FIRST-AID Cafe

いきなりでなんですけども書きおろし、特に下巻のやつがやばい；；；；；；；；；

フレンが小隊長になってからの話なんですよおおおおおおおおおお……！！！！

昔、ビバマガでフレンが主人公の漫画を短期連載してたことがあるんですけど（単行本化してない）、それと同じではないですが少し形を変えた補完的な感じのお話でした…。ソディアがまだフレンのこと信頼してなくてすげえ冷たい態度の；；；；；

もうね、あの…これフレンのモノローグ？的な部分でわかるんですけどユーリが騎士を辞めたことに関して責めたりしてないんですよ；；；ユーリも辞める時に「言い訳ひとつ漏らさなかった」ってねえええええええ；；；；；　ユーリ自ら、騎士団を辞めることを「挫折」と自嘲した、ってあって…つ　つら…；；；；　フレンに夢を託すことを詫びたとかもうあのほんとすいません冒頭で号泣でした……

ユーリが故郷を守ってくれているから安心できる、というフレンの心情とか、ああやっぱりそうなんだな……と思うと胸が苦しくて；ｗ；　ふるさと……；；

ゲーム本編ではフレンがユーリに事あるごとに騎士団に戻ってこないかって言うので、辞めるときに一悶着あったんだろうと思ってたんですが…実際、もしかしたら当時はそういう設定だったのかもしれないですけど、作者の奥田さんの中でいろいろと構想しているお話もあったようで、そういうものを今の段階で形にするとこうなるんだな、と思いました。これは断罪者本編のお話にも言えるのかもな、とか考えたり。
プレイヤーであるこちら側からしてみれば、最初にプレイしたゲームがやっぱりベースであってあの形を好きになったからこそ、こうしてファンをしているというのは確かにあります。だけど、ゲームで描かれたものが必ずしも原作を考えた人の思い通りというか、本来考えていたものであるとは限らないこともあるわけですよね。いろいろ制約がありますから。
だからもしかしたら、こういうふうに表現したかった、というものも込めて書かれているのかもなあ…と感じました。ゲームと設定が違う！！と否定的な意見もあるんだろうし、読んでみてちょっと突っ込みたくなる部分も確かにありましたが別にそれが嫌だというほどのものでもないし、私はいろんな可能性を見ることができて嬉しいし何よりお話がとてもよかったです。大好きです……。

とりあえず下巻の書きおろしだけ読んで、まだ本編は読みなおしてないんですけど時間があるときにゆっくり読もうと思います。べっぺ好きな人にはほんと素直な気持ちで読んでもらいたいなあと思う内容です。
いやまあ、ユーリこれただの嫁だろとか思ってしまうところもありましたが！！！！仕方ない！！！！ポニテエプロンでお菓子作りとかされたら！！！！！！

ぜえぜえ

はーーーーーとにかく今とてもありがたい気持ちでいっぱいです…知りたかったキャラの心情を知ることができてそれだけでもう；；；；上巻のお話も世界観とかゲームで詳細に語られなかった背景を知りたいタイプの私にとってほんと言うことない話でした。

あとはボイスがどうにか何かの形になればいいなと思います…