クサカベさんの絵の具
2014年4月30日 06:05 水彩・絵の具のはなし

ついうっかりクサカベさんの透明水彩に手を出してしまいました(。。*
いつか買ったら揃えてしまいそうだと思っていただけにわれながらこの収集癖どうしましょう…
まだ3つしか持ってませんが画材買うたびに増やしそうで怖い。

いっそ全部買って使う奴だけ吟味するべき?(・ω・´)


とりあえず感想はというと、チューブから出した感触がやわらかくてとろとろとしていますね。
ホルベインさんのはもりっと高く出そうと思えば出せますが、クサカベさんのは広がっていってしまう感じ。
パレットのコマにたくさんしぼって固めたいときは出し方を工夫しないと薄っぺらい固まりになってしまいますね。
パレットを斜めに固定して何回かにわけて乾かせば良いのかも。


乾かしてみたらホルベインさんのを見慣れてるせいかツヤ感がちょっと足りない感じがします(笑)


見えますかね?
上ふたつがホルベインさんのフタロブルーで下がクサカベさんのウルトラマリンです。
ホルベインさんのはてっかてかなのですが、クサカベさんのはてかりが全くありません。

ほかのも乾かしてみましたが全体的にてかりがないですね。さわってみた感触もホルベインさんのほうが微妙に柔らかいです。
グリセリンの量が多いらしく、水をつけたときはホルベインさんのほうが溶けるのが早いです。

でもクサカベさんのもそんなに溶けづらいわけでないのであまり変わりません(笑)

パレットに固めるとクサカベさんのほうが少しはがれやすいとたまに聞きます。
やわらかさというか柔軟性の違いがそこらへんに出るのでしょうか。


使ってみた感想はまったく違いがないですね。
とりあえずガンボージとウルトラマリンを買って比べてみました。

ガンボージは不思議な色味のあるホルベインさんのと比べてさっぱりした黄色でした。
クサカベさんのは顔料がPY17とありますがホルベインさんのはPY154、PY150、PY110とあるので3つが混ざった色のぶん深みがあるんですね。
でもすでに3つも混ざってるぶん混色には向かないのかもしれません。
水彩の本なんかに3色以上混ぜないようにって書いてありますもんね。

…逆にお手軽に深みが出せていいのかも?(笑)

ちなみにウルトラマリンとホルベインさんのウルトラマリンディープはまったく色の違いがありませんでした。


結論としては違いがあんまりないかも、って感じですね。
片方にないかわいい色があればそれぞれ好きなのを買えばいいかな、と思いました。

でもパッケージめっちゃ可愛いんですよクサカベさんの(。。*

下3つの絵の具めっちゃ可愛くないですか?
しかも日本の色名で籐黄とか瑠璃とか書いてあるんですよ。

最初にみつけてたらこっち揃えてたのにいい(ノд`)

あんまり増やさないようにがんばります…w

伝言(0)



*新旧#
表紙通知


-エムブロ-