本当は久々に書籍の感想を書こうと思っていたのですが、選んだ本が分厚すぎて読みきれませんでした。
週末には読み終わるはずですので、感想は次回のブログまで持ち越しということで、今回は真織ちゃんについての私見を。

真織ちゃんは普段みなさんがステーションやWEBで目にしている通り、天真爛漫なお嬢さんという感じです。
成人女性だというのは頭ではわかっておりますが、いざ彼女を目の前にすると背が小さいのと童顔なのと、あの間延びした口調とでどうも子供扱いしてしまいがちです。
立ち話をする時はいつの間にか真織ちゃんの目線まで腰を落として前かがみになっていることもあります。

ところで、真織ちゃんは食べ物に弱い。
我が社では規定の昼休みはあるものの、事務局の男性陣は規定の時間通りに休む者はあまりおらず、ある程度仕事がキリのいいところまで片付いたらそこで昼食に、ということが多いのです。

その頃には女性陣のほとんどは昼食を終えていると思います。
彼女達は一緒にお弁当を食べたりランチに出たりするので、たいてい規定の時間に休憩を取っております。
最近は響子嬢の指導で謎のガニ股運動も行なわれているようで、、、

話がズレましたね。
、、、恥ずかしながら私は甘い物が結構好きでして、昼食後にはデザートを食べることが多い。
デザートといってもコンビニで買ってきたプリンやアイスのようなちょっとしたものですが、そのちょっとした甘い物を食べると非常に幸福感に包まれます。

外から帰ってきて、コンビニで買ったそれらの封を切る。
顔の左半分に強烈な視線を感じます。
突き刺さるような視線です。
あえて無視、、、したいのですが何故か振り払えず顔を上げてしまうと、そこには指をくわえんばかりにしてこちらを見つめている真織ちゃんがいます。

「食べたい」
「美味しそう」
「いいなぁ」
何も言われずとも、その目が語っています。
既にその前に昼食を食べているはずなのに、まるで飢えた獣のような瞳でこちらを見ているのです。
結局その視線に負けてデザートの半分ほどは真織ちゃんの胃に収まることになりますが、そのおかげか「熊さんっていい人」という評価をいただいているようです。

そういえば真織ちゃんの不思議、というのがありまして。
昼食から帰ってきた女性陣が「お腹いっぱい、しばらく何も食べられない」と言っていても、彼女たちと一緒に帰ってきた真織ちゃんは「お腹空いた!」と叫んでお菓子を食べたり、時にはおにぎりを食べたりしているのです。
真織ちゃんだけ違う物を食べたのか?と思って訊いてみると、みんなと同じランチセットを食べたという。
あんなに小さいのに、いったい何にそんなにエネルギーを使っているのやら、、、?

以前誰かが言っていた気もしますが、真織ちゃんはお腹が空くと本当に泣いていることがあります。
残業中などに「お腹空いたよぅ」と言って突然泣き出した時には途方に暮れました。
お腹が空いたからといって泣くのは乳幼児ぐらいかと思っていたのですが、、、成人女性でも泣く人はいたのだな、と。

まるで欠食児童のような真織ちゃんですが、意外とシッカリしているところがあるように思います。
まず、人の意見に流されない。
人の意見に「そうなんだ」と感心はするけれど、鵜呑みにはしていないように思います。
あとは自分の考え方をシッカリ持っているかな。
かなり独特の考え方をしている部分もありますが、、、それが年代の差のせいなのか、真織ちゃんの個性なのかが未だによくわかりません。

そういうところをあとから思い起こすとやはり真織ちゃんは一人の大人なのだな、と思うのですが、、、本人を目の前にするとどうも、、、しかし真織ちゃんも自分が人からそう見えているのを利用している節もあり、、、
シッカリ者というよりも、実はチャッカリ者なのかもしれませんな。