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忘れ物はないですか。見つけにくいものですか。

あたしが泣く子も黙る坂の上に住んでるって話は、まぁ周知の通り。

最近じゃ坂っつってんのに、
崖の上ってジブリっぽいニュアンスで伝わってるけど、
まぁ、それはちょっと置いといてね。

その坂だか崖だかの住居にて、
いささか事件が発生しました。

あたし、二階建て四世帯のアパートに住んでるんですけど、
どっちかってーと二階の方に腰を据えてるんですけど、
二階っつっても三階くらいの地面との距離で、
下着ドロとかもれなく来れない感じなんですね。
きたらむしろ褒めるっつーか、頑張りを労うっつーか。

だからベランダに洗濯物を干す際なんて、
落ちたら大変ですから細心の注意を持って干すんですよ。
洗濯バサミを数えさせたら四世帯中一番だと思う。

とはいうものの、二年も住んでればイレギュラーも多々ありますし
どんなに注意しててもね、
落としちゃうことだってある。人間だもの。

一度だけ、スーツをまるっと落としてしまったことがありまして、
とんだ大捜査線を陽だまりの中繰り広げたことがあったんですけど、

今回、捜査どころじゃない。

文字のニュアンスだけで例えるなら戦場のピアニストっぽい。

激しく、そして切なく。


「拝啓 りっちゃん

先日は、久しぶりに会えて凄く楽しかったです。
あっという間の一日でしたし、
会わなかった期間を取り戻したようなひと時でした。

色々と、話を聞かせてくれてありがとうね。
りっちゃんと話していると、いつも驚きなことがいっぱいです。

ああ、そうそう、りっちゃんが寝巻きで持ってきたロンTね、
ちゃんと洗って保管しときます。

真ん中にでっかく「巨乳」って書いてあるから、
これからも内輪の中だけで着てくださいね。

それでは、次は2016年に。

ゆうこより。」






っていう、友人の忘れ物をですね。
洗ってた。ちゃんと洗って干してた。

「りっちゃん巨乳っつーか微妙の微で微乳だよね〜!笑」

「まじそれ乳か際どいみたいなニュアンス持っちゃってるから〜笑
紛れもなくっつーか紛れ難く乳だから〜!笑」


とかって会話をした思い出がある巨乳Tを、せっせと。


いつも通りの手順でいつも通りのハンガーでいつも通りの場所にいつも通りね、
干してたんですけど、
その日の夜に、いつもと違う風が吹き荒れまして、

朝起きたら見事にホームアローンなの。



え?みんな、どこ行ったの、、?


ベランダの隅とかかろうじて手すりに引っかかってたりとか、
なんとか、ほとんどのメンバーは無事回収したんですがね、

野球でいう、4番がいねぇ。。


はいはいちょっと!ちょっとストーップ!!
たんま!一回たんまねー!!

いやー、まじほんとさー、
小学校で習わなかったの?
どこか出かける時はお家の人に行き先と遊ぶ友達を伝えろーって。

んでもって、何時に帰るかの目安くらいまで伝えとけーって。心配すっから、まじで。

ベランダの下、一階の二部屋のちょうど真ん中あたりに、
巨乳がね、落ちてるんですけど。

そこねー。前もね、一回落としたんだけどねー。
もうね、あたしがどんなことして取ったと思ってんの?


軽く泥棒だったからね?


ほら、一階だから結構簡単にとれそうなんだけどさ、
最初に言ったように、三階建てくらいのテンションで建っちゃってるから、家。

地面と一階の距離感、半端ないのね。
凄く小さい頃に会った親戚の叔父さんみたいなよそよそしさ。

だからスーツをまるっと落としちゃった時なんて、
家からちっちゃいテーブルと椅子と分厚い本とクイックルワイパー持って、大捜査線
ですよ。

事件は現場で起きるねほんと、っつって。

しかも、クイックルワイパーで引っ掛けてとろうとしたら、
あいつ首の部分しか稼働しねーから全然戦力外だったしね。

サッカーにオコエ呼んじゃったよ的な。
腕の長さとか活かせないから。

ましてですよ、
アパートの裏側からベランダに登ろうとしてる奴がいたらですよ、
とにかく明るい安村だって血相変えてきますよ。安心してくださいとか全然通じないから。

そんな過去の実績をね、持ってして、
再トライしろと、、?


あれはもう、繰り返すまいと思ってたのに?

これが普通の、なくなっても問題ないような服だったら、
見ないふりって選択肢もあったのに、

保管しておく側の義務としては、
拾いに行くしかないわけです。
ちょっとした泥棒っぽくなったとしても。

例えばこれが、人に見られても問題ないような服だったら、
一階の人にちょいと事情を話して、
拾うのに協力してもらいたいんだけれども、

あたし、「巨乳T」を見られた後に、
通常フェイスを保てる自信がない。
「ちょっと友人の服が落ちちゃって」なんて理由を添えたとしても、
保てる自信がない。
むしろどんな友人だよって。
それこそ安村かよって。明るいかよって。



で、登りました。
ちっちゃいテーブルと椅子と分厚い本と、
今度はクイックルじゃなくてハンガーを持って。

ハンガーのね、あの引っ掛けるところでちょちょいと、
ちょちょいと取ろうと思ったんですけど、
全然ひっかかんないの。
むしろクイックル的な感じで結構な戦力外。

「、、、二の舞か!!!」って、
人生であんなに力強い二の舞を言ったの初めて。

最後に信じられるのは己のみって感じで、
ほんと気持ち程度な崖の側面のでっぱりを利用して、登りました。
登ったっていうか、ぶら下がったっていうか。
自分家の裏側登るって、そうそうない。

巨乳を救出してからの撤収具合ってったら、
すき屋くらいのスピーディさでしたね。
勤続5年目のエリアマネージャーくらいのスピード出てたと思う。

だって、何が怖いって、一階の人にうっかり出くわしでもしたら、
あたしも怖いけど、相手も怖い。

曲がり角で食パン銜えながら出会うのとじゃ、
わけが違うわけですから。

一度もお話したこともないですけど、
一つ屋根の下に住んでいる者としては、
そこは、親しき仲にも礼儀あり。と。
あくまで紳士に、迅速に問題解決を図らねば、と。

そんな思いで救いだした巨乳Tをね、
また洗って、その子と会った時に持ってってあげたんですけどね、
まぁ、まさかの

「別にあんまいらないからよかったのにー!律儀ー!」

って言われた時には、
あたしも戦場でショパン弾けそうなくらい、
胸にくるものがありました。
(2015年とともに忘年してぇ。)

皆さんほんと忘れ物には気をつけて。


ギリギリで暴かれる対応力をもっとプロデュースしていきたい〜2015〜



あたし、面白いほど引きこもり
でも外に出るのも大好きで
浅田真央でいう、「ハーフハーフ」

実は社交的で生まれついての楽天家って噂の、
9月30日に生まれましてね


見ず知らずの人が友達に少し似てるってだけで、
親しみを抱いて友達っぽい気持ちになっちゃうところとか(社交性)

美容院で「全体的に丸い感じにしてください」っていう
アバウティーなオーダーに対して
ちびまる子ちゃんっぽい仕上がりになっちゃった時も、
「オーケーオーケー伸びればオーケー」
で済ますタイプ(楽天家)




その昔ビーナスが持っていたとされる平等の器具
星座中きっての平和主義
「良いとこ悪いとこ、あるのが自然よ、人間だもの。」

あいだみつおを感じさせるのんびり感かつ、
秤ならではの、優柔不断。
憧れの言葉は「即決」

産まれて飛び出て22年

恋に挫折に親孝行

酸いも甘いもそれなりに

一般的なセレモニーはね、年相応に満たしてきた。
一度は経験しとくべし!っていう話題の輪に投げ込まれても、
一応対応は出来ると思う。

ドラクエのレベル上げ中の停電で知る、保存の大事さ

マラソン大会の「一緒に走ろう」の拘束力の低さ


友達Aの彼氏がいけてない時の「優しそうだね!」
というコメントに込められた、友達Bの苦い気持ちとか

東北大震災で帰宅難民になったので、相談しに行った交番で

警官「なぁ、、俺らに何ができると思う?」
私「いやー、、そうっすねー、、」

逆質問されて、ポリスメンの限界もね、学んだ。

エロサイトをエロサイトと思わずなんら普通に見てたら、
後日届いた請求メールでエロサイトだと気づいたり。

おかしいとは思ったんだよねー。
無料の着メロサイトかと思いきや
「野鳥の鳴き声」とか
「川のせせらぎ」とか癒しカテゴリの中に
「車内の吐息」とか 「電話口の興奮」
とか ん??ってな題名がね、
ちょいちょいあったりしたから。


そんな幾多の経験を乗り越えてですよ
多少の出来事には動じず対処できると、思ってた。


段々コートが必要になる某日
お一人様でラーメンキメた帰り道で、素敵な雑貨屋があったんですよ
ええそりゃあもう素敵な。

そこでドストライクな指輪がありまして、
わーっ!って、わーっ!って、
購入前提で試しにはめたりしてみたわけです。
結婚前提にお付き合いください的なスタンスで。

一番サイズ的にしっくりくるのはどこかなーって、
小指から親指から色々試して、
あっちゃこっちゃ遊び倒して、

で、ちょっと可愛い店員さんに、
「それ可愛いですよね〜!ご自宅用ですか??」

なんて話しかけられたので、
会話のキャッチボールを楽しんでたのね。
巨人の星とかそんな感じじゃなくて、
夕方に土手でコミュニケーションをとる親子みたいな感じで。

「夢は、あるのか?」
「‥‥まーねっ!」

的なね。


時間にして30分くらいかなー。
商品の話からのお酒の話になっちゃって盛り上がる盛り上がる。

「お互いオヤジですね☆」
なんて傷舐めあったくらいにして。

で、その間ずっとさ、
はめてたのね、指輪。


いや、その前に食べたラーメンを
責めるわけじゃあありません。

「ぅぉおおひとり様でぇぇえーーっす!!」って掛け声も、なかなかよかった。
きっぱりと恥じらいを吹っ飛ばしてくれるくらいの声量でしたし。
なおかつ、大変美味でしたし、
硬め濃いめ多め(アブラ)ってオプション付きオーダーに対しても、
「硬め濃いめ油うぉぉおおめでぇぇえ!!!」
ってね、

とても気持ちの良い対応をしていただきました。
(もうちょっと小さい声でも良かったかもしれません。)

身につけていた白シャツを気にかけていただき、
「エプロンっぽいものいりますか?!」
って、

お忙しい中エプロンもご用意いただいたりして。
(っぽいものってところが、多少気になりましたけど。)


塩分高めなこってり系でしたけど、
こってりしつつあっさりというんですか、
押して!押して!そして引いて!みたいな
恋愛に似たような味の駆け引きも、
大変勉強になりましたし、
また行こう!っていう気持ちにさせてくれるような一品でした。
帰り際の「お帰りでーーっす!!ぅぅおおひとりさまでしたぁぁあ!!」って掛け声がね、
「お一人様お帰りです」と「ありがとうございました」が混ざった掛け声だったとしてもね、
まぁいいかなと。



だからね、もう問題があるとしたらこちら(私)側のせいだと思う。
浮腫のリスクがあるのにちんたらしてた私のせいだと思う。

あんなにあっちこっち移り変わり浮気三昧だった指輪の野郎がね、

抜けねーでやんの。

薬指から。



店員さんと話してる間に、
完璧浮腫んでらっしゃる

さっきまであっちこっち飛び回ってたのにも関わらず、
どーれーにーしーよーうーかーなー!
なんてチャラついてたのにも関わらず、
いきなりの一途。

腰据えてくれるのはね、
こちら側としても嬉しいですし、
結婚(購入)前提にね、考えてたってのはあるんですけど、

ちょっと、一回離してほしいのね。
分かった分かったーって、
逃げないからーって、

っていうよりも、あたしもただの指ならそんなに何も、
店員さんに一言声かけてさ、
恥を承知で「ちょっとがっつりハメすぎちゃって、、」とかカミングアウトできるんですがね、

決して他意はない。
他意はないですし、
ほんとただのまぐれっていうか野球でいうデッドボールみたいな位置づけなんですけど、

場所が悪いよね。左の薬指っていうのがね。

そっからったらもう必死ですよ。
出来れば穏便に済ませつつ、
何事もなかったかのように売買契約を交わしたいですから。
右に左に一回転、からの半回転ひねり、みたいな、
内村選手並みのひねりやらなんやらを試してみたんですけど
抜ける気配すらなく
むしろ捻りすぎてなんか腫れてきてね?くらいの締め具合でしてね。

意味なく買う気もないピアスを凝視してるフリをして、
指の腹部辺り、ひねって、ひねって押して!引いて!やってる辺りでは、
黒船来航くらいのテンパりがあった。ペリーきちゃった?って

やばくない?なんかやばくない?
これ例えばほんとに抜けないとして、ちょっとやばくない?



したらさっきの店員さんが、
「他に気になるのありました〜?」って話しかけてきてくれまして、

もうほんと天使に見えた。
パトラッシュと昇るかと思った。
僕もう疲れたよっつって。



店「たまにあるんですよ〜!一昨年もネックレス絡まっちゃった子とか〜!」

店「その前はお客さんと同じでちょっと抜けなくなっちゃった子とか〜!」

私「よくあるんですね〜!!」

とかって返したけど、
もう直近て2年以上前じゃん
全然よくないじゃん
イレギュラーじゃん

んで、そっからその店員さんが、
わざわざスマホで抜き方調べてくれて、
「手を後ろに回すと抜けやすい」って記事をね、見つけてくれて、

やってみるわけですよ、
拘束された犯罪者みたいな格好を。
むし被害者っぽい心境で。


店「いきますよー!、、いっっ、、せい!!!!」

(あ、そこで力入れる?)って戸惑いを交えながらも、



っっぽーーーんっっ!!!

っって、
ようやっと抜けました。

しかもなんか、結構地味な感じで。

全然開かない!ってお茶とかのキャップを、
「ん?」って感じで開けてもらった時みたいな。


あ、抜けたわ。って。


入店から退店まで約1時間。
通常の3倍くらい心拍打ったと思う。

それに比べて、
「他にも色々見てってくださいね〜♪」
っつって立ち去った店員さん見ると、

自分、まだまだ経験足らんわ。って、
あのくらいの場面、一人で解決しなきゃ。って、
また一つレベルアップに繋がりました。

(指輪については颯爽と退店したので買ってません。
 あと数ヶ月したらまた行こうと思います。)

教師はごくごく身近にいるもので

あっ、えーっと、



私としては、22歳を結構引っ張ったつもりだったんですけど、至る所に隠れたりして。

いやー、やっぱあいつ強いわ。
誕生日。

どこにいたって見つけられるし追いつかれるしでね。
なっちゃいました。23歳。
逃げも隠れも出来ずに。

そんな慎ましやかに新年を迎えましたが、
まぁ世間は普通の平日で水曜日で
通常運転なので、
そこは私も空気を読んで
通常運転を心がけてね。
職場で仕事帰りに軽く一杯!
ってな感じで、祝いの杯を交わした帰りに、
TSUTAYA寄ったりね。
なんてったって通常運転ですから。
私なりの通常運転で。




で、

学んだわけです。
ちょっと特別な日には、なんかあるなと。

あたしがTSUTAYAを利用する大半の目的って、
主にコミックレンタルなんですが、

多い時には三日間で30冊くらい借りてるわけ。
10冊まとめてレンタルだとお得の罠にハマって。
三日間連続で訪問して。

で、その日も何の気なしに
TSUTAYAに寄ったんですがね、


もう、何回行ってもレンタル中。の漫画が、
その日もレンタル中。だったので、

23歳になった勢いとお酒の勢いで、
いつもはノータッチの店員さんにね、聞いちゃったわけ。

「この漫画っていつ返却されるか分かったりしますかね?」ってな感じで。

ミリオネアだったらテレフォンっつーかね。まさにご相談。

で、ほんとやめとけばよかった。

店員さんが、
「ちょっとお調べしないと、、」ってんで

「じゃあお願いします。」

なんて言わなきゃよかった。
じゃあいいです。って引いときゃよかった。

出来れば、その人とあたしの間柄だけで解決してほしかったのに、、
第三者とかね、交えずにそっと教えてほしかったのに、、
もうね、バッチリ胸元に「研修中」ってバッチ付けてあったのに、、


その研修中の子を筆頭に、
様々な人に伝達されてるわけ、
「いちご100%」の返却時期が。


いやね、あたしもオーダーしたのが、
真剣味のあるブラックジャックとか、話題性のある進撃の巨人とか、
そういった層だったらなにも思わないですよ。調べてくれと。そりゃもう、アンサープリーズと。

なんってーのかなー、

思いっきり少年が喜ぶ漫画なんですよ。
校内1の美女とか何故かモテちゃう冴えない主人公とか、
パンチラとかデカすぎる乳とか。

漫画自体はね?面白いんですよ。
その一つを見るためだけに毎週ジャンプ買ってたくらいですから。
そう、中身を見てくれと。
見かけで判断してくれるなと。

中学生男子の心をくすぐるような、
そういうピュアさといいますか、
可愛い子が二人いて、
どっちが好きなんだよーなーおめーよー、
みたいな、

ミリオネアでいう、フィフティフィフティ。結局本命が残ってもやもやするあの感じとかも、含まれてる。

題名から少し感じ取れるように、
ややエロティックな仕上がりになってまして、
表紙もね、思わず斜めにしたりして試してみちゃうくらいのパンチラギリギリとか。

例えば題名が
「本気の経済論!」とか
「歴史に学ぶ現代医学」とか
表紙を払拭するくらいのお堅い文字列なら、
まだ違うイメージになったかもしれない。
「表紙こんなだけどきっと中身は難しいんだろうなー。」みたいなさ。
切り返しが期待できたと思うんだけど、


「いちご」だもんなぁ、、


しかもMAX値ですよ。
表紙のイメージを何倍も増進させる題名は、漫画としては正解だし、
内容も全く間違ってない。
なんてったって100%ですから。

ただ少し、見かけだけだと誤解が生まれちゃうだけでね。
そっとレンタルして、そっと読んで、そっと返せばよかったんですよ。

なんでここにきて普段ニートの積極性が働き出したかなー。
「自分、出てなんぼと思ったんで!」とかつってさー。

そんな密かな、そして大きい後悔の中にいるとはつゆしらずね、
内密に終わらせてほしかったいちご100%の返却日が、
見てる限りでもう四人巻き込んでた。
頑張れ真ん中。っつーか最初。



でね、もう聞こえてた。
バッチシ。一字一句逃さず。

一人目(研修)
「「いちご100%」とかいう漫画の返却日を知りたいそうです」

二人目(おばちゃん)
「い、ち、ご、100%ね?いちごね?分かったわ。」

おばちゃん
「いちごが100%の漫画って分かります?」

三人目(おばちゃん)
「?ちょっと聞いてみるわ」

おばちゃん
「いちごの漫画あります?」

四人目(社員ぽい)
「はい??」

で、結局、最初の研修の子と社員ぽい人がやり取りした後に、
その社員ぽい人がね、
「お客様〜!」って、
「大変お待たせしました〜!」
って来ていただいたんだけどね、

もう、あのレジ横にあるDVDの「SALE!」みたいなカゴを凄い真剣に見てるフリしながら、
(あ〜そうそう、質問ね、したわね、。忘れてたわ)
ってな小芝居をすることでしか、反抗が出来ませんで、、

ご丁寧に
「4日後ですよ〜!」って回答をしてくれたんですが、
いちごより立ち去りたい精神が100%できてまして、

よくよく見たら二人目のおばちゃんの胸元にも「研修中」ってバッヂが付いてたり、
伝言されていく中で少しづつ変化していく内容とかね、
止めに入りたかった気持ちとかね、
色々ひっくるめて



予想に反する反応まで、予想しろ。

ってなことを、また一つ学びました。

4日後借りにくるかどうかのファイナルアンサーを残しながら。



(オーディエンスはいつかのためにとっておきます。)

本音と建前〜その狭間で〜




ほらあたしって、
福島生まれの会津っ子魂宿っちゃってるからさ

そら昔から口酸っぱく親の仇かってくらい
会津っ子の教えをサブリミナル効果とかも交えながら教わったわけよ

例えば友達と喧嘩した時とかね

「ならぬものはならぬものです」

っつって

何故喧嘩になった理由とか
そこに行き着くまでの経緯とか
互いの今の気持ちとか
少し芽生えかけた譲歩の気持ちとか

その一言で全てアライグマっつーか

「自分、不器用ですから」

とか言い始めそうなくらい、
堅固なまでに「ダメなものはダメ」と教えられてきた



だからね、

罰かなーーー。


今ね、
結構なピンチ。



この温暖化真っしぐらの暑さに耐えきれず
夏物との衣替えをしていたんだけど



えっと、
あたし去年って、裸族的な位置にいたっけー??
休日も制服。みたいな両さんスタイル送ってたっけー??


ってくらい
服たちが一斉に出家してた。

「自分らもうちょい綺麗な身になりますんで」

って出て行ったかどうかは定かではないけど
確かにちょっとね、

今のとこに引っ越すタイミングの時に捨てたかもなー。夏服。


ほらなんかその時ってさー、
学生残りわずかヤッフーー!!みたいな、
ちょっとリミッターが斜め上向いちゃったっていうか
外れず曲がったっていうか
外すより曲がれ!ってなったっていうか
マリックかよって


そんな時期にね、持ってった気がする。
ゴミ捨て場。



持ってちゃってーー!!
夏の思い出とか、ケツメイシで十分だからー!


ってことで、春夏秋冬の順に分けてた収納ボックスの2段目が
どうもサラッとしてたので
夏物を求めてちょいと出かけたんですけどね

かろうじて残ってた極端に夏物の薄手Tシャツで
先取りしすぎた感の否めなさは夏が来る度思い出すと思う


でまぁ色々と見て回るわけですけどね、

最近の店員さんて、四方八方に目でもついてんの?

尚且つ、客の心読み取るシステムとか備えられちゃってんの?

完全に店員の死角をキープしてたと思ってたんだけど

たまにない?
絶対合わないだろうなーーとおもいつつも、ちょっと着てみたいってやつ。

そんか気分で、目に止まっちゃったTシャツを眺めるあたしをもー見逃さない見逃さない

「ご試着されてみますかー?」
の一言に

「あっじゃまぁ、触りだけ‥」
とか訳わからない返しをしつつ

宝塚かってくらいの凛々しさをもって、満を時して試着室にエスコートされたはいいんだけど


なんってーのかなーーー。

あーちょっとほら、
むくみとかそういうの、女子としては避けられないっていうか
3日に1日くらいはむくみ覚悟してるっていうか

もーね、明らかに求められる形状を逸脱してるの



えっと、成長した?



って半ば己の成長期を疑ったけど
堂々と「Mです」って渡されたタグには
おもっきしXXXSとかね
書いてあるわけ


いやそりゃ国外と国内の差はあるにしろさー

外国基準だからちょっと小さめがちょうどいいとしてもさー

4段階も違うのに、すんごい堂々渡されたので、そこはあたしも、そんなもんか、って納得をね、しちゃったのがいけなかったんだと思う。




出てっから。腹。
もう、満場一致で。





「サイズいかがですかー??」

「あっ、とちょっと、こう、ちょっと気持ち小さいかなーって、、!」



気持ちってーかまぁまぁアグレッシブに出てるけどね



「ほんとですかー?ちょっと見させていただけますかー??」





腹出てんのに?



まぁまぁ、そこはあたしも22歳、何の策もなくまんまと試着室に入ったわけじゃありませんで、

「ちょっと、イメージと違うので」
って魔法の言葉をね、ちゃんと用意してたわけですよ。

もう、腹出てっから。



したらですね、そこは店員さんもプロですから、アンマッチをマッチさせようとあの手この手で口説くわけです。

タイトなデザインなので、最初はそう思われるかもしれませんが、とか

着ているうちに良い感じになっていきますよー、とか

むしろ体が服に合ってきますよー!
とか、あたしの心もね、ちょっと揺らいだ。

でもね、違うの、そうじゃないの。
もう、なんていうか、

そもそもね、買う気がないんですよ

どんな感じか着てみたいなー!
くらいでふらっと入った試着室
そもそも合わないであろう前提で挑んでるのに、
まさかこんな戦いの場になるとは思ってませんで、

そこからったらね。もう接戦。

「悪くないんだけど良くもない」
みたいなあたしの小悪魔的な返事に販売魂を燃やしたのか

もー持ってくる持ってくる。

色違いとかサイズ違いとか、
似た形状のやつとか
果ては店員さんオススメのやつとか

オススメのやつに関してはね、
もうTシャツでもなくパンツだったからね。


で、まぁあたしも、
会津っ子魂で納得しないものはバッサバッサ断ってね。

あ、イメージとちょっとー、って。
あ、こういう感じかー、あー、って



おめぇ、どんだけ想像力低いの?
むしろどんだけ高い理想もっちゃってたの?

って感じでフルでスルーしまして、
お店を後にしたんですが、

次回からは曖昧な発言をせず勇気を持ってですね、

「合わないものは合わない」
「買わないものは買わない」
「ならぬものは、ならぬものです」
と、しっかりはっきり言うことが
大事だなと思いました。

(腹出てますとは言えないけどね!)

無人島に何か一つ持っていけるなら







断然、おにぎりだなーー。

って思ったのは、ここ2、3日
素朴で素材の味で勝負キメてる、
塩おにびりを発端に、私の中でおにぎりブームがきていたからであって

今思えばね、生命線をあいつに委ねることへの抵抗感、丸出し。

せめてナイフとか、マッチとか、
もっとこう、生きるための術!みたいな
これさえあれば何かできる!みたいな
サバイバル的なチョイスをするべきだよね

おにぎりって。
裸の大将かよ


でもね、
もしほんとにさ、おにぎり持ってっちゃったらどうする?
ってのを、この前マックに行かなくなって暇になった時考えてました。
100円なかったからね。

例えば男5人くらいで流れ着いて
唯一、おにぎりが5人の真ん中に、ちょこん、て
あったとするじゃん。

いやそら食べるとは思うんだけど、
皆でレフェリー並の公平さを前面に出して、フェアに分け合うと思うんだけど、

食べる順番って、
かなり大事だと思う。

もしその5人の関係がね
会社の上司部下の関係だった場合ったら。

まず一番最初は二年目くらいの若手で、毒味的な役割と若いからガブっといけ!みたいな上司のはからいが含まれてたとするじゃん

んでもって若手もね、ちょいちょい遠慮しながらも
会社の秩序を乱さないために、
「うっす!」とかって甘んじて一番手を受け入れると思うんだけど

やっぱそこ、おにぎり一個に対して5人だと、一人一口が限界なんじゃないかなーと思うわけ。

二口目に事を運ぼうとしたら
それこそレフェリー並みの4人が一斉に
「山中戦かな?」
くらいの気合の入り方で止めに入るっつーか
そこは男性ホルモン。
本能で逃がすわけないっつーか

若手がイニシャルK・Yだとしても
「空気」「読める」方のKYになるのは目に見えてるわけで

で、


届かないと思うんだよねー、具。


二年目とはいえ若手で、
さらに自分の後には限られたおにぎりを待ってる上司がいると考えたら、
そう大口ではいけないわけよ
ちょいちょい遠慮がちな一口になっちゃうこと間違いない。

そこで、じゃあ2番目が一番かってーと
意外とそうでもない。

想像してみてーー

丸めのおにぎりを、さっき一人目の若手が食べたってことは
こう、一箇所だけ歯型状に欠けてる状態なわけで
その状態から具にありつくには
同じところから被せるように食べるしかないと思うのね

そこから発生する問題としてはよ、
左右に反比例して真ん中がくり抜かれた状態ってことは
結構バランス的にキツイってーか
生まれたての子鹿感が否めないし
尚且つその一口で具の半分持ってっちゃう可能性もあるわけ

まず口の形がぴったんこかんかんなのかっていう問題とかね

例えばそれが課長とかのレベルで
後に待ってるのが部長とかだったりしたら
もうね、窓際決定
「協調性の無さ」とか
「思いやりの精神」とかつつかれてね
「くん」呼びが「さん」呼びになっちゃったりとかね

そんなことを考えたら、
大人しくこちらも具のちょい手前くらいで妥協せざるを得ないわけ
ガッツリもいけないし、
具もないしっていう
まさに桶狭間の戦いを孤独に繰り広げるしかないっつーか

課長頑張ったよ!!十分だよ!!

ってエールすら聞こえてきそうなくらいは、辛い立場。

ってーと、やっぱ自然且つ遠慮なく具にたどり着ける順番っていうと
3番4番当たりが回ってくるんだなー


3番が部長の、4番が社長として
5番が新人くんとしたらね

ここで問われるのはもう、
新人くんにどれだけの配分を残すかっていう、懐の深さ

1、2番手くらいまではまだザックリの配慮で良かったけども
4番目ってダイレクトに結果出しちゃうからもうね、
味とか具とかってより
どちらかというとその辺の見極め。

変に大きく配分を残すと、新人くんに気遣わせるだけじゃなく、
力の半分も出せなかった1、2番目に示しがつかないし、
かといって申し訳程度に残したら残したで、

世間体とかさー。
周りの目っていうかさー。
(まぁ無人島なんだけど。)

その後の4番手の生活に大きく影響を及ぼすっていうかさー。
(やっぱ無人島なんだけど。)

でもって、5番目の新人くんに関しては選択肢0
もう結果のみを受け入れる覚悟があればオーケーオーケー
あとは上が決めっから。

みたいなとこ、あるよね。
言うなれば上の采配一つというか
それまでの皆の一口のサイズがじわじわくるというか。
そしてそれに対しての意見もし辛い立場というか。



もしも5人でおにぎりを分ける時がきたなら
3番目がいいなー。と



どうでもいいことをマックに寄らない間に考えてました。
100円なかったからね。


そのことを友人に少し前傾で説明したら

「それ、棒状のおにぎりにすればいいんじゃない?」

って

的確すぎるコメントをいただいたので、
無人島で5人でおにぎり食べることになっても
きっと大丈夫。