FAST MELODIC or DIE

V.A/Un-Scene4 30 Seconds To Impact

結構前にジャンボさんにディストロしてもらったV.Aなんですが、これかなりいいバンドたくさん入ってます。
某Short Pepople〜をパクったであろう内容で、一曲30秒の曲が99曲入りｗｗ
なんかレーベルのロゴもたいがいぱくってますｗｗｗ
肝心の内容なんですが本家にも引けをとらないようなバラエティー溢れるバンドの数々で、後々のシーンを引っ張るであろうバンドがいくつもいる事と思います。
中でもHogwashの♯８[Aftershow At Lil Jon's]がかっこよすぎる。。。
30秒ながらも彼等の楽曲で一番やばいんじゃないのかって勢いです！
同じくBells On Recordsから出してるPendletonや、FASTLIFE RECORDSから発売されそうなDespondentなんかも収録。
他にもLaughing In The Face Of、32Framespersecond、Sumbulanceなんかの有名処なんかも入りつつも残りは全く知らないバンドがほとんどでした。
高速メロディックはもちろんの事、最初にも書いた通りかなりバラエティー溢れる内容なので新たな発見がかなりある事間違いなしです！
少し前にいつも勉強させてもらってる、『ADHESIVE』さんでもディストロされてたんですが、今はどうなんでしょう？
Hogwashの曲のためだけでも買う価値ありです＾＾

最後になりましたがジャンボさんこの際はありがとうございました！
またディストロの方、次回があるのを期待しちゃっていいんでしょうか？ｗｗｗ
あとイベントのフライヤーかっこよすぎです！
余ったりした時は10枚くらい下さいｗ

Psychomania/First Strike

メロディー:★★★★☆
　高速度　:★★★★☆
　哀愁度　:★★★☆☆
メタリック:☆☆☆☆☆
お気に入り:★★★★★

大分発のPsychomaniaの1997年発売の1st！
てっきりレビューした物だと思ってました。。。
ご存知『High Speed Flower Records』オーナーのKu-geさんが活動していたバンドで、正式にはまだ休止？との事で、いつかはレーベルから新作も？なんて勝手な妄想を繰り広げちゃいますねｗ
内容の方は終始高速でメロディアスなメロディーが持ち味のメロディックハードコア！
それも我が母国語である日本語でのメロディックハードコアなんて唯一無二の存在じゃないでしょうか？
歌詞が分かると曲への接し方も変わると思うのですが、非常に入り込める内容の切ない歌詞の数々に、暗くてどこか切ないメロディーで味付けされた楽曲は中毒性までも備え、英語の歌ばかり聴いていた自分はにかなりの衝撃を受けました！
いやあ〜ほんと切ないメロディーの連続はやばいです！
聴けば聴くほどってやつですよ。
哀愁とはまた違い、こういうのもエモーショナルっていうんじゃないのかな？って気もさえします。
どことなくなんですが、日本やUSのバンドなんかの感じとは違い、UKメロディックのような感触があるんですが自分だけなんでしょうか。
これ聴いてたら無性にUKメロディックに走りたくなるんですｗ
勝手なイメージですが秋〜冬が非常に似合う、そんな作品です！

Hope/It's Not My Fault You're Ugly...

メロディー:★★★☆☆
　高速度　:★★★★☆
　哀愁度　:★★★★☆
メタリック:☆☆☆☆☆
お気に入り:★★★★☆

カナダ産Hopeの2000年発売の1st！
ライブ盤も発売されたHopeなんですが、改めて初期から聴くとほんといいバンドですね。
この頃は現在と違いとにかくしょぼくて、どたばたのB級メロディックと言っていいくらい。
でもそれがまたかっこいいんです＾＾
一見キャッチーな印象なんですが、全くメロディーが耳に残らない辺りの絶妙具合ときたら最高ですｗ
3rdからさかのぼって聴いた人なんかはまずびっくりするんじゃないですかね？
それでも所々では哀愁のあるメロディーを見せたり、どこか切ない感じを出してみたりと侮れない訳なんですが、やはり全てが割りと単調なんで物足りなさが残ってしまうのは仕方ないのかなといった所です。
一曲一曲を取り上げると非常にいい曲ばかりなだけにモヤモヤしてしまってなんだかなあ〜って感じです。
と、冒頭ではほんといいバンドだなあ〜とか言っておきながらこんな事ばかり書いてしまいましたが、ほんとにいいバンドです！
何がってやはり非常に愛着がもてるんですねｗ
このしょぼさや単調さも愛嬌があっていいんじゃないですか？と言った感じですｗｗ
T&Nに所属してた昔のバンドとかが好きな人は気に入るんじゃないでしょうか？
Undecidedには特にかなり似ていると思います！


自分の中でカナダのバンドには勝手なイメージがあって、トップにBelvedere、次にH5D、
そしてその下にHOPEとMUTEがいて四天王的なイメージがありますｗｗ
そしてその四天王に対して裏四天王にはトップにTrigger Happy、それにReset,Choke,Propagandhiの渋い所が並ぶといった感じじゃないでしょうか？ｗ
Propagandhiは裏か微妙な所なんですが、こういうの好きですｗ
実際の所カナダでのそれぞれのバンドの知名度ってどうなってんでしょうね。

The Knob/Thir13en Ways To Go

メロディー:★★★★★
　高速度　:★★★★☆
　哀愁度　:★★★★★
メタリック:★★☆☆☆
お気に入り:★★★★★

フィンランド産Knobの2007年発売の2nd！
1stを聴いた時にこれよりすごいのなんてあんのか？的な勢いだったんですがすぐに見つかりました。
この2ndでは自分の想像を遥かにこえる出来を見せてくれていて、もうあれなんです、かっこよすぎるんで誰にも教えたなくないなとか思っちゃう訳ですよｗｗ
独り占めしたい衝動にかられますｗ
この2ndではより高速な曲が増えアグレッシブになった中にも、バンドとしての成長が見られるアレンジが所々に散りばめられています。
速い曲も遅い曲もより一層かっこよくなってる訳です！
それにしても声がTony Slyに更に似てきてませんか？
曲によってはかなり似ている気がしますね。
うーん、もうあんだけ自分の中では熱く1stをレビューした後なだけにもう書く事なんてないですｗ
だってあの作品をさらっと追い越す作品なんです。
ベテランの風格すら感じるこのバンドなんですが、何故こんなにまでも無名なんでしょうか。。。
それが不思議で不思議で仕方ないです。
２,３年後には新作で日本デビュー→日本でかなり有名に→この２枚のアルバムがNot Availableの初期作のような扱いに。
なんて妄想が頭を過ってしまいますねｗ
いやほんとにそうなってもおかしくないんじゃないかなと思う次第です。


そんな感じでヒロトさんから買わせてもらった品々のレビューも一段落です。
今年一年たくさんのディストロをされてる方からCDを買わせてもらった訳なんですが、僕みたいに海外から買えない者にとってディストロしてくれる方々は非常に大きな存在で、そのお世話になった方々、一人一人に感謝の気持ちでいっぱいです。
特にヒロトさんには、個人的にも今回のディストロ以外でかなりお世話になり、ほんとに感謝しっぱなしの一年でしたが、改めて感謝の言葉を言いたいです。
ほんとにありがとうございました！
また来年もいろいろと迷惑かけてしまうかもしれませんが、宜しくお願いします＾＾；


そんなこんなでまた一年の終わりのように書きましたが、まだまだ普通にレビューしていくと思いますのでｗ

The Knob/Something For Nobody

メロディー:★★★★★
　高速度　:★★★☆☆
　哀愁度　:★★★★★
メタリック:★☆☆☆☆
お気に入り:★★★★★

フィンランド産The Knobの2005年発売の1st！
もうね、ヒロトさんありがとうございますとしか言葉が思い浮かびません。
これだけのバンドが無名というのがおかしい。
メロディーの良さではNo Use For A Nameにも匹敵するものがあり、哀愁面では最早NUFANをも凌ぐと言っても過言ではないんじゃないですか？
あまりに良すぎるんでマイナーな事に焦れったさや怒りさえも覚えそうなほどですよｗ
そのインパクト・破壊力ときたら昨今のバンドではなかなかないオリジナリティというか、そこ等辺にいる90sバンド達のフォロワーには到底出せない圧倒的なものを感じますね。
そこまで言うか？と疑問に思う人もいるかもしれませんが、聴けば納得だと思います。
そしてこのバンドの更にすごい所は、聴けば聴くほど更に好きになるんです！
圧倒的なまでのインパクトを見せつけながら一切飽きさせずにより聴き込まそうとする中毒性までも完備しているという、最早哀愁メロディック好きにはこれ聴かずして一生を終えられるかよというほどの勢いじゃないですか？
正直この作品には速い曲は1/4程度なんです。
しかし遅い曲も速い曲も関係ないくらいの名曲がずらっと並びます。
最高のメロディーに最高のコーラス、ある意味Adhesiveが現代に蘇り、高速感を過去に捨て、更なる哀愁を手に入れた、そんな感じとも取れるんじゃないかなって思います。
ちなみにその大半を占める遅い曲も良いんですが、やっぱり高速狂な自分にとっては、♯15[Armageddon]みたいな曲が来るとテンション上がりますね。
仕方ないです。
なんやかんやでやっぱり速いのは最高です＾＾