タラクカタル

昨夜､積もりに積もった車庫前の雪を全てかきのけ､一息つこうと煙草とﾏｯﾁを取り出したところ､､何かがおかしい｡

こんな物がﾏｯﾁ箱の中に入っていた｡
これだけを見てもよくわからないだろうが､､､

こうして普通のﾏｯﾁと並べてみると明らかにおかしい､､小さすぎる､､いや､小さいという次元の話ではない｡
どうやら普通ｻｲｽﾞのﾏｯﾁの一部がはがれた物のようなのですが､あまりにも細くてすろうとしたらﾎﾟｷｯと折れてしまいそうな気がする｡
頭の部分も小さいし､これでちゃんと火を点けることができるのだろうか､､､

考えれば考えるほど､うずうずして試さずにはいられなくなり､いざ､とすろうとしたところを同居人にものすごい勢いで止められた｡
曰く､｢こんなに可愛い物はぜひ取っておくべきだ!｣とのこと｡
自分としてはこれで火を点けることができるのか､そして火が点いた次の瞬間には柄まで一気に燃え尽きてしまうのではないか､という二点をぜひ確認したかったんだが､､こういう物を可愛いと言って惜しむ感性がどうも､､､

などと言っていたのが､こうして見つめているとだんだんと可愛く思えてきたような気もするのが不思議なところ､､というか実際可愛いと思う｡
少しでも力を入れると折れてしまいそうなので恐る恐る撮影をし､更にはこの交換日記でﾈﾀにして､人に見せびらかしてしまおうとまで考える始末｡
うん､あの時火を点けなくて本当に良かった､､､