
最近のお気に入り。TSUTAYAで購入したシネマハンドブック。2011年を振り返って人気の作品をランキング形式で紹介したり、色々な方面で活躍している著名人の方々がおすすめの映画をコメント付きで発表したり。有名どころでは、伊坂幸太郎さん、荒木飛呂彦さんなどなど…。大好きな映画からまだ観てない作品までたくさんあって、わたしにとっては夢のような本です。このクオリティで1冊200円はすごいと思う。表紙にもたくさんの俳優女優さんの似顔絵が描いてあって可愛いですが、裏面には時計仕掛けのオレンジの彼やアンジェリーナ・ジョリーもキュートなタッチで描かれてるんです!個人的には裏面の方がすきだなあ。今日はさっそくこのハンドブックでチェックしたものを参考に3本借りてきました!
TSUTAYAといえば、半年前までならレンタル履歴をネットで確認できるのをさっき知ってさっそく確認してみたんですが、なんか…すごくカオス……。前半は邦画が多かったんですが最近は洋画も増えてきて、しかもジャンルがめちゃくちゃなせいで自分の趣味がよく分からなくなりました。
でも、久しぶりに振り返ってみると面白いですね。これからもちょくちょく振り返りたいです。ちなみに半年の間でレンタルしたDVDの本数は54本で、劇場で観たのは46本でした!(劇場の方は別のキャンペーンに応募するときに確認しました)ちょうど100本ですね。今年はどれくらい観られるかなあ。今からとても楽しみです。
追記にドラゴンタトゥーの女感想。
ネタバレはしてませんが、読んだ方が先入観を持ってしまうかも知れませんので、一応隠しておきます。
追記を読む
ドラゴンタトゥーの女
スタンリー・キューブリックを薄めて大衆的にしたような作品。面白く撮っているのにつまらない。つまらなく続いていくのに面白い。スクリーンで観たことによって迫力が増し、満足感はたっぷり。でも、だからと言ってこれを気軽に誰かに奨めていいものかどうか分からない。少なくともわたしは家族や友人とは一緒に観たくないですね。付き合いたての初々しいカップルは絶対にデートで選んではいけない作品だと思います。
誰がハリエットを殺したのか。その謎はゆっくり考えれば誰でも分かる気がします。それくらい単純。でもその単純さを隠すみたいに出てくる人!人!人!一族全員が容疑者なので、ある程度登場人物が増えるのは仕方のないことですが、ただでさえ聞きなれない名前ばかりで(わたしは最後まで主人公のファミリーネームを覚えられませんでした)その状態で名前と顔を一致させて観ろと言われても無理です。ストーリー重視で論理的に映画を観たい方はあらかじめホームページで登場人物の名前と関係性を確認してから劇場に向かうのをおすすめします。
でも、きっとこの作品で重要なのはそういうサスペンスの部分ではないと思います。予告では過激なシーンをすべて取り除いてしまっていたので、予告だけ観て「全米で話題になっているサスペンスもの」と勘違いして観に行ったわたしは痛い目をみました。はっきり言ってグロい。それ以上にエロい。リスベット(ドラゴンタトゥーの女)や登場人物の異常性を表現するのになくてはならない要素がその二つだと思います。切り口は、冒頭でも言ったようにスタンリー・キューブリックの劣化版。劣化版というか、より多くの層を取り込むために分かりやすくエログロ表現しましたよ!という感じ。わたしはそういうのに耐性があまりないので終始胸がドキドキしてましたが、それを求めて観た人はどう感じたんでしょうか?ちょっとぬるいんじゃない?と感じたかもしれませんし、すごく満足したかもしれません。その辺はわたしも気になります。
個人的には、劇場で観たことにとても満足しました。冬のちょっとおどろおどろしい雪道や、派手な爆発シーン、随所に散りばめられた叙情的で悲惨なセックス。あと、一番驚いたのはオープニングのシーン!あれは必要なのか!?と思ってしまうほどオープニングだけが独立してました。完璧に監督の趣味ですね。ミュージックビデオとしてはすごい完成度だと思います。というか、あれはもはやオープニングじゃなくてただの壮大なミュージックビデオだろう!
モザイクがかかってるシーンにもびっくりしました。向こうで上映したときもモザイクをかけたんでしょうか…。大きなスクリーンで観たモザイクは新鮮で、普段はそういうシーンが好きじゃないわたしもガン見でした。あれが女優の本気か…すごい……。
モザイクの話で締めくくるのはアレですが、劇場でモザイクを目的に観るのも良いと思います。面白かったし、見終わった後も映像がちらちら頭に浮かんで(モザイク以外の映像ですよ!)昨日は珍しく他の映画を観ずにまっすぐ家に帰りました。余韻に浸れる映画っていいですよね。わたしがもう少し過激なシーンに耐性があったらもう一度観に行きたいと思える作品でした。