熊ブログ

早口言葉

前回のきゅるきゅる虫事件に関して情報をお寄せ下さった多くの方々、まことにありがとうございました。
大半の方が私と同様"紙魚なのではないか"というご意見で自信を深めていたものですが、先日伊織ちゃんのご母堂によって正式に"きゅるきゅる虫=紙魚"ということが判明し、すっきりすることができました。

そういえばその伊織ちゃんが先ほど突然「巨乳!!?」と叫んだため、一時的に事務局は騒然となりました。
伊織ちゃんの目の前には日和ちゃんがおりまして、いったい女二人で何の会話をしていたものか、、、

の証言
日和さんが突然"巨乳"と言い出したから驚いて叫んだ

の証言
共同購入と言うつもりが"こうどうきょうにゅう"と言ってしまった。
巨乳とは言っていないと思う

この件に関しては恐らく日和ちゃんの方が正しいだろう。
伊織ちゃんが日頃からある特定の単語に関しては過敏なほどの反応を見せ、強引とも思えるほどの聞き間違いをしてみせるということを知っているからだ。
ということもあるが、単に日和ちゃんが共同購入をこうどうきょうにゅうと言い間違えたのは何も今回が初めてではないためでもあります。

他に日和ちゃんが間違いがちなものの代表例としては"スプライト"と"ストライプ"が挙げられますな。
日頃自分からこれらの単語を口にする時には頭の中で何回か言ってみてから口にしているらしいが、「ス、、トライプ」などといった調子で言い方が実に怪しい。
しかも何の脈絡もなく「しま模様を英語では?」と尋ねると、「スプ、、スト、、スプライト!」と、かなりの高確率で間違った答えを口にしてくれる。
一瞬悩んでいる様子も見受けられるのに、なぜか結局間違った方を答えてしまうその確率は私の概算ではおよそ八割五分といったところでしょうか。
その他にも語尾が「でしゅ」「ましゅ」になるなど、細かい言い間違いは日常茶飯事。

しかしそんな日和ちゃん、意外にも早口言葉が得意なのです。
事務局で言い間違いが最も多いと思われるのは真織ちゃんですが、彼女の場合は早口言葉もまったくダメで、早口言葉を言わされすぎて舌を噛んでしまった (上にその傷口がのちのち口内炎となってしばらくは飲み食いするたびに泣いていた)という痛々しい経験を持っているのですが、日和ちゃんの場合は難なくすらすら言えてしまう。
それに対抗意識を燃やす面々が集まり、何故か早口言葉大会が開催されてしまう始末。

オーソドックスな"生麦生米生卵"に始まり"新春シャンソンショー"、"この釘抜きは引き抜きにくい"。
そして、全員が苦戦したのがこの二つ。

"お綾やお謝りなさい"
"ジャズ歌手シャンソン歌手"

なんとかこれを言ってみせようと全員が熱くなって同じ言葉をひたすらつぶやき続ける、、という光景は実にシュールなのですが。
君たち仕事をしなさいよ、と、相変わらず当人たちには言えずにいる熊谷もそっとデスクでつぶやいてみました。

"おあややおやあやりなさい、、、"
"じゃずかすさんしょんかしゅ、、、"

日和ちゃん、なぜこれが言える、、、?