話題:笑える話

今日というよりは、つい先程の話…

某百円ショップで何かジュースを買って帰ろうと立ち寄ったのですが、ドリンク類はちょうど商品補充中で、段ボール箱を載せた台車が商品棚を塞いでおり、その横にはドリンクを列べる店員の姿がありました。

買う物が決まっていれば、横から手を延ばして取るところですが、特に決まってもいなかったので、先にお菓子でも見てジュースは後回しにするかと考え、店員の横を通り過ぎようとしたその時でした…

不意に私の背後から一人の六十歳前後とおぼしき男性が出てないから現れてドリンクを列べている店員に声を掛けたのです。

私も驚きましたが、一心不乱にドリンクを列べていた店員もかなり驚いていました。

さて、此処からがごく普通の人間(その男性客)と虚を突かれた人間(店員)との会話です。

会話時間は僅か数秒の物だったと思います。

男性客『ホーミングって何処に置いてあるの?』

店員『えっ!? …ミサイルすか?』

男性客『ミサイルじゃないよ!洗剤のホーミングだよ!』

店員『あっ、あっ、そ、そうですよね…えっと、ミサイル…じゃなかった…洗剤は…』

あ、あなた…

確かに、ターゲットを追尾するホーミングミサイルという物は存在するけれど、ミサイル売ってる百円ショップなんて日本全国何処を探しても無いでしょう\(>_<)/

と、私は心の中でツッコミを入れました。

まあ、その店員も虚を突かれてさえいなければ、そんな勘違いをする事は先ず無かったでしょうが…。

そう言えば…

子供の頃、家の前の道で友達数人と遊んでいた時に、自転車で坂を降りてきた気の弱そうな高校生のお兄さんが、これ以上ない程の鮮やかなコケ方で大転倒した事がありました。

奇跡的に怪我は殆どしていないようでしたが、心配して駆け寄った私達に向かって、そのお兄さんが発した言葉は…

転ぶなら
転んでしまった
ホトトギス

という謎の俳句でした。

恐らくはあれも、虚を突かれてテンパっていたからこそ生まれた俳句なのでしょう。

人は虚を突かれるとトンでもない事を言い出す。

どうやはこれは、昔も今も変わらない事柄のようです…。(*´∇`*)