幻の妥協点ポエム『質問と解答』。


話題:眠い



【質問】よく、系統の違う神社のお守りを一緒に持つと神様が喧嘩するから良くないとか言いますけど、それって本当なのでしょうか?

(東京都在住18才。職業‐賽銭泥棒)


【解答】お答えします。それぐらいで仲違いする神様など神でも何でもありません。気にする必要は全く無いと思います。

同じ理屈で…

冷蔵庫の中にノンスメルとキムコジャイアントを一緒に入れても大丈夫です。



【質問】[壁に耳あり、障子に目あり]という諺がありますが、この諺を英語にするとどうなるのでしょうか?

(屈斜路湖在住91才。職業‐クッシー研究家)


【解答】お答えします。日本における諺[壁に耳あり、障子に目あり]はアメリカでは[カフェにママチャリ、ジョージにメアリー]となります。

地元のカフェなので、ママチャリを見れば誰が来ているのか一発で判る。転じて、“全てが周りに筒抜け”の意味。特にミズーリ州でよく使われているアメリカン諺です。



【質問】結局のところ、有名な魔法の呪文“アブダカタブラ”とは、どういう意味なのでしょうか?

(バミューダトライアングル在住24才。職業‐バミューダパンツ訪問販売)



【解答】お答えします。いきなり飛んできた虻(アブ)を追い払おうと腕を振り回したら脱臼して肩がブラ〜ンとなってしまった、という意味です。

あ、虻だ!わわわ!
あっち行け!ブンブンブン!
ゴキッ!グハッ!
そして…肩ブラ〜ン♪┐('〜`;)┌




時には妥協も必要。

今宵はこの辺りで手を打ちませんか?( ロ_ロ)ゞ


〜おしまい〜。



鳴かぬなら笑って待とうトホホホホ(後編)。


話題:楽しみなこと。

さて、混雑時のラミレス…いえ、ファミレス。貴方のグループ少考の末、席が空くのを待つ事にしました。

グループを代表して貴方が待ち合いスペースに設置されている【順番待ちの受付表】に、代表者して自分の名前を書き込みます。

【順番待ちの受付表】に貴方の名前を書き込む。それこそが今回の演出の最重要ポイント、いえ、殆ど全てと言っても過言の滝ではありません。

さあ、いよいよ、空虚な待ち時間を貴方色に染め上げる演出タイムのスタートとなります。キーポイントは貴方が書き込む名前です。

【ファミレスの受付表】というのは公文書ではありませんから、必ずしも真正直に自分の本氏名を記載する必要はありません。要は、他のグループと見分けがつけば良い。その為の名前です。

つまり、このような場合、名前という存在は、一つの記号となります。貴方のグループの存在を表す記号であれば名前は何でも良い訳です。いえ、実を言えば名前である必要すらありません。例えば【受付表】の名前書き込み欄に“前歯の差し歯”をテープで貼り付けても事は成立するのです。

その場合、呼び出し係の店員が『前歯の差し歯さまー!お席の方が御用意出来ましたー!』と呼びかけ、他に“前歯の差し歯”という名前の人間が居なければ、それは即ち貴方のみを指し示す記号となり、目的は十分に達せられる事となります。

しかし、流石にそれは店をおちょくり過ぎです。下手をすれば、イタズラと思われて大事な差し歯が捨てられてしまう可能性もあります。演出としては失敗と言えるでしょう。やはり、ここは一つ、“目には目を歯には歯を”の精神で“名前には名前を”と洒落こみたいところです。

ならば、どういう名前を書き込むべきなのか?

ここで私からの提案です。もし貴方の本名が《熊田熊吉》だとしても、書き込む名前をこんな物にしてみては如何でしょうか…

《続きは追記にて♪》。
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鳴かぬなら笑って待とうトホホホホ(前編)。

話題:楽しみなこと。

未だかつて誰も何も待った事が無い、そのような人は新生児を除いては恐らく誰も居ないと思います。

信号待ち。電車待ち。連絡待ち。
主役待ち。検査待ち。秋田小町。
あの町この町、日が暮れる。

といったふうに、待ち時間というのは総じて暇なものです。そこで人は考えます。さあ、どうやってこの暇を潰そうか…と。しかしです、果たしてそのようなお定まりの発想で良いのでしょうか?と、私は声を小にして言いたいのです。

待ち時間=暇=潰すもの。

まずは、その前提を軽やかに覆す事が大切だという気がします。では、どのように覆すかと言いますと、私はこのように考えるのです。

待ち時間=自由=演出するもの。

間違えても、暇がシャボン玉のように宙に浮かんでいて、それをトンカチやカナヅチで潰して暇人レベルを上げよう等とタワケた事を考えてはいけません。

とは言え、待ち時間である以上は何かを待っているわけで、となると(ダック)、必然的にそれは自由と言えども限定的なものとなります。つまりは待ち時間という暇は限定的な条件下における演出可能空間と定義付けされ、そう考えると待ち時間なる時空間は欧米におけるシチュエーションコメディに近似した世界にも十分成り得るわけです。

では、具体的にどのように演出すべきか?

そこで、恐らくは殆どの方が経験していると思われる格好の汎日常的シチュエーションが有りますので、それを使って簡単に説明してみたいと思います。

舞台はファミレス。老若男女がピコピコとファミコンをしながら食事するレストランですね。違います。ファミリーレストランです。

ファミレスにおける座席案内待ち。

それが今回取り上げる“待ち時間”となります。

但し、演出が可能となるには三つばかり条件があって、一つ目は店がかなり混んでいる事。そして二つ目は、待ち合いスペースがある事。そして最後の三つ目は、貴方が複数人で店を訪れる事となります。

さて、まずは貴方のグループが店に入ります。混んでいる。入ってすぐの場所にある待ち合いスペースには席案内を待つ他のグループが複数待っています。どうやらこれは順番が回ってくるまで少々時間が掛かりそうです。貴方は仲間と相談します。「どうする?別の店にする?」。しかし、駐車場所を確保出来た事もあり「移動するのも面倒くさいから待とう」という結論に至ります。

さあ、これでシチュエーションは整いました。

人が大勢いるファミレスの待ち合いスペース。一幕物のコント芝居としては悪くない舞台です。

それでは後編にて、この、ごくごく日常的な場面にちょっとした演出を加え、微かに非日常のかほり漂う香ばしい空間へと変化させて行きましょう…。


《後編へ続く》。


★★★★★


いえ本当は、一編で十分収まる程度の大した事ない話なのですが…

何せ寒いので!(゜ロ゜)

前後編にわけてお届けしようと思います。

という事ですので、先の展開が読めてしまった方は“お口にチャック・ウィルソン”でお願い致します♪(//∇//)


暇人28号、暇を語る。


話題:のんびり



ある暇な夜。あまりにも暇すぎて、にっちもさっちも行かなくなっていた暇人28号は何となく手近にあったトンカチで暇の一つを試しに潰してみる事にした。すると、暇はペカっと音をたててぺちゃんこになった。なるほど、いかにも暇らしい空虚な音だと暇人は思った。

暇人28号の暇レベルは現在49。コツコツと暇を積み重ね、此処までレベルアップしたのだ。彼ぐらいのレベルになると暇という“概念”が現実の“物”として物理的に眼で捉える事が可能となってくる。暇人28号の目に映る暇はシャボン玉のような形で空間を漂っていた。

暇人28号は暇に任せて、暇と云う暇を片っ端からトンカチで潰して行った。ある暇はホヘっと音をたてて潰れ、またある暇はフハっと音をたてて潰れた。暇にも色々と種類があるのだ。

暇人がちょうど青いシャボン玉の暇を潰したところでメールの着信音が鳴ったので見てみると、それは友人のM君からで「暇ならメールください」となっていた。

暇人はメールを返さなかった。

暇を潰すので忙しく、とてもではないがメールを返す暇など全く無かったのだ。

すると、何処からともなく間の抜けた音がして暇人28号のレベルが49から50へと上がった。恐らくメールを返さなかった事が暇レベル的には吉と出たのだろう。

そして、レベルが50の大台に乗った瞬間、暇人の目に映るシャボン玉(つまりは具体化した暇)に大きな変化が起こった。

どういう変化かと云うと、各シャボン暇玉の上部に貼り付けられているタイトルの存在が視認出来るようになったのだ。それは、レベル49までは全く見えなかった物だ。

暇人28号は、ウルメ鰯のようなウルウルした瞳で各シャボン玉のタイトルを読み上げた。

「冷蔵庫の中の整理」。

なるほど。これは、冷蔵庫の中の整理をすべきところを怠った事により誕生した暇に違いない。暇人28号はそのシャボン玉をタイトルごとトンカチで潰した。


「F君への年賀状」。

年賀状を出し忘れた事による暇。勿論、すぐさまトンカチで潰す。

「男のイタリア料理三ツ星レシピ」。

買うだけで満足してしまい、コタツコの高さを調整する為、コタツの足の下に敷かれている本だ。トンカチで潰すと“ボーノボーノ♪”と音がした。

暇には暇で歴とした誕生の由来がある事を、この夜、暇人28号は知った。

しかし、タイトルを見てもイマイチよく意味の判らない暇も数多くあった。

「駄菓子の店先に置かれていた新幹線ゲームの緊張感」。

「プロフェッショナルな薄氷の踏み方」。

「ジャパネットのたかた社長の声の高さがMISIAを超える日」。

この辺のタイトルを持つシャボン暇玉の意味は、正直よく判らなかった。

暇人28号は静かに決意してちた。もっともっと暇人レベルを阿下なければ…と。

暇道はまだまだ奥が深い。

暇人の行く道は果てしなく遠い。
だのに、何故、歯も磨かずに
暇を潰すのか、
そんなにしてまで…。


さてさて、色々とやらなきゃならない事は山積みなのだけども…

取り敢えず、布団に入って考えよう。

【暇人の格言@】

『取り敢えず、寝るか』。



――――――――


さてさて、皆様…

暇は潰せましたでしょうか?

フフフ…。

〜おしまい〜。


【プチ追加版】映画のごっこ煮的な浦島太郎(バトン)。

もしもあなたが"浦島太郎"だったら...

試しにハリウッド映画のテイストでやってみましょう♪

★★★★★


むかーし むかし
あるところに
浦島太郎という
青年がおりました


ある日 浦島太郎が
浜辺へ釣りに行くと
子供達が「頑張っているハゲチャビンのおじさん」を虐めてるではありませんか


そこで太郎は言います

これこれ君達
「ニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事」を虐めてはいけないよ


そして無事「ブルース・ウィルス氏」を助けた太郎

すると「髪の毛が一番ダイ・ハード状態な彼」が
太郎に言いました

助けてくれて
ありがとうございます

御礼といっては何ですが

あなたを「今は“某所”としか云えませんが、夢のチョコレート工場に優るとも劣らない素敵な場所」に案内いたします

そして太郎は「フラッシュダンスでジェニファー・ビールスがバケツの水を頭からかけられた時に座っていた椅子」にまたがり

「とか云って本当は“犬神家の屋敷”なんてオチじゃないだろうなと心配しながら、目隠しされた状態でマクレーン刑事にキャスター付きの椅子を押され、素敵な某所」へ向かいました


そして「どう見てもショーパブにしか見えない所」に着いた太郎は言葉を失います

それはまさに
夢のような光景

たくさんの「ジェダイの騎士」達が華麗に「モンローウォーク」しながら太郎を出迎えます


そして太郎は夢のようなひととき
を「ものまねパブ[ハリウッド]麻布十番店」で過ごしました


最後に乙姫という
「戸田奈津子さんに匹敵する日本語版字幕」のお姫様から

「失われた聖櫃(アーク)」というお土産を頂きました

しかし、乙姫は
太郎に言いました

よいですか?
このお土産は決して
「インディ・ジョーンズに渡して」はなりません

そして太郎は再び
「タイタニック号と名付けられたフラッシュダンスの椅子」にまたがり故郷に帰りました

しかしお土産の
「真偽のほど」が気になる太郎…

太郎は
お姫様の忠告を聞かずに

「失われた聖櫃(アーク)」を「ハリソン・フォードに渡」してしまいます


☆☆独断でマルチエンディングにしてみました☆☆

ー【END-1】ー

するとたちまち太郎は
「ターミネーター」になってしまいました

そして変わり果てた
自分の姿を見た太郎は

ひとこと
こう言いました…

「アイル・ビー・バック」!


ー【END -2】ー


するとたちまち太郎は
「草刈民代さん」になってしまいました

そして変わり果てた
自分の姿を見た太郎は

ひとこと
こう言いました…

「シャル・ウィ・ダンス」?


ー【END - 3】ー

するとたちまち太郎は
「小森のオバチャマ」になってしまいました

そして変わり果てた
自分の姿を見た太郎は

ひとこと
こう言いました…

「モア・ベターよ」♪


ー【END - 4】ー

するとたちまち太郎は
「劇場版エヴァンゲリヲン“破”の伊吹マヤ」になってしまいました

そして変わり果てた
自分の姿を見た太郎は

ひとこと
こう言いました…

「パターン青!使徒です」!


ー【END - 5】ー

するとたちまち太郎は
「見た目は子供、頭脳は大人」になってしまいました

そして変わり果てた
自分の姿を見た太郎は

ひとこと
こう言いました…

「江戸川コナン…探偵さっ」!


ー【END - 6】ー

するとたちまち太郎は
「私が敬愛してやまない、シベリア超特急のあの人」になってしまいました

そして変わり果てた
自分の姿を見た太郎は

ひとこと
こう言いました…

「いやあ〜映画って本当にいいもんですよね」♪



ー【END 7】ー

するとたちまち太郎は
「ハラ軍曹」になってしまいました

そして変わり果てた
自分の姿を見た太郎は

ひとこと
こう言いました…

「メリークリスマス!…メリークリスマス…Mr.ローレンス!!」!(゜◇゜)ゞ



おわり。






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