数日間の振替休暇を楽しんでおりましたが、本日戻ってまいりました。
休暇前はあれもやろうこれもやろうと目論んでいたのですが、意外と何もできないもので気づけばあっという間に日は過ぎておりました。

さて、本日は日和ちゃんについて。
日和ちゃん。
日和さん。
謎の人物です。
一見するとかなり"デキる"風の女性で、一時よく耳にした「バリキャリ」なる単語を彷彿とさせられる女性なのですが、話しているとどこからともなく緩い空気が漂ってきます。

そして笑い声が、、
あえて文字にするなら「うふふ」だろうか。
実に嬉しそうな、どことなく思わせぶりなその笑い方がオジサン(といってもそんなに年は変わらないが)をもやもやとさせてくれます。

仕事をしていると突然一人で笑い出したり、恥ずかしがったり(?)、見ていて飽きないといえば飽きないが、謎というか不気味というか、、、本人なりに理由はあるようですが、端から見ていてもそんなことはわからないので実に謎めいているというか、、正直に言ってしまえば変だぞ、と。

あとは突然人に向かって「熊さんは緑ね」などと謎の内容を口走ることがあります。
そのあとに説明が続くのかと思いきや、言うだけ言ってスタスタと行ってしまう。
何だ、何が緑なんだ、、
シャツか?下着か?ネクタイか?

ところで日和ちゃんと響子嬢というと、うちの事務局の二大忘れ物(物忘れか?)女王でもあります。
ある時二人が一緒に外出し、なかなか戻ってこなかったことがありました。
社内に最後の一人となった私も仕事を終え、さて帰るか、とタイムカードを押して会社をあとにし、愛車で帰宅していたところ突然車内に響き渡る携帯の着メロ。

このメロディは仕事関係の電話だ、と慌てて車を停めて電話に出たところ、「助けて!」という響子嬢の声が。
何ごとかと驚いて話を聞くと、何と二人とも会社の鍵を持たずに出かけていたそうで、そりゃあ気の毒に、、っていや、ちょっと待て。
君たちはさっき電話で「遅くなりそうなので皆さん気にせずあがって下さい」って言ってなかったか?

どうやら二人はお互い「相手は鍵を持っているもの」と思い込んでいたそうです。
会社の鍵だけならまだしも、家の鍵まで会社に置いてあったそうで(それも二人とも)大いに慌てた、と動揺を隠せない響子嬢の隣で日和ちゃんはのんびり笑っておりました。
「あー、焦りましたぁ」という口調には何の緊迫感も感じられず、、

余談ですが、我々、ランチに出かけた響子嬢から突然電話で呼び出されたことが一度ならずあります。
電話の内容は「お財布忘れた」でした。
食べてから気づいたんだそうで、、
これが「お財布にお金入ってなかった」だったこともありました。
財布に数十円しか入っていないというのは社会人としてどうなんだろうか、、

こういった事件のせいで、最近では響子嬢や日和ちゃんが外出する際は女子局員が総出で「鍵持ちました?」「お財布は?」「お金入ってますか?」と世話を焼く始末。
果ては「ハンカチは?」「ティッシュありますか?」など、まるで母親のように、、、
その甲斐あってか、最近は二人ともあまり忘れ物をしないようです。