GWも終わりましたが皆様いかがお過ごしでしょうかこんばんはZOOKです。
スパコミ楽しそうでしたね!!!!
サービス業なのでGWとお盆と年末年始はどうあがいても休めないもので…アフターお誘い頂いててすっっ…げーーーーーー行きたかったんですが、まあ哀しき地方民のさだめと言いますか…。
お買い物お願いした戦利品も届きまして幸せです…。あと冬インテの新刊だった「一千年〜」の感想絵を某さんにいただいて変な呻き声出しながらガチ泣きしておかしなことになったりしてましたがだいぶ落ち着きました…
別にこれに限った話ではなく感想いただくのはほんとに嬉しい事です。ありがたや…。
で!!
ボイノベなんですが!!!
全部読んでからまとめて感想ポイしようと思ってたんですけど、ちょっと中巻…中巻まじやばい……
なんていうかうまいこと言葉が出てこないし伝えたいことを表現できないんですけど、簡単な感想を追記に書いときます。
ネタバレには配慮してないので大丈夫な方だけどうぞ!
あと最近スマホのアプリゲーでテイルズオブリンクもアンドロイドに来た(私はあんどろゆーざーです)のでプレイしてるわけですが、まあ最初に景気付けと思ってチャリンチャリンしてガシャ回したらなんか、☆5三人も出るわ4も出るわモブは出ないわで数人から焼き鳥にされかけました(ツイッターのアイコンがひよこだから)。
テイルズキャラ出ないモブ地獄って聞いてたんですが…。
その後貯まった石で回してもモブ出ないです。☆3は普通に出ますが。運がいいのはわかってます。今日も☆5レイアちゃん出ました。
が。
フレンくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あと☆4ユーリ…剣くるくるしてるユーリいいいいいいいいいい;;;;;;
☆の数でちびキャラのアクションが違うんですよね。☆3だとみんなおとなしいんですが、4以上だといろいろ動くんですよねーー!アスベルの動きが大変面白いです。ルークも。
まあもう課金するつもりないのであとはまったり進めます…。リンクプレイされてる方、旅の途中で☆5リタっちをリーダーにしてる「ずっころ」ってのがいたらたぶん私です。こき使ってやってください…。
追記からボイノベの感想というかなんというか吐き出してます。
まず上巻でもだいぶやられたんですけども!!!!
上巻は下町にフレンが越してきて、なんやかんやあってフレンがユーリと打ち解けるまでだったんですが。
とりあえずゲームに出てきたあれこれをちょいちょい回収してくれてるのが嬉しかったなあ!
ユーリが子供の頃の下町はゲーム本編開始時よりももっとなんていうか、生活水準が低い感じです。広場の噴水に魔導器がないので機能しておらず、遠く離れた場所まで水汲みに行ったりしてます。このへん、中世ヨーロッパの庶民の暮らしのような感じだなあと。そんな気はしてたんですが。
あと畑あるんだな、っていう…。どの程度自給自足できてたのかわかんないけど、かろうじて飢え死にはしないけど苦しい生活だったんだな、という印象です。
下町の雰囲気が殺伐としてないのがほんとよかった。みんな助けあって生活してたってのが改めて強調されてたのが、個人的にとても嬉しかったことです。
でないとゲームの中でユーリがあんなに下町のことを気にかけないだろうと思って…。
帝都の階層制度…ってわけでもないんだろうけど、下町っていうのは「勝手に」住み着いた人たちが作った街だそうなので、まあ同じ地域ってか区域の人は助け合わざるを得ないのかなとか。区域によっても違うんだろうけど、ユーリが住んでた「下町」は治安の面ではよかったんだろうなって印象。
あとユーリも含め親がいない子供たちは「我が家」と呼ばれている家で共同生活してます。ああああそうだよねえええ…;;;ハンクスやジリさんが面倒を見てくれてはいますが、やっぱそういう暮らしだったのかあ、と。
ゲーム内フラグ回収の上巻の目玉(?)ポイントその1はやっぱ「川に流されて魚人に掴まってたフレン」だと思います……。
ただまさかのシチュエーション!!!
生活用水に使ってた水(市民街から流れてくる水not汚水)が止まってしまって困っているみんなを見て、ユーリ達が大人にナイショで結界の外に出て川の水汲みに行くんですが。そこで魔物と遭遇して、なんとびっくり倒してしまうという…。
いやいやいやさすがにないだろうってツッコミましたすいません!!!だって7歳だよ!?www
フレンは一応なんか剣の心得あるけど他みんなシロウトですからね!?武器は農具の鎌やら手斧やらですよ7歳児こわい!!!!!!!
…まあそんで魔物倒したあとで川に流されて…って話でした。ほんとにフレンがけろっとしててっていうか落ち着きすぎててむしろ本編よりすげえって思ったの私だけじゃないはずだ…。
ユーリも大概7歳じゃねえよっていう出来上がりっぷりなんですが、これ中巻読んだらなんとなく「なんでユーリがああなのか」がわかった気がします。あ、その前にもう一個ポイントが!
「なんでも半分こ」の剣!あれ出てきて「はーーーーーーそういうことだったのかーーーーーー」ってなりました。
あの剣、元はフレンのものだったんですね。市民街から追い出される時に手放したものだそうで、それをユーリとフレンでお金を出し合って買い戻した形でした。フレンが遠慮するのをユーリが半ば強引に、って感じで!
そうかーーなるほどなーーー。
まあ二次創作的には「貧しい二人が一生懸命お金を貯めて一つの剣を買った」っていうのが馴染んでるし、ゲームやった感想では私もそんな感じかなあと思ってたんですがこれはこれでなるほど。
中巻ではまず、下町の識字率について。
そうだろうなあと思ってた人がほとんどだと思うんですがやっぱり下町に学校のようなものなどなく、文字を教えることができるような人もいません。多少の読み書きはできる人はいたようです。
で、ユーリも文字が読めないし書けませんでした。ここね…;;;;;;ウッ;;;;;
剣を取り戻したフレンはユーリと一日交代でそれを使うってのはゲームで言ってたとおりだけど、指南書みたいなの持ってるんです。フレンは普段、自分の稽古もしつつユーリにも剣を教えたり(フレンが進んでやりたいわけじゃなくてユーリが教えろってやかましい)してて、ほんとは自分一人でじっくり稽古したいのにできなかったりでイライラ…w
ユーリもフレンに剣を教えてもらいつつ、うまくできないことがあったり、教わったとおりにやらなくてフレンに怒られたりでイライラ笑 ここのユーリ、やっと子供らしさが出てきてすごくかわいい…。
で、「もうやめた!」っつってその日の剣の所有権を放棄したら、もう触っちゃだめっていうルールでやってるんですよ。そうやってユーリが投げ出したりした後でフレンは指南書を使って自己訓練してるんですが、
フレンは文字が読めます。学校に行ったわけじゃなく、母親に教わったみたいですが。
だから、ユーリが指南書を見つけて興味を持ち、それを使えばフレンのように剣を扱えるのかと聞いてきた時に「読みたければ勝手に読め」とユーリに言うんですけど、ユーリは文字が読めない…それをここで初めて知るんですよフレン。いや、知ってたってか気づいてたかも知れないけど改めて認識したってやつかな?
もうここのね…ユーリのちょっと恥ずかしそうな、なんとも言えない感じの言い方が…;;;;「オレ、字ぃ読めねえんだ」って…ううううううう;;;;
そうだよなあ…教育っていうのは一番「余裕」がないと受けられないものだからなあ…。
紆余曲折あってフレンママ、ノレインさんが「先生」として読み書きを教えることになるんですけど、はーーーもーーーここらへんですでに泣いてましたよ私は…。
中巻では作中で数年経過するんですけど、人魔戦争が終わったあたりで中巻も終わるのでこの時点で11、2歳ってことなのかな?挿絵での見た目が変わらないのでわかりにくいけど。
んで、ジリさんね…。
大変申し訳ない、私はちょっとここ笑ってしまったんです…ジリさんの正体。まあ『漆黒の翼』だったわけですけども。
まず、漆黒の翼って聞くとギャグっていうかコメディなイメージなんですよオールドなテイルズプレイヤーとしては…w アビスではそれなりに重要な役回りでしたけど、あれだってすごいびっくりしたもんです、出世したなオイ…って。
この作品の中ではめちゃくちゃシリアスで、ジリさんが下町のためにどうしてもやむなしと判断した時に盗みを働いていた、ということになってるんですけどジリさん何者だよ!?って思わず叫ばずにはいられませんでしたね…。
だってすげえ身体能力高いんですよ!騎士に追われて屋根の上を走ってずっと逃げられるくらいなんですよ…足ケガしてんのに…。
その前の伏線からなんとなーく「もしかして…」と思ってはいたけど、ほんとに正体がジリさんだった時の衝撃ったらなかったですね…w
ジリさんはノレインの病気を治すためにパナシーア盗んでたんですけど、ノレインはそれを受け取ることを拒否して(事情はちゃんと理解して感謝はした上で)亡くなってしまうんです。
ここでまた号泣ですよ;;;;;;;;;
もちろん、ノレインが亡くなったことは悲しいんです。
でもそれよりもそこのところのフレンとユーリの描写がヤバかった…。
ユーリは親を知らないので、フレンの悲しみを…なんて言ったらいいのか、わかるんだけどわからない部分がある、っていうか…。親しい誰かを失う悲しみと、血の繋がった家族を失う悲しみの違いってなんなんだろうな…うう。
教師として自分たちに文字を教えてくれたノレインをユーリも慕っていたから悲しいけど、フレンの気持ちを真に理解できたのかどうか自分でもわからなくてそれがもやもやと残ってたりするのかなあ、とか。
その直後にフレンの料理シーン来たのでちょっとビビリましたが!!
この時点でまだフレンは「我が家」で暮らしてはいなくて、食事とかそういう時だけ来て一応作業も手伝う、みたいな感じ。料理が上手なのもレシピを見た通りに作ってるだけと言われてユーリますますフレンのこと「なにこいつすげえ」認識ですよ…このお話のユーリ、ほんとにフレンのこと「すごいやつ」って思っててかわいい…ゲーム本編でもだけど、こういう子供時代があったらそりゃあ「フレンには何やっても敵わない」ってなるよな…笑
フレン舌の話はさすがに?出て来ず。でも今後出て来そうだなあw てかフレンはこの時、味覚はどうなんだ…?まともなのか既におかしいのかわかんないですねまだ。あとユーリもどうやら料理が上手ってわけでもなさそうなので、今後に期待。
フレンはまだ料理を楽しんでるわけでもなんでもないので、下巻で「喜んでもらうのが嬉しい」っていうのに目覚める何かがあるのかな!ゲーム本編でユーリが「善意でやるから止められなかった」って言ってたけど、その「善意」の元がユーリの言葉だったりしたら面白いなあと今からニヤニヤしてます。ほら、その、特に料理に喜びを見出していないフレンにユーリがなんか「工夫して相手が喜んだら嬉しいだろ」的な余計なこと言ったせいであのアレンジ伝説が始まった、とかだったりね…。だからユーリはフレンにあまり強く料理に関して言えなくなったとかだったら面白い。
その後、ラストまでがまた……もうほんと大泣きですよ……小説読んでこんな泣いたの久々だなってぐらい泣きました…。
パナシーアのくだりね…うん…;;;;;
ユーリは肉親がいないことと、下町という環境で育ってきたということもあって、ハンクスさんやジリさんのことを本当に信じているというか…なんだろう、一言では言い表せないけど、「自分の利益のため」にパナシーアを隠し持っててフレンのお母さんを見殺しにしたとか、そういうことを考えるのが許せないっていうのが…そうだよねえ…;;;でもユーリもほんのちょっとだけそういうこと考えちゃったから自分が許せなくて、ってもうこのあたりやばい…。
事実を知った後でフレンがユーリを追いかけるんだけど、まあもうここはその、これに尽きます。
ユーリが髪を伸ばしてる理由な……!!!!!!!!!!!!
いや、ここではフレンが「もしかしたら」って思っただけだから、実際に見たこともない母親のことを思ってユーリが髪を伸ばしてるのかどうかはわかんないですよ?
でもさあああああああああああああああああああああ;;;;;;;;;;;;
もうあのべっぺクラスタならたぶん一度は思ったことがある、「どうしてユーリは髪を伸ばしているのか」っていう疑問と、ほもに限らずいろいろ想像する中で「ユーリのお母さんはきっと黒髪美人、でユーリは母親似だったらいいなあ」とか、そういうあれこれに公式がある程度答えをくれたっていうか!!!!
ありがとうございます…泣いた。本気で泣きましたよ……
「ああ見えて寂しがり屋」なユーリが、親を知らないユーリが、ひとつだけ知っている面影……それが「母親も自分と同じ黒髪だった」ということで。だから髪を伸ばしてるのかもしれない、とここでフレンが思うわけで…!!!
うう…言葉にならない…。
だからフレンはユーリの髪について(整えろとは言うかもだけど切れとか言わないし、騎士の格好の時も結べって言わない)何も言わないのかなあとかね…思うじゃないですか…いや後付け(多分)なんだろうけど、うまいなあ…と思ってしまいました。
あとね!仲直りでパンを半分こも出てきて!!!
フラグ回収ありがとうございます…こういうの大好き…;////;
はーとにかく泣かされた…よいお話でした。
ユーリは下町の子供達の中で一番年長というわけでもなさそうですが、それでも同じ年頃の子供達よりも大人びています。周りがむしろ歳相応なんだと思うけど、ああいう性格になるきっかけが何かあったのか、単に元々の性格みたいなものからならざるを得なかったのか。要するに子供らしさがあんまないんですよね笑
でもフレンと出会って、自分よりもすごいやつだと思える相手に出会って、初めて子供らしい部分というか、相手と対等に、素直に接することができたのかなあ…とか。他の子供達といるときは「自分がしっかりしなければ」っていうのが強いけど、フレンならそれがいらないから、っていう。
これ大人になってからも残ってるよなあって思って、フレンどんな気持ちなんだろうって考えたらちょっと切なくなった…。
人魔戦争については虚空で語られるのと、下町の人にはほんと無関係(でもないんだけど)で知らされないので詳しくは出てきません。でもキャナリ隊が下町に魔物を運んで来たくだりにはちょっと触れてあって、ユーリ達は間近にその光景を見たわけじゃない、のかな?初恋にはなりそうになかったw
まあ 突っ込みどころもなくはないんですけどね…w
でも後から出る公式スピンオフって程度の差はあれこんな感じだからなあ、というのがあってわりと慣れているのであまり気にならないです。気になるほど変、っていうか納得いかない部分もないし。フレンの設定(下町生まれではなかった)が引っかかるっちゃまーそうなんですけど、これはこれかな、と。
あとはアプリそのものに対する不満がやっぱあります。
とりあえずしおり機能をつけてくれないと、読みたいところにパッと行くことができなくて大変。スキップ機能を使ってもボイス部分は飛ばせないので、結局放置もできないっていう。
それと背景というか挿絵。挿絵たくさんあっていいんですけど、挿絵だけ、もしくは文字だけ消せる機能が欲しいです。背景が白っぽいと字がすごく読みにくい…w
フォントは個人的にはそこまで読みにくいとは感じないんですけど、デジタルで読むなら明朝ではなくゴシックのほうがいいっていうのをよく見かけます。確かになあ。
まーひとまず「ボイノベ」というアプリでの第一弾なのでまだまだ不便な感じもあるのかもですけど、ちょっと準備不足かなーとも感じました!
でもお話の内容そのもにはとてもよいと思うので下巻が楽しみ過ぎて震えます…。頼むから文庫で出してくださいお願いします…!!!!