こないだ茶と遊んだ時に、フィリピンのセブ島?のお土産を戴きました。
ここに当たって、茶からの一言。

『おいしくない』
『フィリピンのお菓子は信用するな』

わ、わあー。なんか駄目なワードが二回も出ましたね。これ私、なんか試されてる?(^ω^)


しかし私、外国の変なお菓子とか、飲料とか試してみるのが好きなので、そう言われると逆にわくわくしてくるわけで。一通り味見してみました。


手前のgummy tamarind&plumについては、これは最後に書くとして、そのうしろ。

ドライマンゴー


日本語で『セブベストドライマンゴ』と書かれています。言い切った!味は普通においしいです。ヨーグルトに入れようかと思います。


写真右。BINGO


なんの事はない、オレオ的なココアビスケットのお菓子です。しかし挟まっているのはバニラではなくオレンジのクリームです。なんか珍しい。

味は抜群の安定感。おいしいです。オレンジの人工香料に何故か安心感を覚えました。オレオ類似系は大概ココアの香りもなんもあったもんではない上に、大層甘いのですが、これはちゃんとココアの香りもするし丁度良い感じ。ちなみに社名がmonde nissin。…モンド日清?いや、日進?わからないけど、すげーあやしい香りのする社名。



はい、そしてラストはgummy tamarind&plum。


何故こいつを後回しにしたのかと言うと、この三点の中で一番衝撃が強かったからです。しかも謎が多い。さっきのオレオもどきは英語で材料からカロリー、社名までつまびらかに記載されているのに、こちらは商品名以外の表記はほぼフィリピノ語。(読めない癖に断定してますけど、フィリピンのものだからたぶんフィリピノ語だろう、程度の憶測です。なんか昔タイで見たのと似たような、くにゃっとした文字)


商品名を検索してみても出てこない。詳細が知れない、全てが謎に包まれているお菓子・gummy tamarind&plum。いやあ、わくわくしますねえ。


『gummy』って事は語感的にグミか?グミって事なのか?…と思ったけどグミのスペルは『gummi』らしいので、え、やっぱ違うの…?英語なんてフィーリング程度(しかも間違っている)程度にしか分からないわたくしには、わからない。お前いったい誰なんだってばよ!結局奴の素性は知れぬまま、余計に謎が深まっただけでした…って書くとミステリアスですけど、食べ物である事は確かなんで…


試食!


実はこれ、茶に貰った時に一度二人で試食してみたんです。その時の感想は…

あ れ 、こ れ 干 し 梅 ?(^o^)

しかもただの梅ではなく、かつお梅的な感じ?

という物でした。甘いと思って食べると、あ、あれーッ!?っていう。上でも述べたように、茶から貰い受ける時に『おいしくないお菓子』と言われていたので、食べる前から既に、覚悟はいいか、オレはできてる、状態だった私はそこまでショックを引き摺る事はありませんでしたが、でもびっくりしたのは確かです。


家に帰って寝てから、もう少しじっくり食べてみたら、なんとなく正体が分かってきました。少なくともかつお梅と錯覚した原因は解明できました。

口に入れると、パウダーの甘さと黒糖っぽい香りが広がって、噛み締めると結構酸味が強い。そして少々の塩気を感じる。噛んでいるとやがて干し葡萄や干し無花果などのドライフルーツに感ぜられる、独特な香りと旨味が前に出てくる。黒糖的な香ばし系の香りはここから来ているんだなと分かる。

かつお梅系だと思ったのはこの酸味と塩味と旨味に、独特な香りが合わさった事が原因かと思います。ちなみになんか外皮だか種子的な感じの硬いものが少し混じってるけど、余り気にはならないです。



とりあえず食べた感じと、ラベル表記から察するに、タマリンドという豆みたいな果物を謎の粘着系ドライフルーツ様な感じにしたものに(あんまりグミって感じの食感ではないので、やはりグミ菓子とは別のもののようです食感はどちらかと言うと、楊枝で食べるソーダ味だったり三色だったりする、駄菓子の小さな平たい餅に似ています)これまた謎のパウダー(表記がgummy tamarind&plumとなっていたので、おそらくプラム味のパウダー)をまぶした謎のお菓子という感じです。謎です。結局、謎です。

最終的な感想:『おいしくない』事は全然ないです。一度目は面喰らいますが、何度か食べてると味に慣れてくるので私は全然OKでした。むしろ好きな感じです。しかし好みは結構左右されるのではないでしょうか。

ついでに:『フィリピンの塩スイーツ』とのたまって、その場にいた家族にも振る舞って見ましたが、反応は芳しくありませんでした。あなたたち『塩キャラメル』とか『塩バニラ』には過剰反応する癖に(^ω^)