熊ブログ
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子嬢と真織ちゃん
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急に夏が来たかのように突然暑くなった気がします。
暑いのが苦手な我々男性陣と冷えを気にする女性陣の冷房設定温度争いが繰り広げられる日もそう遠くはないでしょう。
既に年中行事と化しております。

今週は響子嬢と真織ちゃんの強化週間。
この二人が似ている、というのは以前にも話した気がしますが、よりしたたかなのは真織ちゃんの方だと思います。

うちの事務局は女性が多いせいか甘味を手土産に持ってきてくれるお客も少なくない。
私などは甘党なので素直に喜んでおりますが、一部には甘い物が苦手な人もやはりおりまして、そういう人達の分については女性陣の中でも特に甘い物好きな響子嬢や真織ちゃんに行くことが多いようです。

それで、女性陣達のお菓子の選び方ですが。
まず最初に選ぶ権限を持っているのは響子嬢です。
見ていると年齢順に選ばせていくようになっているようです。
しかし、彼女達の中には何やら暗黙の了解があるようで、、、
響子嬢が最初に選ぶ際に、「これとこれのどっちにしよう」と悩んだ結果選ばなかった方を誰も選ぼうとしないのです。
これは、後からもう1つ選ぶことのできる響子嬢のために、皆が気を遣って残しておいてあげようという心遣いのようなのです。

しかし、そこに颯爽と現れる伏兵。
それが真織ちゃんです。
皆が残していた響子嬢の好物を迷わず選びます。
その瞬間、女性陣の間に走る動揺のさざなみは見ていて非常に面白い。
響子嬢の次に年かさの女性局員が目で合図をしても真織ちゃんは気づいていないのか(気づいている、と私は確信しておりますが)平然とした顔をしております。

確かに響子嬢の選ぶ菓子は美味しそうなんだ、、、
彼女のオススメを食べるとほぼハズレなしなので、真織ちゃんの気持ちもわからなくはない。
そもそも真織ちゃんにだって好きな物を食べる権利はあるはずだしなぁ。
しかし、何も気づかず、「一番に選ばせてもらっちゃった」「二個も食べちゃった」「真織に一口もらっちゃった」と嬉しそうにニコニコしている響子嬢を見ると何だか哀れなような、、、
あんた騙されてるぞ!と叫びたくなる気がするのですが。

この件について真織ちゃんに問い質したところ、「ニヤリ」と笑われました、、、
女は怖いですよ、、、