話題:笑える話


最初にまず断っておきますが、ズレた“何か”とは、決して“ヅラ”ではありませんので、そこはお間違えになりませんように…。

と云う事で本日は久し振りに、日常カテゴリのお話でも致しましょうか。


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さて、昨日の話。

夕の刻に帰宅した私は、改めて買い物に行く為に家を出ました。

出直した理由はただ一つ。自転車の方が速いし、持ち運びも楽だからです。

そんな訳でパンタロンのポッケから自転車の鍵を出しつつ、自転車を置いてある裏庭へと向かったのですが……

こ?

間違えました。

おや?

なんと、置いてあるはずの自転車がどこにも見当たらないのです!

(盗まれたか!?)

バイシクルな衝撃が私を襲います。

その時、隣の庭に隣人である隣の旦那さんの姿が見えたので、何か気付いた事はないか、私は尋ねてみました。

『スミマセン。自転車が盗まれたみたいなんですけど、何かご存知ありませんか?』

すると…

「ニャー♪」

旦那さんではなく、猫でした。

仕方なく私は部屋に戻ると、[Google EARTH]に自転車泥棒が写っていないかを確認する事にしました。


泥棒ですから、頭には白いほっかむり、唐草模様の風呂敷を担いで、輪っかみたいな真っ黒なヒゲが口の周りにあるはずです。

しかし残念ながら、そのような姿の人物を確認する事は出来ませんでした。

それに、考えてみれば[Google EARTH]はリアルタイム画像ではありません。

(これは参った)

万事窮す。

バンジー急須。

やむを得ず私は盗難事件として通報する事にしました。

『もしもし、警察ですか?』

すると…

「ポーン♪ 18時36分ちょうどをお知らせします…」

(ふぅ‥もう、そんな時間か。これはちょっと急がねばなるまい)

電話を切ろうとしたその時…

私は突然、或る事を思い出したのです。

或る事とは、いったい何なのでしょうか?

それを語る為には、時間を朝へと数時間巻き戻さなければなりません……