平成ちよこれいと No.2


No.2は明治からMeltykiss。
ーーこれがなければ冬を迎える意味がない。と僕に言わしめる程の一品。
発売日は1992年。正に平成を駆け抜け、象徴とするチョコレート。
これまでになんと28種もの製品を販売した。
「冬のキスは雪のようなくちどけ」というフレーズを見ればすぐに頭のなかであの女優と歌が流れ始める。
小さなサイコロ型で、口に入れると苦味、そしてショコラの甘さと共に雪のように儚く溶けていく。
なるほど確かに雪のようなくちどけとしか言えず、自然と大切に味わっていることにも気づくだろう。
人の口内温度との相性も極めていい。雪のように、とは言ってもほんとうに雪のように溶けてしまうと多幸感はそこまで得られない。
Meltykissの強みは口内で溶ける時間が早すぎず、そして遅すぎないところ。
それがとろけて濃く、Meltykissの最大のしあわせ(長所)なのである。

降る雪がぜんぶメルティーキッスならいいのにね。

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2019 2/9(Sat)
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-エムブロ-