「楡野、描け。泣いてないで、いや、泣いてもいいから描け。マンガにしてみろ。物語にしてみろ。楽になる。救われるぞ。創作は、物語を作ることは、自身を救うんだ。私はそう信じている。物語には人を癒やす力があるんだ」「今だ。今、描け。お前、絶対いいものが描ける。お前、才能がある。これは神様がくれたチャンスだ。いや、律君がくれたチャンスだ。もうしゃべるな、鈴愛、しゃべらなくていい、もったいない、マンガにするんだ。それを描け。鬼上等。描くんだ」

「半分、青い」の中で、失恋した鈴愛ちゃんへ、秋風先生からの名言。

悲しみはエネルギーになって、創作で人を癒す。
実はとても的確で偉大なことを言っている気がする。