最終回

文字起こし2時間!

見えざるミライの透魔探索記!子世代編最終回!!
『泡沫の記憶、果てぬ黎明』

…これは私が憶えている、最後の世界の話、私を忘れた世界の話。
歌姫の子は独り、戦地へと赴く。ただ一つ、その命を贄として。子どもたちはもう追いつけない。彼のために刀を振るう事もない。
もうすぐ水底に沈んでしまうだろう。共に戦った仲間の顔が。

幾度も呼んだ、その名が…

転移の水晶玉の力で、透魔王国で初めて会った場所に戻ってきたカンナ達。
紛い物でも構わない。でもシグレの力になれない…今の自分たちに何ができる?
シノノメは今からでも間に合うかもしれないと、ロウラン城へ走ると言い出す。キサラギがいうには、何人にかに分かれ、別々の道を探すという策だが、戦力を分散させてはならない。最悪の場合、無駄死にになるだろうとジークベルトは反対。
もう…シグレが消えるのを待つしかないの…?!
そこでカンナが思い出した。
『記憶は時に人の命に匹敵する。だから代償として成り立つ』
『記憶と何かを秤にかけるような事があれば、その時は何に代えても、失いたくない方を選んでほしい』あの時は何の事かわからなかったが、今はわかる。
つまり、シグレの命とみんなの記憶、この両方を秤にかけた場合、失いたくない方を選ぶとしたら…間違いなくシグレの命。つまりみんなの記憶がシグレの命の代わりになる。
だが、今思い出してしまっては意味がない。あの時思い出してれば、シグレを止められたのに…!
オフェリアは父から貰ったスターライトクオーツに願いを込める。実は、ソレイユも父から貰った剣に括ってあったようだ。もしかしたら何かに役に立つかも…。
そこでエポニーヌは、それが転移の水晶玉だと見抜く。フォレオに見てもらった結果、色、形、両方を取ってもシグレが持っていた物と同じだが、シグレが持っていた物より小さく、内包された魔力も少ない。これでは全員であの場所に戻るのは不可能。
転移は一度きり。実験すらも叶わない。
でも、小さな可能性を、大きな希望に賭けたい。信じる力が、奇跡を起こすなら…シグレを助けられるなら…!!
そこに現れた、謎の少女。二つの水晶玉の力を増幅させ、全員の転移を可能にすると。

それが彼女の、最後の力だと

場所は変わって、ロウラン城、ハイドラの玉座。そして対面を果たすハイドラとシグレ。ハイドラはどの世界の『シグレ』も障壁を抜けられずにいたが、ここまでたどり着いたシグレはシグレではなく、初代透魔王・リュウレイだと言う。
しかし、リュウレイではない、シグレだ。本当のリュウレイはとうの昔にいなくなっている。本当のハイドラも、もういない。今そこにいるハイドラは、狂ってしまっている。
しかし、ハイドラは狂っていないと否認。狂っているのは人間だと言う。
自分が力を与えたのに、あんなに信じあっていたのに、自分のただ一つの間違いすら、許してはくれなかった。自分を蔑み。迫害し、退き、排除しようとしていた。
シグレはそんなことはないのではないかと。誰か一人でも自分を信じていた人はいるのではないかと問う。
ハイドラはそんな者はいない。仮にいたとしても、もう思い出せない。あるのは憎しみと絶望だけだと言う。
更に続ける。深淵に沈むような重い心、自分を忘れ笑い合う人間。人の繁栄は自分のお陰ののに、何故自分だけ苦しまねばならない?
だからって、世界を弄んでいい理由にはならない!
ハイドラは、人間は自分の都合で、自分の大恩を忘れる外道な生き物だと蔑む。
そもそも人間の営みは、竜あってのもの。だと言うのに、どうして自分だけが苦しまねばならない?どうして自分だけが死ななければならない?どうして人間が繁栄して自分が死ぬ…何故…。
その悲痛な叫びに、シグレは言葉を詰まらせる。
ハイドラは、自分とシグレとで、新たな透魔王国を作ろうと言う。もうすぐ見つかる、自分とシグレの理想の地…人の繁栄により、この世界は穢されている。それ故に、あらゆる異界や星界を全ての『自分』とともに探していたが、どこにも自分の『透魔王国』は無かった。
この世界の人間は、自分を裏切った。しかし、幾多の可能性の中に、そうではない可能性がきっとある。人間が刃向わず、刀が自分を貫かない世界。
しかし、どの世界もダメだった。他の世界へ干渉しても、どの世界も違う。例え何千回と繰り返そうと、同じ事。ハイドラの『透魔王国』は、どこにもない。
ハイドラは諦めない。自分とシグレがいれば、まだ穢されてない世界があれば、新しい国を、人と竜がともに生きる国をまた作れると。
そんな事はできない。もうハイドラは狂っている。戻れないところまで来ている。この世界が最後だ。ハイドラにとっても、シグレにとっても…。
いつかハイドラがリュウレイに教えた歌で、全てを取り戻す!例え死より辛い苦しみが待っていても、世界を、仲間を、ハイドラを救えるのなら!
その歌を歌えば、アクア同様、苦しみの中を彷徨う事になる。
シグレは、死より辛い悲しみは覚悟の上だ。その命で、全てを終わらせる。
シグレが歌を歌おうとしたその時、止めに入ったカンナ達、どうやら間に合ったようだ。オフェリアとソレイユの転移の水晶玉、信じる力、そしてリリスの力でここまで来れた。
シノノメ、ジークベルトの剣と刀が通じない。かなりの強敵。
それにミライは殺さずに生かしてある。もうハイドラには、彼しかいない。
ハイドラは分かり合えると思っていたのに、どの世界も、シグレも、所詮は出来損ないだと言って消え去る。
シグレはどうしてカンナ達がここに来たのか、何故自分の邪魔をしたのか激怒するが、カンナ達は見つけた。自分たちにできる事。
カンナ達は自分の記憶を代償にすれば、シグレが死なずに済むのだと知った。シグレはここで本当の事を話した。
ハイドラを倒す歌の代償は、術者の命か、それに匹敵する量の人間の記憶。だとしても、元の世界の記憶はもう朧げ、使えるのはここの世界に来てからの記憶。それでも構わない。仲間が助かるなら。
今そこにいるシグレは、みんなが知っているシグレじゃない。情をかける必要はない。それなら代償を払わずにみんな助かるのに。世界が戻るのもそうだが、シグレが助かるのが…シグレが凄く大事だ!
でも、シグレは記憶の価値を軽視しすぎているという。みんなの記憶がどれだけ大切か知っている。秘境では自分の力でなんとかした事なんてない、友達もたくさんはいない。秘境を出てからは全てが新鮮だった。自分と同い年の仲間がいて、戦って、自分にしかできない事を見つけられた。大切な思い出を…数々の思い出を…忘れたくない。シグレの心からの悲しみの声。
守りたい。みんなの記憶を、その中でしか出会えない人たちを。だから言えなかった『みんなの記憶をください』など。
ここで会った大切な仲間を、忘れてはいけない人とも出会ったから…。
ここにいるみんなは、別々の異界から来た者。ここにいるみんなの事は、カンナ達にとって初めて一緒に戦った仲間の事は記憶の中にしか存在しない。記憶を渡せば、それを忘れてしまう。全員死ぬ事と変わらない。シグレ一人が死ぬよりずっと残酷。
でも、それは違う!誰かの犠牲がある記憶なんて要らない!今目の前にいる…シグレ…あなたを守りたい…!!
みんな、覚悟は決めている。もし生きていれば、きっとまた会える。
みんなが嫌な奴だったら、シグレはみんなの事覚えたまま死ねたけど、みんな優しすぎた。
そしてシグレも覚悟を決めた。みんなの記憶を代償にすると。
さあ、向かおう!ハイドラのいる場所へ!


長いから後編に続く!
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暗夜祭は

暗夜ルートでやる事推奨。オボロ以外暗夜勢じゃないですか。私あの時中古で暗夜買って正解だった…のかな?
今日は絆の暗夜祭やりました。白夜祭やるって言った私はクラシックモードで離脱いたしました。と言いながら本当は暗夜勢の仮装見たさなんだがな。
暗夜きょうだい全員集合。動画で見たんですが男子の部二人、女子の部一人が暗夜勢って知ったからです。男子の部上位入賞は1位レオン、2位マークス兄さん。女子の部は1位カムイさんはいいとして、2位カミラ姉さん。男子の部3位はタクミだったようです。女子の部3位はオボロ…かな?
砲台をフル活用。しかし祭樹のせいであまり意味がなかった。だが暗器による能力変化はどうにもならなかったようだな!あとイベントだし武器もガチじゃなくネタで行こうとしたが持って来んの忘れた…追い剥ぎはジョーカーが持ってた追い剥ぎナイフが活躍。相手が魔女かかぼちゃノスフェラトゥ…通称かぼフェラトゥしかいないから追い剥ぎっつっても魔女の服剥ぎしか出来ぬ。服剥いだ魔女の方、ごめんなさい。
さてさて、仮装の方ですがマークス兄さんは動画で見たんですがここは暗夜持ってるんなら自分でみろよォ!!ってノリになって暗夜祭参加。マークス兄さんは海賊、レオンは吸血鬼、カミラ姉さんはサキュバスか魔女。カミラ姉さんはセクシーだからどっちでもいいよ!
思い返したけどこれ言っていいのかな?ま、まあ…詳しい事言ってないからセーフなはず…!
白夜祭は敵将撃破だったがこっち(暗夜祭)は敵全滅なのな。そしてここで分かった事。

敵味方関係なく効果のある竜脈使う前は味方の配置をよく考えましょう!

噴水前の竜脈、プレイヤーからすれば左側の竜脈を発動させて巨大カボチャが噴水にぶつかって爆発するのですよ。敵の体力をラス1にできる強力さ。これ、味方も被害受けるって知らなくてジョーカーの体力もラス1になってて『?』ってなってしまった。うわこれ白夜祭ん時守り神呼ぶ前気をつけなきゃ…。
そしてジョエリ成立。ディーア来たぜ!明後日迎えに行く!明日はいよいよ泡沫の記憶最終回!【果てぬ黎命】やります!シグレは絶対に消させない!もう泣かない!
お願い夜刀神!私達に守りたいものを救う最後のチャンスを!大切な人の隣に立たせて!
と言うか追記でディーアの個人設定考えたのをまとめたかったがエリーゼ母のディーアが加入したら書く事にします。もうディーア増えすぎちゃって異母兄弟とか言い方よろしくないがいつか設定まとめたいなとか思ってる次第。


え?シンプル?
ごめん寝起きだったから全く覚えてない…。

獣特攻嫌

敵に回すのは非常に宜しくないようだな。空蝉描く夢でそれが分かる。でも迫る亡失ではそれなかったな。なんでだろ?
ところで、親と協力するような形でキャンクラをやっています。iPad Air2で。
今使ってるiPhoneとセットで買うとお得というつまらない販促に乗せられた結果がこれだよ。Kindle欲しかったな〜。
で、うちで使ってるキャンクラ系全アプリが文字通りクラッシュする(ようになった)のでキャンクラ系とSGN社のパズルアプリは親のiPad Air2で遊んでます。今日、ようやく新エピソード解禁になって宝箱のチャンスが滑り込みだったんです。1時間だよ1時間!宝箱のチャンスが始まったのが丁度エピソードクリア後で72時間待ちとかふざけんな!って思ったよ。でも何があったのか一つ目の宝箱のチャンスが巡ってきたのは感謝してる。あの時に限って無限ライフは困る。ドリームワールドくらいしか使えんがな。
今6時間無限ライフに甘えてハードモード15回以上やり直し効くとかいいよなー。流石にiPad Air2のバッテリー死んで今日は切り上げたが。そして今親と話題になってるのがカラーボムとストライプ、もしくはカラーボム同士マッチさせると起きる大フィーバー。あれ見ただけで勝機ある。さっきはあまりにも連鎖すごすぎて『んほおおおおお連鎖しゅごいのおお』とか気持ち悪い発言してて後々恥ずかしくなりました。まさかのみさくら語というね。
明日はスマブラやっちゃう!シンプルのラストを飾るシュルク!彼でシンプルのオールキャラクリアとなる!そう言えば3DS版のロイのシンプルやってないな…ロイが復活するって分かって超大急ぎでプリカ買ったの懐かしいわ。
気が向いたら絆の白夜祭やろうかと思ってます。子世代可愛い。でも暗夜救済活動じゃないとフォレオの着物姿見れない!だがしかし!ここでエリーゼとジョーカーが仲良くなると金髪ディーアが誕生する!暗夜ディーアキタアァアアア!!まだ来てないけどもう叫ばざるを得ない!
と言うかディーアがほとんどのルート通して髪色が暖色という奇跡。透魔マイで初めて髪色が寒色になるよ。アクア母だから。なぜかドラゴンナイト素質持ちのシグレw
オボロ母の青紫髪ディーアもなかなかいいんじゃないかな。色気増し増し。ディーアは青系になると急に色気がヤバくなる不思議。この発言は決してオレンジ髪ディーアを否定したものじゃない。仮にサイゾウと結婚した場合、グレイの髪色がデフォルトになります。変わらないんだよ…。
どうでもいいけど黒天馬の翼クッソ欲しいです。しかしそのためにはDLで暗夜買わねばならぬ。ゲーム以外では自分には負けたくないっていうつまらない意地張ってるんです。ダークファルコンシグレ…鼻血噴くかも。色気じゃなくてその魅力に。


iPhoneのバッテリーが死にそう。

涙腺崩壊

しますよ。

見えざるミライの透魔探索記!子世代編5
『泡沫の記憶、淡く光満ちて』

…これは私の憶えている、或る世界の話。
『夜刀神・暗夜』とシグレの力により、カンナたちは幻影を破ることに成功。対面を果たした子どもたちは、異なる世界より集う異邦人同士だった。
明かされた本当の敵、失われた記憶、異なる歴史。出会うはずのなかった彼らはまだ、共に戦うほどの絆を結べずにいた。

ハイドラがいるロウラン城に向かう途中、互いに交わす言葉も無く、只々黙々と歩く白夜と暗夜の両国の王子。二人のカンナは親睦を深めたと言うのに、気まずい空気が漂う。ジークベルトはカンナ(男)に暗夜なりのやり方で戦えばいいと言う。目的は同じだが協力はしない、邪魔はしないが助けもしない。シノノメも違う国のものとは干渉しないのが賢明だと言う。
シグレは、自身が知るみんなとは違うのだと確信する。カンナ(女)はその発言に一瞬疑問を抱き、シグレはハッとして意見を合わせる。幻影を破れば戦えると思ったが、自分のやり方がよくなかったのかと己を責める。しかしカンナ(女)はシグレのせいではなく、最初からこうなるんだと励ます。カンナ(男)も同意見だった。むしろこんな心強い仲間がいて良かったと思っていふようだ。協力なしには、ハイドラに勝てない。
ふと、カンナ(女)が夜刀神は『夜刀神・終夜』へと姿を変える事を思い出し、話題として出す。教えてくれた人の名前、顔はもう思い出せないが。
しかし、シグレは『夜刀神・終夜』の完成に何か良からぬ思い出があるようだ。そこに、謎の女性が現れる。
彼女は、ハイドラ直属の兵、今となっては眷属となったアクアの母・シェンメイ。シグレは彼女を知っているようだ。 敵の出現に駆けつけたシノノメ達。立ち向かおうとしてシグレに止められるが時すでに遅し。攻撃をもろに食らってしまう。加勢に来た王族臣下達。だが、シェンメイの特殊な攻撃で全員離れ離れになってしまう。シノノメ、ジークベルトは闇の渓谷に、キサラギ、フォレオは透魔王国の森に飛ばされてしまった。
どんなに境地に追い込まれたとしても、シグレは諦めない。シェンメイの発言に不安感を抱くカンナ達に、シグレは自分達を惑わせる罠だと誤魔化す。みんな無事だと信じて戦う。
カンナくんとカンナちゃんの兵種が変わってますね、カンナくんはダークブラッド、カンナちゃんは白の血族。戦闘力は見事な乱数調節ぶりである。
1ターン終了後にシノノメ、ジークベルトが合流。竜脈を何個か使った結果のようだが、まだ和解には及ばなかった。しかし、心強い仲間が増えた!そして2ターン終了後にキサラギ、フォレオも合流。王族集結!勝機あり!!
3ターン終了後にグレイ、ソレイユがキサラギ側に、オフェリア、エポニーヌ、ヒサメがシノノメ側に合流。これは勝つる。
元白夜王スメラギ…動きすぎじゃボケ…ヒサメ落ちたよ…だが、その刀には欠点がある!次のターンまで力が半減するという、大きな欠点だ!!(指差し)
シノノメとスメラギが対峙すると、特殊な会話が発生。シノノメ、その雷神刀でスメラギを落とせ!
スメラギを撃破すると表記が中立ユニットカラーになり、竜脈を使って岩を消し去ってくれます。次にシェンメイを倒せばまた道が開かれる!頑張れ!
シェンメイとシグレが対峙すると特殊な会話が発生しますが今回グレイとソレイユの攻陣で倒しちゃいました。シグレが『おばあさま…』って言うのが切ない。
ミコト様とカンナちゃん、カンナくんが対峙すると特殊な会話が発生。彼、彼女の親…ミライをどうしたんだ!?
カンナくん渾身のクリティカル。小さな可能性が、ミライを…未来を切り開く!!
10ターンか。次回どうなるのかな…ターン数的な意味で。
ミコト様…最期にお孫さんの顔を見て消えてください。どうか…安らかに…。
竜脈でハイドラの道が開かれた。そこに、キヌたちが合流。戦ううちにみんな仲良くなったみたい!良かった〜!
ロウラン城に向かう途中、シグレの様子がおかしい。彼は何か知っているのか?
ロウラン城、ハイドラの玉座にたどり着いた。かなりすんなり。
そこでカンナ達は、すべての神器の力を繋げ『夜刀神・終夜』を完成させようとするが、シグレの歌の力で力を封じられ、夜刀神・終夜は完成に至らなかった。
ぎゃああああ!予感のバイオリン版で涙腺が〜!!!シグレやめて!!!私を泣かせないで!!!!
シグレは、カンナ達の役割はここまでだと言う。ハイドラは、自分一人で倒すと。シノノメはシグレがハイドラ側の人間じゃないかと疑う。しかし、それは違うが、シグレはひとつ、嘘をついていた。
シノノメを始めとした子供達は皆、異なる二つの世界ではなく『別々の異界』から来た者だった。誰も、同じ世界から来た者はいない。ここは、シグレの世界。
みんなの世界では、白き道か暗き道が選ばれた。シグレの世界は『狭間の道』この道の戦士達は、竜に負け、封印を解かれた竜は『夜刀神・終夜』さえ折り、仲間をも殺した。ただ二人、アクアとシグレを残して。アクアはシグレを守るために歌を歌い、消えた。
シノノメ達の本当の仲間は、もう透魔竜の餌食になっているのかも…シグレはアクアの形見のペンダントのお陰で精神支配を免れ、記憶もちゃんとある。最初からこうするつもりでいた。ジークベルトが止めに入るが、シグレはここでようやく、ハイドラを倒す『幻の4番目の歌』の話をする。シグレの命を引き換えに、すべての世界が戻る。
シグレはシノノメ達を外に出すため、転移の水晶玉を渡す。所持する者の望む場所へと飛ぶ事ができる。一度切りの転移の魔法。シグレの分はない。
そんな…仲間だと思っていたのに…こんな…こんな事…裏切られるより切ないよ!
いやだ、嫌だよ…シグレ…消えないで!
シグレ!永遠にお別れだなんてやめて!
そんな事で秘境のみんなは喜ぶわけないじゃないかよ!嫌だ!嫌だよ!!戻ってきて…

シグレ…っ!!


次回、怒涛の最終回!!
カザハナ、誕生日おめでとう!

バッテリーが

死にそ…

見えざるミライの透魔探索記!子世代編4
『泡沫の記憶、迫る亡失』

…これは私の憶えている、或る世界の話。
ついに『夜刀神・白夜』を手に入れたカンナと白き王子たち、その戦いの影には、敗走する暗き国の王子と仲間の姿があった。
王子は傷ついた仲間を気遣い、再び剣をとることをためらう。

しかし、王子はまだ知らない。
彼が立ち上がらなければ、この世界の真実には辿り着けないということに。

暗夜王城のとある場所に、暗夜王国第一王子の息子ジークベルトと彼の臣下ソレイユ、臆病な重装騎士イグニス、人間とガルーのハーフのベロア、正義の竜騎士を目指す少年ルッツの姿があった。
皆、先の戦闘でかなり負傷したものの、重症者はいなかった。
ジークベルト本人は彼らしくない戦い方に疑問を抱く。敵の持つ剣と弓の光が淡く光溶け合い、救いの光のように見えた。しかしその光は救いではなく、傷をつけるものだった。これからどうすべきか。国王マークスがいなくなった今、国は混乱していることだろう。そこでルックは、情報収集をしようと提案する。イグニスもそれに賛成するがジークベルトは今は無闇に動かない方がいいと反対。
その言動から、ベロアはジークベルトは戦闘を避けたいのだと察する。今は動かず、他の者に任せるべきだと。戦闘経験がない彼らが今戦場に出るのは得策ではない。
だが、今はジークベルト達しかいないのだとしたら彼らがなんとかするしかない。ところが、もう戦いは始まっているようだ。だとしたら、加勢に当たらねば!そう思ったが、ジークベルトは出撃を見送ると命ずる。交戦直後、勝てる保証がない。仮にマークス兄さんが死んでいるとしたら、次期国王はジークベルトになる。彼に今死なれてはならない。ベロアは自分の父、フランネルはもう死んでいると確信する。あの量の敵相手に、無事でいられる訳がないからだと。ルッツは自分の父ハロルドも同じ境遇にあると考え出し、取り乱す。心配させまいと彼を励ますイグニス。
しかしソレイユはベロアの仮定は強ち間違いではないと判断する。でも、無事を祈っている。心を折らないためには、そするしかない。みんな不安なのは同じ。
ベロアはこんな時に仲良しごっこはしたくないと言い出す。ソレイユはジークベルトの臣下。主君のために今どうすべきかを。ソレイユはジークベルトと共に戦いに行くと。ジークベルトは本当は戦わなければならないと。仲間を傷つけたくない彼は本心を隠し続ける。ソレイユは自分の本心を隠そうとはしない。主君を守る事を決めている彼はジークベルトは戦いに向かうと判断。ベロアも本当は父が生きている事を信じている。そう信じ、戦場に赴く。
そこにはフォレオ達の姿が!キリのない敵達に応戦していたが、敵の次の標的はジークベルト達に。フォレオ達はのちに合流するために体勢を立て直す事に。
ジークベルト達がやってきた異世界…ここは…スサノオ長城じゃないか!?長城には謎のダークプリンセス、弓使い、巫女、妖狐が。架け橋付近に謎の侍。砦も多いし増援の予感。バラバラで戦った方が良さそうだな。ソレイユは固有スキルを活かしてベロアと常に行動を共にしよう。ルッツは鬼人がロストする槍砕きの金棒をゲットしてランサーやなんやらを薙ぎ倒そう。ジークベルトとイグニスは…まあ頑張らせる。
5ターン目でフォレオ達が合流。中立ターンでジークベルトが架け橋を渡りきっていればフォレオが話しかけてきます。逆にこちらから話しかけるというのもアリ。取り敢えずディーア、リブローを無駄遣いすんな。数ターンすると謎の剣聖、薬商人、忍、呪い師、天馬武者が現れます。落ちてしまえ!!
天馬武者から剣薙ぎの薙刀をゲットし…たが役に立ちそうにないや。特になんの苦戦もせず謎の弓使い撃破。その前に謎のダークプリンセスで大苦戦したからそれでいいいや。
あとは槍聖を逆刀で倒せば完璧だ!
フォレオ渾身のクリティカルも決まって敵全滅。20ターンは使いすぎか?
勝利したがまだ敵は向かってくる。しぶといなっ!やはり同じ夜刀神でも白夜と長夜じゃ差があるのか!?
これに気付いたジークベルトはジークフリートの力をカンナに託す。夜刀神は【夜刀神・暗夜】に!甚大なネタバレ!!
白夜と暗夜、二張りの夜刀神が交わり、遂に敵の正体を暴いた!そこにいたのは、白き王子の子と仲間達!一体何が…!?
敵の姿を見た瞬間、カンナに異変が、竜石がありながら暴走しだし、このままでは危険だ!
そして響き渡る穏やかな歌声。2頭の竜は正気を取り戻す。助けてくれたのは天馬武者シグレ。カンナ気付いた。今戦っているのは、本当に憎み妬むべき敵じゃない!それに気付いたカンナは幻術を見破る!そこは透魔王国。みんな秘境を出てからずっとここにいた。シノノメ達がいた場所は虚像。なんかおかしいと思ったんだよ!幻術の割には再現クッソ下手だな!
場所は変わり、闇の渓谷。シグレがいうには【透魔竜ハイドラ】がシノノメ達か真に倒すべき敵。星界…秘境には透魔王国に繋がる扉を開くことができ、そこから親達は連れ去られたと言う。だが、シグレが幻術にかかった理由は…忘れてしまった。
兎に角今は打倒ハイドラを決める。二人のカンナは互いに自己紹介を…ああ、ここでは母親の名前もミライになるんだ…しかし、カンナ以外の歴史は食い違い、シノノメとジークベルト達は本来会うはずのない『異なる二つの世界』の存在。夜刀神が二張りあるのが動かぬ証拠。二つの世界の4人の王子は相容れず、仲間割れが始まった。
せっかく幻術が解けたのに…これじゃあ振り出しに戻っちゃったよ!


明日…だな。
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