以前車を数台保有していると言ったところ､
熊谷はそんなに金を持っているのか?
と思った方もいたようで､､､

自分で断言してしまうのもむなしいのですが貧乏人です｡
車税の支払いに四苦八苦しております｡

私が買う車はほとんどが知人からの個人買によるものです｡

お金を支払うこともありますが車同士の交換､
あるいはｱﾙﾐ･ｴｱﾛなどの部品との交換ということもあります｡

金額も十万円以下のものが大半です｡
店に持っていっても下取りがつかないような､
しかしまだまだ現役で走れるぜ､という車を仲間内で回しているのです｡

譲りうけた時点で車検の残り期間が少ないものも多く､
車検が切れたためそのまま書類上は廃車にしてしまい､
ﾚｰｽをやっている友人たちのﾚｰｽ専用車としてｻｰｷｯﾄに置いてある車も数台あります｡

古い車には新しい車にない面白さがあるとか､
新車と違って気がねなく乗りまわせるとか､
今時の新車には心をひかれるような車がなかなかない､
といった理由もさることながら､基本的には貧乏性なのだろうと思います｡
まだ走れるのにもったいない､かわいそうじゃないか､と思ってしまうのですな｡

私が子供の時分には一家に一台あるかないかといった状態だったのに､
今や私でさえも一人で二台､三台と所有することができる｡

安くなったのは嬉しいのですが､
昔はよく見かけた非常に使い込まれたというか
乗り込まれたというか､そんな車をあまり見かけなくなった気がします｡

今職場から外の道路を見下ろしても､道行く車はみな新しくてｷﾚｲなものですね｡

だったらｵﾏｴは新車を欲しくないのか?と問われると､
もちろん好きな車であれば欲しいわけで､
みんなもっと車を使い込め!と言いたいわけでもないのですが､
ふと時代の流れを感じてしみじみしてしまったりするわけです｡

そんな私の愛読書(漫画)は
｢ｶﾞﾀﾋﾟｼ車でいこう!!｣(山本ﾏｻﾕｷ著)でありました｡