日本語は難しい、、のか?

タカシ君と話していると彼の言語能力に対する不安が募る。
少々難しい言い回しについては言うに及ばず、ごくごく一般的な(と私は考える)慣用表現などでも通じないことがあるので、あきれるのを通り越していっそ心配になってくる。

本日も既に二回ほど、そのような不安に襲われております…
自分のことを"誉められて伸びるタイプ"と自称するタカシ君。
その点に関しては確かにそのとおりで、自分をよくわかっている。
しかしそのあとに続いた言葉ときたら、、、

あれですよ、サルもおだてれば木に登る!

…サルはおだてなくても木に登るんじゃないのか?
それを言うなら"ブタ"なんじゃなかろうか…
しかも、この言葉はおだてられて調子にのっている人間を皮肉ったものなんじゃないだろうか、、、
色々と間違えていてどこからつっこんでいいのかよくわからない。

そして、先ほどのこと…
最近とみに腹の出てきた私に対し、「子供でも入っているんじゃないのか」と某女史が言い出したことから男が子供を産めるわけがない、という話題になり、更に、体内から子供が出てきた男性がいるという話題へと発展したのですが…

この話題、タネを明かせば"母親の胎内で亡くなった双子の兄弟を知らぬ間に自分の体内に取り込んでいた"というものでして、このような症例は世界で数十例ほど確認されている模様。
腫瘍が膨らんだと判断して手術をすると子供の遺体が出てきて驚く、というケースもあったそうで。
人によって腹が膨れたり背中が膨れたりと様々らしいのですが、まるで妊婦のように腹が膨れ上がった男性もいたようで、医学の発達していない時代であれば"男が妊娠"ととらえられても不思議はなさそうな気が、、、

そのような話を聞いたタカシ君がしみじみとつぶやいたのは、、、

人体の生命っすねぇ、、、

その瞬間、我々の間からは「人体の神秘!」という声と「生命の神秘!」という声が同時に湧きあがった。
ちなみにそれに対するタカシ君の反応はといえば。

みんなつっこみ早!

…みんなのつっこみのスピードに驚くよりも、自分の使っている日本語のおかしさに先に驚こうな…

さて、本来は↑の部分で今回のブログは終了、の予定だったのですが。
今私のすぐ背後で何かを探しながら携帯で話をしている人物がおりまして。
先ほどから「はい、はい」という相槌が聞こえてきていたのが、次第に怪しい感じに。
「はい、はぁ、はぇ」
まぁ、まだ相槌には聞こえるな、、、
しかしこの調子で行くと遠からずこの相槌は「へぇ」に変化する、と思ったんだが。

「ひぃ!」


、、今のは悲鳴か、相槌か?
、、どうやら相槌だったらしい。
響子嬢はいつも俺の予想の上を行ってくれるなぁ、、、