2018/03/29 22:51
『恐怖実話 怪の手形』

話題:最近読んだ本

オカルト研究家の吉田悠軌先生の「恐怖実話」シリーズ第2弾です。

土地や建物、樹木等が原因で起こった怪異については自ら足を運び、現場を確認する吉田先生が収集した怪談36編が収録されています。

中には特定の場所というか、「学校」という施設全てで怪異が起こり得る怪談もありまして……それが「123のピエロ」という怪談なのですが、このピエロ怪談の不思議なところは体験者の記憶やネット上での記録がいつの間にか消えてしまうという点です……。(>_<)
……そして、私が一番恐ろしいと感じたのは、この話を読んでいる時に「ピエロ怪談」の「ピ」の字を見落として「エロ怪談」と読んでしまった瞬間ですね……もしや、これもピエロの怪異……!?��(-д-;)(←そんなワケあるか!!)

それはそうと、どんな怪談の中にも、「一番怖いのは生きている人間」というのがありますが……この作品にも怪異よりも関わりたくない人間が登場する怪談がいくつか収録されています。
特に「父の獣」と「ホオノキ」に登場する女性達ですが……正直、「それをすれば不幸な目に遭う(かも知れない)」とわかっている行為を他人に強要する人間とは極力関わりたくないですねー……。( -_-)



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