ちょっとどうゆう登場の仕方をしていいのか、迷うわね、、、響子よ。
交換日記。
日和は中学生以来と言っていたけれど、私は実は大学時代ぶり。
裏タラクだから言っちゃうけれど、同じ大学の男性と1年間ほど、交換日記をしていたわね。
働きながら大学へ来ていた、6つ年上の彼との交換日記は、中高生の時のそれとは違って、刺激的。
う〜んん、、、
ま、そんな話はおいといて。
お題は初めて買ったCDよね。
CDかぁ、、、何だったかしら。
覚えてないかも。
1980年の初頭にCDプレイヤーが発売されるものの、すぐに新製品を買うほど裕福な家でもなかったし、それを羨ましいとも思わず。
なんだかんだで結局、CDプレイヤーを買ったのは働くようになってから。
ってことは、自由にできるお金もあるし、それほど思い入れもなく、何かをさくっと買ったのだと思うわ。
そうよ、どーせ私はレコード世代。
だから、CDよりも前のことなのに、おこづかいを我慢して買ったレコードについては、今も記憶に残ってるわね。
年の離れた兄と弟がいて、小さい時から兄の洋楽のレコードに囲まれて育ったのよね。
骨太のロックからオールディズまで、1人に一台オーディオが当たる時代じゃなかったから、茶の間で強制的に聞かされてたわよ。
一発屋のリーダー的存在、ナックの「マイシャローナ」なんかが、ただただ繰り返し流されているような、そんな時代。
けれど、そうは言っても昭和歌謡華やかなりし頃。
テレビでは松田聖子やトシちゃんマッチなど、深夜のテレビショッピングでコンピレアルバム化しているような名曲がオンパレード。
そんな中、初めておこづかいで買ったレコードは、松山千春とビリージョエルのアルバム。
2枚のLP盤を抱えて帰った日のことは忘れないわね。
どっちから先に聴こうかな?
と悩みながら帰り、結局北海道が生んだスーパースターの千春の方を先に聴いたんだっけ。
アルバムタイトルは「木枯らしに抱かれて」。
すでに「旅立ち」や「季節の中で」などの大ヒットを飛ばしていた彼の、比較的静かな、けれど熱い思いのメッセージがつまった作品。
このアルバムの翌年、あの「長い夜」が発売されるのよね。
当時は、アルバムの中にシングルカットされた曲が入っていると、なんだかもったいないような気がしていて。
収録曲全てが始めて聴く新曲で、嬉しかったなぁ。
けれど、実はそれほど千春ファンだったわけではなくて、千春のアルバムを買ったのは、後にも先にもそれだけ。
そして、ビリージョエルは、前述のアルバムと同じ年に発売されていた「グラス・ハウス」。
ピアノ・マンやストレンジャーでヒットを飛ばし、「ニューヨーク52番街」ではグラミー賞の最優秀賞アルバム賞、最優秀男性ボーカリスト賞を獲得した、その次のアルバムだったんだけど。
そう考えると、ヒットアルバムよりも、その狭間にいぶし銀のような輝きを見せるレコードを買っていたように思うわ。千春もしかり。
だから収録曲を書いても、きっと皆はわからないと思うのよねぇ、、、ってゆーか、それ以前の問題か?古すぎ?
アルバムタイトルを彷彿とさせる、ガラスが割れる音から始まるオープニング。
カッコイイのよっ!
「ロックンロールが最高さ」では、ピアノ・マンもロッケン野郎だったことを知らしめるご機嫌なナンバーだし。
でも、一番のお気に入りは「レイナ」という曲。
それこそ、レコードが擦り切れるほど、ハードローテーションを手動でやっていたっけ。
その頃、友人から「アバ」や「ノーランズ」のレコードを貸し借りしたりして。
学校で「たのきん」の話で盛り上がるグループもいれば、ベィシティローラーズを懐かしむような会話もありの面白い時代。
その後私は、MTV、ベストヒットUSAを経由して、モータウン系へとのめりこむのよね、、、
ま。
続きはまたいつかね。