたアニメとか作ってくんないかな。

たとえば桜の名所・三春滝桜の下には、実は秘密基地みたいなのがあって、それでなんかデカいロボみたいな戦闘兵器的なサムシングが格納されてるの。

それで、有事の際には秘密の経路を通って三春ダムからザバーッとロボがでてきて、謎の脅威と戦うっていう。

なお、あの辺いったいの温泉および風呂屋の湯は、全てロボットを動かすためのエネルギーを生み出す際に出た熱を再利用して沸かされたものである。


パイロットはレジャー施設が何もない町の生活に飽き飽きしてて、東京の暮らしに憧れる女子中学生とかいいんじゃないでしょうか。


だんだんと大人びてあれこれと意志の生まれてくるお年頃でありながらも、現実には自分では何一つ自由にできない、そんな最も焦れったい状況を生きる、フラストレーションと腫れ上がった自我の塊‥‥とか書くと、なんかガイナックスのキャラっぽい気がする。


休みの日に友達と遊んだり服買ったりするためには、電車で都会まで出ないといけないんだけど、そのためには最寄りの駅まで親の車で送ってもらわなきゃいけなくて、そのたびに『勉強はどうした、たまには家の畑も手伝え』ってお小言言われて『あーもー早く自由になりたい!好きなときに遊びたい!免許ほしー!バイトしたーい!いっそ援○とかしたーーい!!』とか色々フラストレーションを溜めてる、そんなJC時代を過ごした人は必ずいるはずだ。○交はネタとして。


ある日JCが親の干渉と退屈な暮らしに耐え兼ね、手軽にできるストレス発散であるタバコ(クラスメイトのAちゃんがこないだ吸っててかっこよかったので、試してみる。もしかしたらおいしいのかもしれないし)にこっそり手を出してみようと、親に隠れて近所の裏山でライターを取り出したその時『もっと手軽にスッキリできること、してみない?お金はあげられないけど、あなたを特別な存在にしてあげる』と、三石琴乃ボイスの女に声をかけられる。

彼女こそが滝桜の下の秘密基地における戦闘指揮官だった。

その日から彼女は日々のストレスやフラストレーション、そしてやがてくる受験のストレス等々、全てをロボットの操縦にぶつけて昇華させてゆくのであった。


なお、主な脅威はイナゴ、ヘビ、ネズミの駆除に降雪、山崩れ、稲刈り田植えである。雉を発見した際は、鉄砲のライセンスを持っているじっちゃんが同乗し、仕留めた雉は雉汁としてふるまわれる。未成年に銃器を使わせるのはあぶないからね!


やがて彼女はロボットで脅威と戦ううちに、郷土愛に芽生え、退屈に思えた暮らしに輝くものを感じるようになった。

……わけがない。

『未成年働かしといて出席日数のフォローもなければ給料も出ないってどういうこと!?特別な存在っていうか、やってること家の手伝いといっこも変わんないんだけど!もー退屈でいい!窮屈でいい!元の暮らしに戻りたい!!』



ロボットである必要はいっさいなかったね。

雉汁といえば、昔トリックで山田直子役の仲間由紀恵が満面の笑みでがつがつ雉汁をかきこみ、おかわりまでした末に『うん、これ、まっずい!』と微笑むシーンが印象的です。

私も小さい頃におばさまの家で一度ご馳走になったはずなのですが、当時家に飾られていた雉の剥製のことしか覚えてなくて、味を全然覚えていません。





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