クズとメガネと文学少女(偽)2


この2巻で完結、クズとメガネと文学少女(偽)。
新しいキャラクターも増えたので正直まだ続けてほしかった漫画だけど、物事はもう少しだけ欲しいというところで止めるのが正解なのかもしれない。
1巻と同じく偽りの文学少女を中心に誤解や小説を交えながらの学校生活を緩く読める。
ただ次第にクズはそれほどクズではないしメガネは言うほどメガネではなかったし、偽物の文学少女は気づけば本ばかり読んでいる。
2冊で終わってしまったのも、もしかしたら偽りが偽りではなくなったためかもしれない。
彼らはいつしか人の為に考え思い、人の為に優しさを向けあっていったのでした。人の為に。

今回の主な書籍はこちら。

ノルウェイの森 村上春樹
悪の教典 貴志祐介
インシテミル 米澤穂信
Another 綾辻行人
君たちはどう生きるか 吉野源三郎
火花 又吉直樹
こころ 夏目漱石
夏と花火と私の死体 乙一
GOTH 夜の章 乙一

作者が影響を受けたというGOTHはいずれ読んでみたいなと思う。
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2020 7/11(Sat)
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