とりあえず1つ言わせてください。新キャラの名前2人共読めねー!!でも私のスマホで狸穴って出たわ。初めて聞く名字だけど、変換で出るってことは実際いらっしゃるんですね。覚えます。もう1人は正義と書いてジャスティスですか。ふりがな無いと絶対読めないやつ…。五角関係はあの並び順そのままと予想する。最終話で「部長と武川さん付き合うの!?」とか思ってたけど、そうはならないっぽくて良かったわ。あの後部長が武川さん口説こうものなら、「お前は最後から4番目だから長く付き合うつもりは無い」って宣言した上で付き合うわけでしょ?そりゃどうだよって思ってたので、その展開にはしてほしくなかったから…。

サブタイトルの『LOVE or DEAD』って、『ハッピーエンドorバッドエンド』って意味じゃないかと予想する。と言うか、何であの終わり方見てファンは喜んでるのか私にはよく分からないんだけど…。牧君って遠距離苦手よ?武川さんが「本社勤務と営業所勤務の生活のすれ違いが原因」って言ってんのに、上海と東京の生活のすれ違い始めてどうすんの。話聞いとけよ。2話の本社屋上のシーンから見えるのが例えば通天閣だったとしたら、『東京と大阪の遠距離ならまあ仕方無いのかな』って感じもするけど、東京タワーよ?お互い都内に住んでるなら行き来しやすい場所にアパート借りるとか方法もあるだろうし、田舎と違って交通網も発達してる。終電過ぎた後でもタクシー使えば何とかならない?そうやって上手くやる方法って何かしらあったんじゃないかと思う。でも長く続かなくて別れたって話になってんでしょ?

国別れたら、行き来しやすい場所に引っ越すとかできないから。というか、牧君の居場所って固定と思うよ?春田家の表札の所で撮った写真先日公開されたじゃない。ラストシーンでも家の中の物は全部そのままだから、無人になるはずのあの家残すんですよ。形式的には牧君が春田家に嫁いだ形になるんでしょうね。ただし留守番してもらってるだけで何も無いよ。牧君のタキシード姿が描かれてないから式は多分挙げてないし、名字変えたわけでもなく指輪さえしていない。パートナーシップ制度はその自治体に住む必要があるので、海外転勤になる時点で宣誓は行っていない。春田家を残してそこで住むつもりなら、家のある地域が制度を設けていないならそもそも制度は利用できない。家を任せているだけで、指輪さえ無いのは拘束力ゼロに等しい。
で、上海と東京の生活のすれ違いですけども。この終わり方のどこに、ハッピーエンドの要素が?イチャイチャ?そりゃあ武川さんと牧君が付き合い始めた頃だってお互い仲良かったでしょうし。

んー、いや、確かにハッピーエンドでは終わったんですよ。あれで終わりでいいなら。でもその後の話を望む声がすぐに上がったわけですよね?
『ドラマとしてはハッピーエンドで終わった』
ただし
『その後、生活のすれ違いが原因で破局することが予告されている状態』
つまり
『何もせずに続編を望んでも、そこで描かれるのは破局』
よって
『続編でもハッピーエンドを望むなら破局の未来にストップをかけなければならない』
…ということになるはずなんだけど…。例えば「転んで怪我をしてしまった。歩きながらスマホを操作していたことが原因だ」と前例があると、転んでしまうことを回避するには『歩く時にはスマホを見ない』『スマホを操作する時には立ち止まる』などが必要になる。歩きスマホしてる全員が転んで怪我するわけじゃないけど、それをしたらまた転んで怪我をする未来があることも予測できるはずなのに、歩きスマホの姿で終わる、みたいな状況です。
…これって普通の思考のつもりなんだけど…。このドラマ、普通の思考で見ると全く予測が通じない(詳しくはまた後日に)。

牧君があの家預かることになるとね、牧君の目から見える『その後』っていうのは、暗くて誰もいない家に帰るとても孤独なものなんです。周りの人達は新しい恋が始まって幸せそうにしている姿に囲まれながらね。そういう姿、春田さんにも視聴者にも見えるようにはしないと思う。貴島Pが言ってた。牧君は『我慢して嘘をつく人』だって。本当に我慢しないなら上海一緒に行けばいいのに、行かない時点で我慢している。こんな結末が喜ばれるとか、このドラマのファンって共感力ねえなって思ってた。
これ、私が牧君に共感高いからそう感じるけど、春田さんに共感高い人だと多分感じ方違いますよね?牧君が家で待っててくれることに安心感を持ったりしてますか?春田さんって元々異性愛者だから、『男は外で働くもの』と思ってると思う。仕事に真面目なのはいいことよ。でも朝出勤してその日の夜帰るのと、海外転勤で何ヵ月も何年も帰ってこないのとでは話が違うから。上海出発が7月で、新入社員が入ってくるってことは、劇場版は少なくとも4月まで経過?海外転勤の話がまだ出ていない16年版で、「仕事で帰りが遅くなっても美味しいご飯で迎えてくれて」と言う春田さんに対して、ハセは『理想高いと否定している』ことがすでに伏線でしょうね…。

不安にさせるようなことばっかり言うな!って怒る方もいらっしゃるかもしれないけど、6話の時の混乱をお忘れか?あの時、私は防御力ゼロだった。まさかあんな展開になるなんて思っていなくて、号泣して1週間乗り切るのが大変だった。同じ経験した方多いんじゃないですか?あの時、「何か嫌な予感がする…」と身構えていた方もいらっしゃったそうだ。だからあの時の教訓を活かして防御力をガン上げしている。というか、サブタイトルに『DEAD』って付く時点でただのハッピーエンドじゃない…。

確かにさ、さらっと見ただけの人にはハッピーエンドに見えると思うよ。1回見ただけで終わりって人は、セリフの1つ1つまではちゃんとなんて覚えてないだろうし。「生活のすれ違いが原因」を聞き流してればハッピーエンドだわな。これ指摘して「えっ!?」って言われたことあるし、実際そんなもんなんでしょ?私だって、何度も見返すほどはまる作品なんて稀だし。このドラマ、『話をちゃんと聞く』ことが重要。最近心理学を勉強し始めたけど、そもそも人は視覚で物を判断しがちだそうだ。私が世間と全く違う解釈を持ってるのは、聴覚過敏持ちだからなせいもあるかもしれない。映像で惑わしてきてるけど、『話をちゃんと聞いて日本語を正しく理解する』と、一般的な解釈と全く違う展開になる部分とかあるから。私はそれが見たいとずっと思っている。たまに言ってる、2回目のプロポーズ関連。劇場版ではやらないだろうし、私はまだ先は長いから。

続編がハッピーエンドになるには、ハッピーエンドを肯定する根拠もしくはバッドエンドを否定する根拠が欲しい。このまま行くと破局になるフラグ立って終わった状態。それに納得してないから、ハッピーエンドになるための方法を探した。具体的には
『上海へ行ってはいけなかったのに何故行くのをやめなかったのか』
『行くのをやめなかったからには牧君に待っていてもらわなければならない。待っていてくれる、その理由や根拠』
この2つが揃えばおおよそ良いと思う。重要なその部分を丸ごとすっ飛ばされている。指輪さえしていないし、視聴者目線で理解できるようになってない時点で、公式は理解できるように作っていない。話が矛盾している部分とかも多いけど、何をどう考えたらいいのかまるで歯が立たない状態だった。仮説を立てる→検証する→違うと思ったら修正、とにかく『ドラマの内容にピッタリ合うように自分の解釈を合わせていく』。それを繰り返してるうちに「何これすごい!」って現象に辿り着いたから、それが答えでいいはず。これが『LOVE』の方。ただ、武牧の過去の話が必要になるから、劇場版では完結しないんじゃ…?

『DEAD』の方って「牧はドラマの後で変化があって、そのきっかけが狸穴さん」って言ってんだから、それ狸穴さんと不倫関係になってんじゃないの?破壊神の話で「奥さん本気じゃないと思いますよ」「夫婦の問題ですから」って、『未婚の同性愛者』が夫婦の問題を分かったような口調でさらっと口にするのがおかしいんですよ。既婚者の方達から批判の声が上がらなかったことに首傾げてる。私は結婚経験無いから既婚者の気持ちはよく分からないけど、あのシーン不快にならないのかなって思ってた。私は牧君を未婚で現在フリーだと思ってたからあのシーンに疑問を持ったけど、要は牧君自身が既婚者で、不倫された奥さんの気持ちを理解できるならあの発言は問題無い。結婚相手が誰かって、武川さんしかいない。日本じゃ同性で結婚は認められてないから、『形の無い気分だけの結婚』ということ。本社勤務の頃は実家から通ってたって話から、別居してたのは確か。理由はまあ、武川さんが言ってるあれですよね。生活のすれ違いじゃなくて。武川さんからしたら、実家にいると思ってた奥さんが別の男の所にいるって、よりによって会社の飲み会の場で知っちゃったからそりゃキレるわ。武川さんは同性愛者だってこと自体カミングアウトしてなかったから、牧君を取り戻そうとするならカミングアウトする所から始めないといけない。しかも部長の不倫騒動が持ち上がってる中で、「奥さん(男)に不倫された」とは言えないと思うよ…。このドラマ、武川さんの目線で見るのが1番ヤバいから、切ないどころじゃないから本当に勘弁してほしい…。ルームシェアがバレた3話ってすでに失恋して『男友達の家にいるだけ』なので、牧君としても「実際付き合ってるわけじゃないから訴えられる筋合いは無い」って開き直ってるらしい。この話、武川さんが不憫すぎて、日本も早く同性婚認めてあげてください…。「元彼」って言うから『4年前に別れている』って思っちゃうように作られてるけど、『お付き合いしていたのが4年前でそれから結婚した』って話。武川さんが結婚について語る第2話でカズが春田さんから「結婚?」って聞かれて何て答えるか、武川さんと牧君もそういうことでしょうね。「旦那」だって本当のこと言ったら、引き留められるどころか追い出されてルームシェアなんて二度と誘ってもらえなくなるから。そりゃ嘘もついちゃうと思う。
この説を否定する言い分としては、そらちゃんの「イケメンじゃん、今度の彼氏」じゃないですか?春田さんの前に牧家に行ったのは非イケメンであるということですからね。…イケメンの定義というのは人それぞれなので、そらちゃんは武川さんのことが好みじゃないらしいんですね…。そもそも武川さんが牧家に行っているという確証も無いため、これについては公式に問い合わせ送りました。

それでまあ、武川さんと牧君が本社勤務と営業所勤務の生活のすれ違いで別れたわけではない、ということで、『上海と東京の生活のすれ違いで破局』という未来が回避される。…と思いきや、武川さんと牧君の最終的な破局原因が何かお分かりいただけるだろうか…。マイマイの「不倫!ダメ!絶対!」とケンタツの「別に不倫してるわけじゃないんだからさ」があるあたり、まあ公式としてはそう思ってるだろうね。バッドエンドを回避したと思いきや、更なるフラグで被せてくるっていうね…。『DEAD』これじゃないかな?マジで強敵すぎるんですよこの公式。そういう所好きです(笑)
牧君、すでに不倫の前科有りだもの、新キャラとそうなるだろうことは前々から思ってた。だからCP表記になるとマミマキで女性っぽい名前重なるようにしたっていう、狸穴って珍しい名字にしたのはそういうことかい?

牧君、武川さんの時の状況を繰り返してるんだと思う。そうすると狸穴さんの所に行っちゃうことになるけど…。あの春田さんが「俺の牧に手を出さないでください!」とか言ったらカッコイイんじゃないの?
まああの全7話の中に過去も未来もあるんですよ。徳尾さんの天才的な脚本があの短い中にとんでもない情報量詰め込んでる。普通に見ていてよく分からなかったから、ずっと研究してきただけです。1話から順に見ていくだけじゃ無理。パズルみたいにあっちこっち繋がったりする。やってみぃ〜?