書店で発見→即購入→翌日読了^^^^
バカノには謎のスピード感があります。読み出すとやめられないとまらない。河童海老煎か。
続きよりネタバレ感想
まず始めに、本編にはまったく、1ミクロンも出てこないのに、ラノベの巻頭カラーページにおける語り役という地味ながらも斬新な地位を築きつつあるヴィクターに乾杯^^^^赤坂さんの好きキャラランクの上位から数日で消え失せる、そんな彼が大好きです^^
1700年代、1930年代、2000年代…と、三つの時代で分けると、今回の1700年代は二番目に好きな時代です。(一番はやっぱり1930^^)
若かりしヒューイやエルマー、まだ純真無垢で幼いチェスに、ヤンキーマイザーやイケメンベグ……とにかくみんなが可愛い^^
なによりもモニカが愛しい。明るく可憐で哀しく脆い、だけど気丈で強い、美しく優しい女性。
1930年代や2000年代じゃあ冷血非情で奇人のヒューイを“愛しい”と思えるのは彼女の存在があるからこそ。
頬を染めるヒューイ…愛を囁くヒューイ…声にならない叫びをあげるヒューイ………!…っああああああ!もう泣くしかない!!モニカ好きぃ!!!!モニカが好きぃぃ!!!!!!!!
読み終わったあとに表紙を見返したら、和やかに微笑む三人が何者かの掌の上に載っていることに気がついてゾッとしました。
この三人はそれぞれが周囲の身勝手な大人やら忌まわしい風習やらなんかに晒されて運命を狂わされた子供達。そんな彼らがようやく得ようとしていた小さな幸せが、またとある人物によって壊されます。本当に掌の上でいいように躍らされている感じ。
許せん…悔しい……!
つうかもうクッションページ置いてネタバレ宣言してるからいいよね!もう言っちゃうけど、
まじでふざけやがんなフェルメートてめぇこのやろう(真顔)
変態だけじゃ飽き足らず性悪で陰険で残酷。あああダメだあいつはやくなんとかしないと!!!!
…とか思うのになんか嫌いになりきれない気持ちも片隅にあるからさらに許せん!!
次巻も1700年代を予定しているらしく、楽しみながらも不安でいっぱいです。はやく誰かあの諸悪の根源を滅ぼして……!でもなんか嫌いになれない…くやしいっ………!!
デュラが終わったら1700年代をアニメ化すればいいのに\(^O^)/!