熊ブログ
========
転送電話
========

熊谷です。
遅い冬休みを追え、戻ってきてみれば交換日記もいつの間にか私の順番が巡ってきており、ネタ探しに眼を血走らせる日々です。

そんな中、やはり私を救ってくれるのはこのお方。
我らが響子嬢であります。
先日、珍しく事務局が無人状態になる、ということがありました。
このような場合、別部署に電話を転送し、応対をお願いするのが弊社の通例なのですが、自分宛ての急ぎの電話が入る可能性が高い、と響子嬢が名乗り出たため、事務局専用携帯に転送をかけてそれを彼女が持つ、ということになりました。

その予想は当たっており、外出中にやはり電話が来たことで「転送かけておいてよかった」と電話を切った響子嬢はご満悦。
そして事件はその後に、、、

「もう誰か戻ってるかもしれないし、他に電話が来る予定はないから転送解除してもらおう〜っと」
そう言って電話を耳に当てた響子嬢は、すぐに首を傾げました。
「話し中だわ。もう誰か戻って電話を使ってるのね。Yちゃんかな」

、、オイ、あんたまさか会社に電話をかけたのか!?
あんたが今手にしてる電話から会社に電話をかけたら、当然その電話に転送されるんだから話し中になるのは当たり前だろう!

響子嬢に同行していた我々は、てっきり誰かの携帯に電話をしていたものと思っていたために一瞬あぜんとし、その直後に怒涛のツッコミを一斉に入れてしまいました。

「あ、そうかそうか」と言って響子嬢があたふたと取り出したのは自分の携帯。
そうだ。
それで誰かに連絡して、転送を解除してもらいなさい。
そう我々がうなずいたとたん、響子嬢のバッグから鳴り響く電話の音。
この音は、、事務局携帯の音、、、
そう気づいた時の我々の脱力感をわかってもらえるだろうか、、、

だから会社に電話してもあんたの持ってる携帯に転送されるんだって言ってるだろう!?

再び我々のツッコミを受け、しょんぼりとする響子嬢の姿と、響子嬢のボケっぷりにがっくりとする面々を尻目に、私はただ一人、「今週のネタは決まったな、よくぞやってくれた!」と内心で快哉を叫んでおりました。