牧君は第2話で悪い所10個挙げて、5話で11個目の服ダサいを挙げるんですね。公式が明かしてない設定や展開なんてゴロゴロあるけど、分かるとおもしろいのは服ダサいの一連かなって思う。『普通に見ていて矛盾している所をドラマの内容に辻褄を合わせていく』というのが私の基本的な見方です。この私服に関わる一連については7月末だか8月には理解してたんだけど、あまりに複雑すぎて考察にまとめたことは無いんですよ。公式には「こういうことですよね?」って送ったけど、理解するだけで難しいこれを人に説明するってしんどいので…。すでに広く解明されてることならすみません。重要なポイントを書き出していきますね。

1話
・合コンの相手はアパレルである
・「服好きです」
・わんだほう行った時に着ていた服※重要
2話
・春田さんの悪い所10個に服ダサいは含まれていない→この時点ではダサくなかった
5話
・「クソダサいじゃないですか、私服」「マジ!?」
・試着に選ぶ服が1話で着ていた服と趣味が違いすぎる
・「これ合ってんの?」「絶対違う」と『似合っていないことを自分で把握して選んでいる』※重要
・牧君が選んだコーディネート、上半身の着こなしが1話の服と似ている
・「じゃあ今度から牧に全部選んでもらおうかな」「自分の似合う服くらい自分で把握しておいてください」「やだ」
・「絶対こんなの自分で買わないよ。どうしたんだろう、うけるよね」帽子取ればこんなような着こなし1話で見ましたよね?ちずちゃんはそのこと印象に無いみたいですね
・マロとケンタツの私服にも注目。芸能人のケンタツが個性的なのはまだしも、マロの私服がクソダサいことには驚いた(個人的感想)
・「牧と一緒にいることは、俺にとって全然恥ずかしいことじゃないから」
6話
・家ではスウェットのままなので、牧君が言う「彼氏が服ダサいのは耐えられない」は外で着る私服のことで、家でのスウェット姿はあまり気にしていないらしい。女も出かける時にはメイクしても家帰ればだいたい落として楽にするから、個人的にはスウェットについてはそんな感覚だろうかと思う
・わんだほうに呼ばれた時、ちずちゃんがお洒落していつもと雰囲気が違うことにすぐ気付いている。本当に服に無頓着ならこんなことすぐには気付けないはず※重要
・春田母の話曰く、ちずちゃんを好きだったのは本当らしい

これら全てがこの一連の見るべきポイントで、まず1〜6話までをひたすら状況を整理していきましょう。かなり見るポイントが多いので、必要なのは根気。根気無いと無理。6話までの理由が分かればそれで充分ではあるんですが…。最終話を見ると部長と買い物行った時の春田さんの服が、牧君が見たら怒るような部類に戻ってるんですね。6話までの流れを割り出した上で見ると、自分で選んだ服か部長が選んだ服かで意味が変わるのにそれがどちらなのか特定ができる決め手が無い。私は自分で分析して服の模様の法則知ってるから、その観点から見れば自分で選んだ服だという可能性がほぼ消えるので、部長が選んだ服である可能性が高くなる。

最後の荷造りのシーンでは、持っていこうとしている服は牧君の好みのものではない。一緒にいる上では彼氏が服ダサいのは耐えられないが、1人で上海に行くことになるから、カッコイイ姿で行かせると向こうでモテてしまう可能性が出てくる。モテないようにさせるために年齢に対して子供っぽい服ばかり持たせる工作だと私は考えている。

私が見てるおっさんずラブってこんな感じです。矛盾だらけでどう理解したらいいか普通に見てるだけだと分からないから、状況を整理しながら話を理解していく。映像とセリフは固定なので、それに合わせることが大前提です。この服ダサいの一連の流れが理解できるようになると劇的におもしろくなるやつなんですが、公式は一切解説してないし、こんな複雑なもの考察にまとめるのしんどい。そのうち頑張る…。全く何も考えたことが無い状態で説明聞いても「ふーん、そうなの?」くらいにしかならないと思うから、興味ある方は自分で頭悩ませて考えてみて。